紅薔薇 は真っ盛りだった。 セーラは元からこの薔薇が好きだった ―― 薔薇自身、セーラと同じく、 溌剌とした生命の喜びで 生き生きとしていた。 【「アンの友達」 6.】 |
昨日の雨は起床時にはやんでいましたが、
なかなかすっきりという訳には行きません。
お天気が崩れる心配はないのですが、
黄砂の影響で曇り空です。
晴れているのに、どんよりして黄色味を帯びた空は、
見ているだけで鬱陶しくなります。
さて、そんな今日。
鬱陶しい気分を
撥ね飛ばしてくれたのは、
真っ赤な薔薇。
先日の薔薇園の薔薇には
遠く及ばないけれど、
「淑女の薔薇」 に続いて
「公爵夫人の薔薇」 が開花。
薔薇多しと言えど、
その気品と存在感は
格別です。
当然の事ながら、そんな
薔薇に心奪われ、癒され、
そして乱され・・?
クレオパトラは薔薇を
膝の高さまで敷き詰め、
高名な男性たちを誘ったとか。
こんな風に・・
薔薇にまつわる伝説は、
歴史と共に生まれ続けて
いますものね。
そうそう、先日の薔薇園で求めた蔓薔薇。
蕾から洩れる色は、赤・・。
オレンジがかった淡いピンクを求めた筈なのですが・・。
まさか、色が間違っていたという事はないでしょうね?
蕾状態の時の色が開花した花びらと違うのは、
白薔薇で経験済みですが、何だか心配になりました。