【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

生命の宴

2013-08-01 16:31:36 | リラのお気楽ユメ日記





【羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)】
 




ある気持ちの良い 8月 の午後のこと
(中略)
斜面を成した畑は青いもやに包まれて
豊かな収穫を約束している。
そよ風が微かな音を立てて
ポプラの木々に囁き、
桜の果樹園の片隅には、
薄暗い若樅わかもみの茂みを背に、
燃えるような赤い芥子けしの花が首を振っていた。       
                    【「アンの青春」 第1章】




   昨日もそうですが、今日も午前中は鬱陶しい天気になりました。
  そのせいか気温のわりに蒸し暑くて。
  こんな日でも蝉は、姦(かしま)しく。

   限られた命、全身全霊をかけて鳴いているのでしょう。
  でも限られた命は、人間も同じ。そんな蝉に文句など言えませんね。

   さて、早いもので今日から8月ですね。
  まだまだ若いと思っていましたのに、
  一体、いつの間に・・? と言った気分。

   おまけに雨上がりの今日は、余計にムシムシして、
  ジト~ッと纏(まと)わりつくような暑さになっています。

   一方、『アンの世界』 の8月。
  爽やかな8月のようですね。しばし、そんな世界を。

   ところで、ここ2、3日、裏庭に出ると、1匹の黒い蜻蛉(ハグロトンボ)が
  ヒラヒラと決まって現れます。まるで私を待ち構えてでもいたかのように。

   自分の居場所はここだとばかり、決して南側には出て来ません。
  裏庭の一定の場所をヒラヒラ・・。
  ちゃんと領分をわきまえているようです。

   ~なんて思っていましたら・・。
  まだ幼い蜻蛉は、森林などの暗い場所を好むのだとか。

   成虫になると明るい場所に出て来るそうです。
  ということは、まだ幼い蜻蛉なのでしょう。

   そうそう、この蜻蛉、「神様蜻蛉」 という別名も。
  どうやら、黒い羽根をはためかせながら飛ぶ姿が、
  幽玄だから・・という事らしいです。

   そして、そして・・。今日はとんでもないお客様も。
  胡瓜の支柱に棒のようなものが・・と近寄ってみますと何と蛇!!!

   いつの間にかいなくなりましたが、(一体、どこへ・・?)
  この庭では初めてです。蛇だけは苦手です。