【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

セピア色の特等席

2013-08-30 17:30:17 | リラのお気楽ユメ日記






エミリーは貯蔵室で
塩を探している間に大発見をした。
棚の一番上にごみだらけになった本が
積み重ねてあった。
(中略)
エミリーは本の山をひっくり返した。
それを片付けている間に
一冊の切り抜き帳を発見した。
ルーズリーフが一枚落ちた。              
              【「エミリーはのぼる」 第21章】




   8月も残す所、後2日。
  ここ何日か “秋” を感じていましたのに、
  今日は又、あの暑い夏に逆戻りです。

   これから一週間も曇りや傘マークながら、
  気温は高いですものね。もう少し、辛抱が必要なようです。











   
   ところで暑さは同じでも、あの盛夏の頃とはどこか違います。
  太陽の位置が違えば、文字通り盛夏と晩夏の違い。

   その上、夏も終わり・・という、ある種の寂寥感(せきりょうかん)。
  昼の長さもひと頃に比べれば随分、短くなりました。

   そして不思議な事に、暑くてもセピア色に抵抗感がなくなり。
  そんなこんなで。私だけの特等席に直行です。

   そうそう、今日の例文。
  ご存知の通り? 私はもう長い事、ごそごそと家の中を整理をしています。

   そんな風ですから、今日の エミリー のような出来事は日常茶飯事。
  本来の探し物とは別な物を発見し、その目的も忘れ夢中に。
  まるで宝探し気分です。

   いかんせん、肝心の整理はそっちのけで時間を忘れる羽目に。
  従って、一向に片付きませんけれど。

   見つけたのは、このアガサ・クリスティーの本。
  表紙の裏側のあらすじを読んでも、すっかり忘れています。

   いいえ、(何ページか読み進めましたが)読んだ記憶はありません。
  求めた事すら忘れていたという有様です。

   先日の 『ビッグ4』 からこちらに急遽、乗り換えましょう。
  痛快無比なスパイ・スリラーです。