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【「木香薔薇(モッコウバラ)」】
晴天が続きます。
今日も、ほぼ昨日と同様の朝を迎えました。
山の右上に、こんもり天蓋(てんがい)のように見える
淡いピンクの桜も健在。後、ポツポツと点在している桜も。
毎朝のほんの小さなセレモニー。
変わらない姿に安心している私がいます。
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「花舞小枝(はなまいこえだ)」。
又々、美しい日本語です。
その意味は・・?
“春風に揺れる花を支える
小枝のような黄色味がかった
しなやかな茶色”
~の事だとか。
写真は昨日も登場した、
「木香薔薇(モッコウバラ)」。
まさに前述した花舞小枝
そのものではありませんか。
思えば昨年の秋・・。
すがれ行く藜(アカザ)の美に
殊の外、魅了されましたっけ。
一方、春の花舞小枝は何と
生き生きしているのでしょう。
木香薔薇自体、
小さな花と葉っぱですが、
萌える春の躍動感に満ち溢れている気がします。
それにしても春の花ではなく、
葉っぱに小枝に、こんなにもしみじみ目を留めたのは初めてです。
そうそう、「幼い頃の幸せな時間」。
思い描いただけで、心がほんわか感に包まれますね。
何とも、ノスタルジーを感じるこの言葉。
実は、木香薔薇の花言葉です。
ジャスミンは1年目から、たわわに花芽を付け、
咽(むせ)るような香りを堪能したものです。
この木香薔薇は、3年目にしてやっと花芽を増やしました。
今年は、花の開花前にもこんな風に楽しませてくれて。
その上、芳香に包まれるのも、もうすぐです。