【もう一つの 「雪の女王」 ~ ジャスミン】
「あたし、今、自分が風になって、 あの木の梢を吹いている所を想像してみよう。 木に飽きてしまったら、 そよそよとこの羊歯の所に下りて来て ―― それから今度はリンドの小母さんの庭へ 飛んで行って花たちを踊らせるんだわ ―― それからヒューッとひと飛びに クローバーの原っぱへ行って、 それから 『輝く湖水』 へ吹いて行って、 キラキラするさざ波を寄せるんだわ。 まあ、風の中には どっさり 想像の余地 があるわ」 【「赤毛のアン」 第5章】 |
昨日の午後から降り出した雨は、朝には上がっていました。
これまで朝晩と日中では10度近くあった気温差も、今日は解消。
と言いますか・・気温はぐんぐん上がり、
夏日となりました。
そして開け放たれた窓からは、
ジャスミンの強烈な香りを含んだ風が・・。
夏日とは言え、まだまだ心地良い風です。
湿気がないからでしょうね。
【カモミール】
【ブラックベリーの花】
さて、前述しましたように
今、終日、ジャスミンの
香りでほろ酔い気分!?
まだ決して満開では
ないのですが・・。
今日、気付いたのですが、
このジャスミン、もう
一つの 「雪の女王」 のよう。
~なんて。
(一つは 【梨の原木】)
フェンスを飛び越え、
蔓(つる)が山茶花の木に
絡まって、その姿は
白雪をかぶったように
見えますから。
白いエレガントな花姿は、
聖母マリアを連想する
美しさなのだとか。
宗教的にも優美と気品の
象徴なのですね。
ところで今年は、
ブラックベリーが例年以上の花を付けています。
この調子ですと・・実が沢山、収穫出来るかしら・・?
そう言えば・・このブラックベリーの花言葉は、
「人を思いやる心」、「あなたと共に」。
因みにジャスミンは、「優美」、「官能的」。
どちらも花姿、そのままなのですね。