【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

すぐそこにある別世界~その2

2012-04-13 19:41:51 | レトロ(素敵)な空間~散策










2人は美に取り巻かれていた。
思いがけない色彩が森の暗がりに光り、
心を誘う間道に輝いていた。
春の日光は青い若葉越しに洩れ射していた。
至る所から小鳥の賑やかなさえずりが聞こえた。
黄金を溶かしたプールで水浴をしているかの
ような気持ちにさせる小さな窪地があった。
(中略)
桜並木 は前より古びていたが、
雪を頂いたように花を付けていた。                  
                  【「炉辺荘のアン」 第2章】










   


   午前中は概ね晴れの天気になりました。
  午後からはゆっくり下り坂に。所謂(いわゆる)、花曇りですね。

   さて、「春に3日の晴れなし」の諺(ことわざ)通り、
  つい先程から雨が・・。(18時頃から)

   お天気の崩れもあるという事ですし、
  我家の二階から見える、ほんのりピンクに染まる里山の桜が、
  どうにも気になりますので出掛けて来ました。

   早くもひらひら花吹雪。思い切って出掛けて良かったな、と。
  この雨で大分、散るでしょうね。

   今年は生憎、青空を背景にした桜とは無縁でしたが、
  美しい桜を見る事が出来ましたので良しとしましょう。




【まるで万華鏡を覗いたよう】






   


   お弁当も持たずに急遽(きゅうきょ)出掛けたものですが、
  出掛けて来て良かったと実感。

   森の中は(という事に)・・、上記の引用文の如く。
  尤も桜の種類は、『アンの世界』 のものとは違うようですね。

   桜の芳香もたっぷりで、香りのほろ酔い気分。
  今日のような天気の日は香りも、より強いのかも知れませんね。

   そして私だけの秘密の場所? も健在。   
  今度は、必ずお弁当を持って出掛けるとしましょうか・・。