【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

幕末浪漫に浸る町

2013-07-20 21:16:56 | レトロ(素敵)な空間~散策







【幕末史の舞台に登場する 「寺田屋」】





   今日も爽やかな朝を迎えました。
  まるですぐそこに秋が来ているような・・。

   こんな気候は、夏休みが始まったばかりとはとても思えません。
  尤も、日中はかなり暑くなりましたけれど。

   しかしながら、光と影はくっきり、ハッキリ。
  やはりここでも今が夏の終わりだと錯覚しそうです。
  まだ7月ですのに。






   さて、こんな今日。
  京都は伏見まで
  行って来ました。

   昔はそうではなかったの
  ですが、いつの頃からか
  歴史を感じる古い町並みが
  大好きになった私。

   京都はそんな光景が
  至る所に存在しています。

   ところで伏見と言えば、
  かつては豊臣秀吉が伏見城
  を築き、城下町として
  又、宿場町、港町として
  栄えた町ですね。

   冒頭の写真の 「寺田屋」
  は、坂本竜馬が定宿とし、
  幕末史の舞台となった事
  でも有名ですが、一方、
  その佇まいは、
  船宿の風情を醸し出しています。

   そして神戸、灘と並んで日本有数の酒処の一つでもありますね。
  酒蔵と川が織り成す風景も伏見ならでは。
  今日の写真は 「黄桜」 ですが、他には 「月桂冠」 も。

   そうそう朱色の鳥居と言えば平安神宮ですが、ここにも。
  こちらは随分、庶民的な気がします。

   










【酒処の閑静な町並み】


【桃山御陵駅前の鳥居】
 

向日葵の夏遊び

2013-07-19 18:13:03 | リラのお気楽ユメ日記












30年も昔の型の、古ぼけた黒絹の服に、
ひだ取りのしてある奇妙な、小さな黒繻子くろじゅす
帽子が周囲の世間の目にどんなにか
滑稽こっけいに映るに違いないと老淑女は考えた。
実際の所、ロイド淑女は少しも
滑稽には見えなかった。
着る婦人によってはそう見えたかも
知れないが、老淑女の堂々とした
気品の高い態度と姿は、
言うに言われず人を圧し、
服装への注意を一切抹殺まっさつしてしまった。
                   【「アンの友達」 2.】



   昼間は暑いけれど、
  夕方から翌朝にかけては
  涼しく、昨夜もエアコン
  なしで過ごす事が出来ました。

   今年は確かに暑いけれど、
  こんな点はいつもの夏と違う・・。

   些細(ささい)な事ですが、
  ちょっぴり嬉しくなって
  しまいます。

   今日もしっかり太陽が
  顔を出していましたので
  暑いのですが、
  幸いにも湿度がありません。
  カラッとした暑さです。

   そうそう今日の朝顔。
  種がこぼれたのか?
  こんな地面すれすれの所に
  咲いていました。

   低い場所に咲く朝顔も
  可愛いですね。

   さて、太陽が一番似合う花、
  太陽と競うように咲く向日葵(ひまわり)は、壮観ですね。

   本来は、ローラ・アシュレイの優しい花柄が好きな私ですが、
  今回は、こんな大柄の向日葵柄のものを。

    【先日】 取り出して置いた、もう一着のワンピースです。
  大好きな 「ピンクハウス」 ですが、薔薇柄でもありませんし、
  何となく着そびれてしまった・・という訳です。

   これからはせいぜい着ると致しましょう。
  向日葵の鮮やかな黄色は格段に眩しくて、楽しくて。
  着ているだけでアン気分になれる気がします。

郷愁を誘う花 ~ 白粉花

2013-07-18 19:12:02 | リラのお気楽ユメ日記



【そろそろお目覚め? 午後5時半】


【就寝中 ~ 炎天下】



この古い小川がアンは大層好きだった。
この流れはかつて捉えたアンの子供時代の
笑い声を一つ残らず留めており、
それを今再び、耳を澄ましているアンに
聞かせているかのようだった。
自分の昔の夢 ・・・・・ それが澄んだ水泡みなわ
映って見えた ・・・・・ 昔の誓い ・・・・・
昔のささやき ・・・・・ それを全て
流れは留めており、つぶやいた。
しかし、それに耳を傾ける者は長い間
聞いて来たお化けの森の賢い
えぞ松の他は誰もいなかった。
                 【「炉辺荘のアン」 第1章】







