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「鶯を今日初めて聴きましたよ」 と本多は、近所から買って移した 疎らな檜林の、まだ葉にも枝にも いじけた弱さの残る梢を 見霽かして言った。 「三月半ばから鶯が来るのね。 五月になれば時鳥を御覧になるわ。 お聴きになるのではなくて、御覧になるのよ。 時鳥が鳴きながら飛んでいる姿を見られるのは、 ここぐらいのものじゃなくて?」 【三島由紀夫作 「暁の寺」 ~豊饒の海】 |
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ごく弱い雨で明けた今朝。
そう言えば、早朝(午前5時)には鶯(うぐいす)も鳴いていましたっけ。
その後は蝉(せみ)も。尤も今朝は、ほんの一鳴きでしたけれど。
美しい鶯の声には夢現(うつつ)。
“鳴いているな・・” という感覚でしたが、
蝉の鳴き声には、さすがに目覚めさせられたものです。
そのお天気、午前中は降ったりやんだり、
はたまた太陽と、何ともせわしない空。
今日も昨日の夕立のお陰で、気温は大幅にダウン。
しかしながら湿度は昨日以上に高いので、大層、蒸し暑く感じます。
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スッキリ、爽やか・・と行きたいですね。
それには視覚的にも 青 がいいですね。
大好きな青色でお茶と致しましょう。
およそ一週間振りですね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、開店です。
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着なくなったスカートの
リフォームです。
~なんて。
裾柄を利用し、輪にして
突っ張り棒を通しただけの、
超簡単な代物です。
もう少し凝って、
レースをくっ付ければ
いいのでしょうけれど。
めんどうですので、
そのままです。
そう言えば、
カップも先日のもの。
必ず換えていたのですが、
だんだん横着になっています。
でも、お気に入りだから
良しとしましょう。
ところで今日の例文。
この会話の舞台背景は、つい先程、
世界文化遺産に登録された、富士山近郊の別荘地。
(余談ですが、何と美しい言葉遣いでしょう)
と言っても、まだ戦後すぐの時代ですから、
今と違って富士山の自然もまだまだ残されていた筈です。
それから60年余り。
富士山などの深山ではないにしても、山で鳴くと思っていた鶯が、
こんな住宅地にまで飛来し、蝉と一緒に鳴いています。
こんな事は初めてなものですから、ちょっと心配したものですが・・。
鶯が夏になっても鳴くのは、あながち変ではないそうですね。
中には10月頃まで鳴くのもいるとか。
ただ普通に考えれば、山に棲む鶯に比べ、
住宅地に棲む、鶯の生活環境は良い筈はありませんね。
山がなくなった・・その一語に尽きると思うのです。