【どちらがお好み・・?】
スーザン は気取った歩き方をしながら 夫人たちを客間に案内して来た。 誰1人、100番の糸で編んだ5インチもの幅の クローセ編みレース を飾りに付けたエプロンを 持っている者はいないと思うと、良い心持だった。 1週間前、シャーロットタウンの博覧会で スーザンはこのレースで1等賞を取ったのである。 【「炉辺荘のアン」 第34章】 |
快晴の秋晴れが続きます。雲、一つない空。
太陽燦々の日中は、それでも汗ばむ陽気ですが、
日が沈む頃には俄かに秋。
おまけに日没も随分、早くなりました。
いつの間にか季節も老いて来たのだと感じる瞬間です。
さて、今日の写真。
一旦は断念しかけた、
黒レースの付け襟が完成。(薔薇模様)
実は、こちらのレース、
途中で放り、別の物を編みかけました。
例によって、あれがいい、
これがいいと目移りしてしまって。
案の定、そちらも一長一短で、
ほどく羽目に。
結局、こちらを仕上げることに。
何をしているのでしょう、私って。
真ん中で留めるブローチで、
いかようにも変わります。
赤のコサージュを除き、
残り二つは、どちらも薔薇のブローチ。
シックに、エキゾチックに。
そしてビーズのストール。
残念ながら私の手作りではありません。
【以前】 には作った事もありましたが・・。
ただ外で羽織るのは、引っ掛けそうで、
ビーズをパラパラっと落としてしまいそうで、
(しっかり縫い付けてはあるようですが)勇気がありません。
いいえ、1番の理由は派手過ぎることかも・・?
ただ、ずしりと重いので肩に掛けてもストールは、落ちて来る事はありません。
でも、肩が凝りそう・・。~なんて。
先日の映画 『木漏れ日の家で』 の主人公、
アニェラではありませんが、家の中ならいいかも知れませんね。
たいそう優雅な気分になりますし。
そうそう、『アンの世界』 では、チャティおばさん も、
「ビーズの肩掛けマント」 が欲しいと言っていましたものね。
こんな風に 「想像の余地」 で遊ぶのは、自由自在です。