【半分以上木が抜かれた 「梨園」。そのずっと奥には・・】
けだるい日々、太陽の輝く青空、 まだ青草の萌え出ぬ大地に 喜び迎えられるにわか雨の柔らかな音、 水仙やいちはつや菫、 淡紅色と白の妖精国と化した 果樹園、 小川のせせらぎ、小鳥の美しい歌。 そうだ、妙なる春の喜びが満ち満ちていた。 【「アンをめぐる人々」 5.】 |
早くも真珠色の空で迎えた今朝。
それでも日中は時折、日も射して暖かくなりました。
どうやらお天気は下り坂のようですね。
何とか今日一杯は持つようですけれど。
【二代目 「雪の女王」】
さて、今日も昨日の続き。
やはり・・と言いますか、
私の足は 【例の場所】 へと
向かっていました。
建物が残るそうで、
一応安心はしたものの、
その後、どうなったのか
気になります。
周辺の木が切られ、
様相は少なからず
変わっていました。
白い花の咲く梨園は、
手前半分がもうありません。
勿論、中には入れません。
(立ち入り禁止の立看板)
そんなこんなで。
ぐるりフェンスの張られた
周辺を歩いてみる事に。
“アラッ!? 梨園の奥に
こんな木、あったっけ・・?”
そう言えば・・。
フェンスに沿って夾竹桃の木が鬱蒼(うっそう)と
茂っていた事を思い出しました。
道理で中が見渡せなかった筈です。
淡いピンクの木。これも梨の木なのでしょうか・・?
そうそう、これまでリラ版 「雪の女王」 と呼んでいた梨の原木は、
元の場所に1本だけ残っていましたが、もう盛りを過ぎていました。
でも、二代目の 「雪の女王」 も、こちらに発見。
それにしても何事も終焉・・というのは物哀しいですね。
跡地は公園に生まれ変わるそうですが、
歴史の余韻が感じられるものになって欲しい・・
と願うばかりです。