【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

セピアの美意識

2013-08-26 17:40:37 | リラのお気楽ユメ日記








アン は・・・大きな松の木に望んでいる
部屋に特別引き付けられ、
これを自分のにしたいと願った。
水色の壁紙が張ってあり、
蝋燭ろうそく受けの付いた、
小さな昔風の化粧台が置いてあった。
菱形ガラスのはまった窓には
青いモスリンのふさ飾りの下に、
勉強や夢想に打ってつけの座席があった。                
                  【 「アンの愛情」 第10章】




   昨夜から今朝にかけてモーレツに感じた “秋”。
  8月になってから連日の猛暑でしたものね。

   これから後も気温が下がる事なんて、
  ないのでは・・? と思わしめた今年の夏。
  こんな感覚、本当に久し振りです。








   さて、おかしなもので、ちょっと涼しくなった途端に
  家の中をごそごそと動き回っています。

   いつもの珈琲カップを、
  ただ違うものに代える事すら億劫でしたのに。

   そして涼しさを求めていた部屋ですが、
  現金なもので俄かに、セピア色が恋しくなりました。

   ところで動けば、忘却の彼方にあった雑貨も出て来る始末。
  出て来たのは、ちょっとアンティークなコルクボード。
  これには、セピア色のカードを飾って。

   たったこれだけで、『アンの世界』 の部屋に迷い込んだよう。
  ~なんて。ここでも 「想像の余地」 という魔法が大活躍です。