「・・・完成した庭って本当に 面白くないでしょうよ、スーザン。 自分で働くのでなかったら 庭の意味がないわ。 あたしは草取りをしたり、掘り返したり、 植え替えたり、模様替えをしたり、 刈り込みをしたりしたいのよ。 自分の好きな花を天国でも欲しいわ・・・ しゃぐまゆりよりあたしの 三色菫の方がいいわ、スーザン」 【「炉辺荘のアン」 第5章】 |
青空があり、太陽と白い雲。
今日は、そんな朝を迎えました。随分、久し振りな気がします。
気温の方は・・ちょっとヒンヤリしているでしょうか。
一たび庭に出れば、やがて咲くであろう春の花が、
ツンツンと花芽を伸ばしています。そんな花たちに接すれば・・。
まだまだ短い、生えたばかりの草を抜いたり、葉殻を取り除いたり。
いつの間にか長居をしている事に気付きます。
『アンの世界』 の アン さながらに。
イケナイ、いけない・・。紫外線予防は “今” から。
油断してはいけませんね。早速、帽子を用意しませんと。
さて、今日の写真は一昨日の
梅を見ての帰り道のもの。
性懲(しょうこ)りもなく
又々、道草という訳です。
もう本当に少なくなり
ましたが、ところどころに
昭和の香り漂う風景に
出会います。
それは住宅だったり、
お店だったり。
両側が現代的なビルの谷間に
古式豊かな日本家屋があると
思えば、ガーデニングで趣向を
凝らした洋風建築のすぐ傍に、
昭和の香りのするお店が
あったり。
かと思えば、こんな所に・・
と思う場所に突然喫茶店が
現れたり。勿論、昭和の佇まい。
「喫茶、軽食」 とありますから、
オムライスなんかもあるのでしょうか・・。
~なんて。オムライス好きですから、ついつい想像が膨らみます。
昔ながらの古い街ですから、新旧入り混じっています。
統一感がないと言えばそうですが、それが妙に温かいような気もして。
久し振りの道草は、こんな風に。
~次回に続きます。