【表面】
【裏面】
11月は灰色と褐色を纏って去った。 しかし、朝までに雪が例の白い 魔法の織物を織ったので、 子供達は皆歓声を上げて 朝食に駆け降りて来た。 【「炉辺荘のアン」 第12章】 |
【午前7時の空】
再び快晴の空が戻って来ました。
しかしながら、あの暖かかった小春日和ではありません。
さすがに、『アンの世界』 のような白い魔法の織物では
ありませんが、予報通り、今朝は真冬並みの寒さとなりました。
ただ、心の準備が出来ていたからでしょうね、
思った程ではありません。
それに日溜りは相変わらず春のようですから。
さて、真冬の寒さの今日、いくら好きだと言っても
“瑠璃色” は見るからに寒そうですね。
冬は、どうしてもオレンジや琥珀色・・
セピア色だっていい、こんな色の方が温かみがありますのに。
敢えて季節外れの色になってしまったのは、
藍布のポーチを仕上がりましたから。
それにしても今年の秋は、
こんな袋物ばかり作ってしまって。
道理で、秋(空き)に作るものですから、
お金が逃げて行く訳ですね。
尤も少しだけですが、季節らしいことも。
そう、玄関周りにクリスマスの飾り付けを。
そんな事をしながら・・。
どこか他人事(ひとごと)な私がいます。
年々、年月と心がピタッと合わなくなったような気が・・。
困ったことです。