
【「輝く湖水」の菜の花】



・・・空気はビロードのように柔らかく、 すみれのようにかぐわしく、 琥珀のように 黄金色 をしていた。 「まあ、何て美しい、せいせいした所でしょう。 まるで日光に酔いしれるような気がするわ」 【「アンの青春」 第27章】 |

今日も昨日とほぼ同様の天気となりました。
昨日に続き、今日も黄砂。白い太陽です。
当然、晴れていますのに、どんよりとした空。
ただ昨日と違うのは、早くもお天気下り坂との事。
でも、この黄砂をサ~ッと洗い流してくれるのなら・・。
雨もいいのかも。ふと、そんな事を考えてみたり。
果たしてどうなのでしょう・・? そして又々、寒くなるのだとか。
ところで。何をぼんやりしていたのでしょう、私って。
つい先日、話題にしたばかりですのに、「野村紅葉(ノムラモミジ)」 が
赤くなっている事に全く気付きませんでした。
まさに今日、そよそよと風に揺れている姿を見て、
まるで狐につままれているように感じたものです。




今日も、いつもの道草です。
今日はリラ版、
「輝く湖水」 までやって来ました。
尤も、どこにでもある
単なる溜池ですが、
相も変わらず私の中では
『アンの世界』 の湖と一緒です。
その湖? の周りは今丁度、
菜の花が満開ではないかと
思ったものですから。
案の定、土手は檸檬色に染まり、
辺りは菜の花のかぐわしい香りで
咽(むせ)るほど。
おまけに花桃の濃いピンクも
彩りを添えてくれて。
こんな水辺は 「想像の余地」
には事欠きませんものね。
そうそう菜の花と言えば、檸檬色。
こんな黄色系は、それほど好きな色という訳ではありませんが、
「檸檬色」 という言葉は大好きです。響き、語感も素敵。
それに檸檬は 「初恋のイメージ」 と言いますか・・
清潔で甘酸っぱい思い出も重なりますもの。

