



「あたし、この雨がどんな働きをするかしら、 あたしの庭がどんなに喜ぶかしらって、 そればかり考えていたのよ。 (中略) あたしね、えぞ菊とスイトピーと、 ライラックの繁みの中のカナリアと、 それから庭を守る木の精の対話を 描き出したの」 【「アンの青春」 第18章】 |

起床時には若干、降っていた雨も程なく上がり、
天気予報通り晴れて来ました。湿度は昨日並み。
気温も30度を越えましたから、不快指数は上がる一方です。
湿気を含んだ風ですが、それでもあるだけましかも知れません。
雨は上がった訳ですが、水の恩恵をたっぷり受けた庭の植物たち。
どくだみを採取して地肌が見えていた地面も、
再び瑞々しい緑に覆われて来ました。
ところで冒頭の写真。
既に何度目かの花ですが、写真は今年、初めてですね。
ご覧の通り、向日葵と共に太陽が一番似合う花、ハイビスカスです。


そして、こちらは日本の夏の象徴である、朝顔。
西洋朝顔(ヘブンリーブルー)は既に咲いていますが、
玄関先の、こちら(日本朝顔)は初めてです。
この朝顔に浴衣、団扇、簾(すだれ)などは、日本の夏の風物詩。
こんな時、これらに一番合う、昔ながらの日本家屋が無性に恋しくなります。