外は 3月 の寒々とした薄暮の中に 白い死のような世界が横たわっている。 庭やポプラの 先の方に広がる ニュームーンの牧場はひどく寂しげに見え、 その向こうに残光が 強烈な赤い条となって走っていた。 【「エミリーはのぼる」 第18章】 |
こんな空で明けた今日は大層、寒い朝となりました。
昨日もそうでしたが、これは2月上旬頃の気候とか。
ただ実感として、その頃とは全然違う気がします。
光が違う、空気が違う、そして何よりも気持ちが違います。
何と言っても、“もう 3月”。
寒くても、もう少しの辛抱ですものね。
今日は、日中も少々肌寒いような気がしたものですが、
それでも 『アンの世界』 のように、
薄暮の中に白い死のような世界など、横たわってはいません。
丁度、目の前の東の空には、ほぼ真丸いお月様。
17日(月)が満月なのですね。お月さまと視線が合い、ドキッ!?
薄暮の中、時間の経過と共に、
白から黄色に変わるお月様を楽しんだものです。
ところで冒頭の写真。
今日、近所の友達が届けてくれました。
それは季節を先取りした、ほんのり桜色の葛湯。
桜と言えば夢色。
もう少ししましたら、その夢色ドラマが開幕ですね。
こんな風に記しながら・・。
一方では、もうそんな季節になったのかと驚く私がいます。
そうそう、こちらの賞味期限は6月。
世界が桜色(夢色)に染まる桜の季節まで取って置きましょう。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 では、こちらを振舞います。
皆様、どうぞ振るってご来店下さい。
~なんて。