【「ユリオブスデージー」 ~ ハロー・エンジェル】




   気温はそれほどでもありませんが、(雲っているせいか)
  湿度があり大層、蒸し暑くなった今日という日。

   と言っても午前中まで。
  午後からは日射しも戻り、気温は上昇。
  それにつれられ、湿度は下がって来ました。

   それでも朝顔は言うに及ばず、暑さをものともせず、
  寧(むし)ろ、活き々と咲く花々に今日も元気を貰っています。

   ボッグセージ、ブルーサルビア、チェリーセージの花が今満開。
  チェリーセージに至っては12月頃まで咲いてくれますから。

   花期が長いと言えば・・。
  一年中咲く、ユリオブスデージーが、
  (暫くお休みしていたのですが) 再び咲き始めました。

   そして白粉花(オシロイバナ)。(冒頭の写真)
  ドクダミと同じで冬の間は、影も形もありませんのに、
  いつの間にか姿を現したと思いましたら、今、盛りです。

   別名、「夕化粧」 と言うように夕方から咲く花。
  いつもながら、どこでスイッチが入るのか、
  季節を忘れずに咲く、これらの花に脱帽です。


                             【午後1時の 「朝の美人」】
   それにしても朝顔は
  品種改良が進んで、
  夏の午後1時でも、
  ほら、この通り。 

   もう 「朝の美人」
  ではありませんね。

   「終日美人」 と言われるのも
  そう遠くはないかも知れません。

   しかしながら、遥か昔から
  家の庭先や片隅に、
  さり気なく咲く白粉花。

   この花が南アメリカ原産
  なんて俄かに信じられません。

   夏目漱石の 「それから」
  にも次のような記述が
  ありますものね。

   白粉花
  垣根のそばで花を付けた」


   日常的にどこにだって咲く花。古い日本家屋に合いますものね。
  私の中でもこの白粉花は、ドクダミと同じように・・
  もう一つ井戸も付け加えて、いつしか心の中の風景になっています。

涼色の女王

2013-07-17 15:58:18 | 香る庭の花綴り

【まるで浴衣の柄】


【「西洋朝顔」~ヘブンリーブルー】




【薩摩の紫(ゆかり)】





鏡の前で一生懸命、アンの話し振りや、
表情、仕草などをその通り、
真似するのだった。
(中略)
あの上品なあごの起こし加減、
星のように、さっと輝く目の表情、
風にしなう枝のような歩き方のコツを
身に付けられるであろう。
(中略)
「でも、あたしは綺麗でなくてもいいから、
お嬢さんのような姿になりたいですわ」
(中略)
アンは笑い、自分に捧げられた賛辞の
いい所だけを受け取り、
有り難くない所は捨て去った
。                  
                【「アンの青春」 第27章】




   意外にも爽やかな朝を
  迎えた今日。

   今朝も早朝、鶯(うぐいす)の
  声を聞き、(尤も鶯はBGMでしたが)
  その後の蝉(せみ)の鳴き声で
  完全に覚醒したという訳です。

   さて、こんな風に思いがけない
  夏の爽やかさを感じた朝。
  何だか随分、得した気分。

   それでなくても朝からジリジリ
  するような暑い日でさえ、
  涼やかなのですから、
  それは一層、際立って。

   そうそう、このほっそりした、
  華奢な 「ヘブンリーブルー」 は、
  いつもの事ながら アン を思います。

   大好きな 「白い貴婦人」(白薔薇)
  に負けずとも劣らない気品を
  漂わせてもいるようです。

   こうなれば・・今日の題名の通り、
  「涼色の女王」 と言っても良いのかも知れません。






“古き町” の新鮮な魅力

2013-07-16 19:00:01 | レトロ(素敵)な空間~散策


【古い町並みが残る芥川宿】




【江戸時代から続く老舗旅館 「亀屋」】



アヴォンリーにはグレン・セント・メアリー
にはない何かがあった。
至る所でアン自身の亡霊と出会った ・・・・・
元の楽しい生活のこだまが
少しも薄れずに周りを取り囲んでいた。
目に触れるところどころにでも
何かしら美しい思い出があった。
行き慣れたそちこちの庭には
過ぎし年月の薔薇 が全て咲いていた。
(中略)
・・・ 忘れられない過去の月日の香り
そのまま立ち込めているように思われた。    
                 【「炉辺荘のアン」 第1章】




