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「何て素晴らしい日でしょうね」 とアンは深々と息を吸い込んだ。 「こんな日に生きているだけで 幸せじゃないこと? それを逃すんですもの、 まだ生まれていない人が 可哀想になっちゃうわ。 無論、その人たちにだって、 素敵な日は巡って来るでしょうけれど、 でも今日は二度と来ないんですもの・・・」 【「赤毛のアン」 第15章】 |
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今日も、カラッとした爽やかな五月晴れとなりました。
緑が何と目に眩しいことか!
それにしても朝晩と日中の温度差。
いつまで経っても羽織物が手離せません。
今日は、ジャスミンの一番花が開花すれば、
バニラ色の薔薇の蕾の花びらが1枚、動きました。
これを合図に、これから続々と開花する事でしょう。
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天気とくれば・・。
花びらが良く乾きますね。
今、三色菫が最後の力を
振り絞るかのように?
たわわに咲いています。
本来なら、そろそろ終わり
の筈ですが、今年は、
朝晩の冷え込みもあって、
まだまだ元気です。
花びらは積極的に集めて
いる訳ではありませんが、
それでも溜まってしまって。
でも咲いて楽しみ、
こんな風に花が終わった後も
視覚と香りでもう一度
楽しませてくれるのですから、
お花冥利に尽きますね。
そしてもう一つ、5月は、
レースの似合う季節です。
こちらも花びら同様、結構、溜まっています。
それでもレース針を持つ私。
この季節、木洩れ日の中で編むレースが、
とりわけ心地良いせいかも知れません。