【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花舞小枝のノスタルジー

2014-04-09 17:00:07 | 香る庭の花綴り





【「木香薔薇(モッコウバラ)」】







   晴天が続きます。
  今日も、ほぼ昨日と同様の朝を迎えました。

   山の右上に、こんもり天蓋(てんがい)のように見える
  淡いピンクの桜も健在。後、ポツポツと点在している桜も。

   毎朝のほんの小さなセレモニー。
  変わらない姿に安心している私がいます。











   さて、今日のタイトルでもある
  「花舞小枝(はなまいこえだ)」。

   又々、美しい日本語です。
  その意味は・・?

   “春風に揺れる花を支える
  小枝のような黄色味がかった
  しなやかな茶色”
  ~の事だとか。

   写真は昨日も登場した、
  「木香薔薇(モッコウバラ)」。

   まさに前述した花舞小枝
  そのものではありませんか。

   思えば昨年の秋・・。
  すがれ行く藜(アカザ)の美に
  殊の外、魅了されましたっけ。

   一方、春の花舞小枝は何と
  生き生きしているのでしょう。  

   木香薔薇自体、
  小さな花と葉っぱですが、
  萌える春の躍動感に満ち溢れている気がします。

   それにしても春の花ではなく、
  葉っぱに小枝に、こんなにもしみじみ目を留めたのは初めてです。

   そうそう、「幼い頃の幸せな時間」
  思い描いただけで、心がほんわか感に包まれますね。

   何とも、ノスタルジーを感じるこの言葉。
  実は、木香薔薇の花言葉です。

   ジャスミンは1年目から、たわわに花芽を付け、
  咽(むせ)るような香りを堪能したものです。

   この木香薔薇は、3年目にしてやっと花芽を増やしました。
  今年は、花の開花前にもこんな風に楽しませてくれて。
  その上、芳香に包まれるのも、もうすぐです。