



「・・・あら、ここに門があって、 小径が森の中へ入って行ってるわよ。 この外れには家があるに違いないから、 行って、聞いてみましょうよ」 「何てロマンティックな古めかしい径でしょう」 曲がりくねった細道を伝いながら、 ダイアナが言った。 小径は、枝差し交わす樅の 古木の下を通っているので、 仄暗く、苔ばかり、生えていた。 両側には落葉が降り敷き、 ところどころ、日光が射していた。 辺りはしんと静まり返り、 浮世を遠く離れた感じだった。 【「アンの青春」 第21章】 |

花日和が続いていましたが、今日は真珠色の空になりました。
いいえ、花曇り。素敵な言葉を、ついうっかりしていました。
桜も丁度今は、花吹雪状態。
お天気の方も花吹雪に合わせてくれたのかも知れません。
粋な計らい・・とでもして置きましょう。

【山荘へと続くタイムトンネルを抜けると】

【なだらかな坂道が続きます】

【ここには漱石も訪れたとか】

【途中、加賀家別荘も】

【枝垂れ桜や花が咲き乱れます(今は 「射干(シャガ)」が満開】

【いよいよ山荘への入口に到着】
【入口を入る和服美女二人】

「アサヒビール大山崎山荘美術館」
まで出掛けて来ました。
そこに辿り着くまでの径は、
さながら 『アンの世界』。
尤も 『アンの世界』 の
描写は秋ですが・・。
でもその落葉の
代わりは、桜の花びら。
大層、ロマンティックです。
まだ、こんな世界が
あったのだと、いたく感動。
そうそう天王山登り口
(冒頭の写真)から少し
行った所に、「屋根裏」
という骨董店がありました。
壺やランプなどが所狭しと置いてあって興味津々。
中を覗かせて頂きました。

そこのオーナーの方は、私の中では ジム船長。
~なんて。
お値段の方は、すこぶる良心的。
目移りして何も買わないで出ましたが、心残りは否めません。
アララ・・。話が、とんでもない方向に。
それに長くなりましたね。今日は山荘入口まで、という事に。
~明日に続きます。