   今日は真珠色の空となりました。
  今にも降りそうで結局、降らなかった空。

   今日も湿度はありましたが、室内の気温は30度以下ですので、
  ましな方でしょう。じっとしている分には扇風機だけで十分です。









   さて、久し振りの道草です。
  ちょっとしたリラ版、
  「街道を行く」 ~ なんて。

   こんな気分になったのは、
  やはり一時のうだるような暑さ
  ではないからなのでしょう。

   あの炎天下では外出も億劫、
  よしんば外出しても、
  家路に一直線でしたもの。

   ところで今日の場所は、
  西国街道芥川宿の周辺です。

   ここには思わず郷愁を
  誘われる古い町並みが、
  そこかしこに残っています。
  至る所に道標(みちしるべ)も。

   格子(こうし)窓に白壁、
  うだつ(防火壁)の上がった家・・

   さり気なく生活もされていて。
  何だか素敵!

   ふと目に留まった、ベンガラ格子の町屋(冒頭から2枚目の写真)は、
  何と喫茶店。「リザルブ珈琲店」 と洒落た名前のお店です。

   それにしても、こんなお店があったなんて。
  ガラガラと引戸を開けて入るのですね。

   一人では、ちょっと中に入る勇気がありません。
  今度、友達を誘って行ってみましょう。

   3枚目の写真は何と江戸時代(天保4年)から続くという、
  由緒ある旅館。所謂(いわゆる)、旅籠(はたご)ですね。

   ここから少し行った所には、昭和の香りのするお店も残っていて。
  今では滅多に目にする事のない、「金物屋さん」 と 「酒屋さん」。

   酒屋さんに至ってはご主人が紺色の分厚い前掛けを
  掛けていらっしゃいましたっけ。趣きがありますね。






【昭和の香りが残るお店】
   

青色が奏でる夏物語

2013-07-15 17:11:37 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編








うぐいすを今日初めて聴きましたよ」
と本多は、近所から買って移した
まばらなひのき林の、まだ葉にも枝にも
いじけた弱さの残るこずえ
見霽みはるかして言った。
「三月半ばから鶯が来るのね。
五月になれば時鳥ほととぎすを御覧になるわ。
お聴きになるのではなくて、御覧になるのよ。
時鳥が鳴きながら飛んでいる姿を見られるのは、
ここぐらいのものじゃなくて?」                     
              【三島由紀夫作 「暁の寺」 ~豊饒の海】




   ごく弱い雨で明けた今朝。
  そう言えば、早朝(午前5時)には鶯(うぐいす)も鳴いていましたっけ。
  その後は蝉(せみ)も。尤も今朝は、ほんの一鳴きでしたけれど。

   美しい鶯の声には夢現(うつつ)。
  “鳴いているな・・” という感覚でしたが、
  蝉の鳴き声には、さすがに目覚めさせられたものです。

   そのお天気、午前中は降ったりやんだり、
  はたまた太陽と、何ともせわしない空。

   今日も昨日の夕立のお陰で、気温は大幅にダウン。
  しかしながら湿度は昨日以上に高いので、大層、蒸し暑く感じます。











     さて、こんな日。
    スッキリ、爽やか・・と行きたいですね。
    それには視覚的にも がいいですね。

     大好きな青色でお茶と致しましょう。
    およそ一週間振りですね。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、開店です。



   先ずはカフェカーテンから。
  着なくなったスカートの
  リフォームです。

   ~なんて。
  裾柄を利用し、輪にして
  突っ張り棒を通しただけの、
  超簡単な代物です。

   もう少し凝って、
  レースをくっ付ければ
  いいのでしょうけれど。

   めんどうですので、
  そのままです。

   そう言えば、
  カップも先日のもの。

   必ず換えていたのですが、
  だんだん横着になっています。

   でも、お気に入りだから
  良しとしましょう。

   ところで今日の例文。
  この会話の舞台背景は、つい先程、
  世界文化遺産に登録された、富士山近郊の別荘地。

   (余談ですが、何と美しい言葉遣いでしょう)
  と言っても、まだ戦後すぐの時代ですから、
  今と違って富士山の自然もまだまだ残されていた筈です。

   それから60年余り。
  富士山などの深山ではないにしても、山で鳴くと思っていた鶯が、
  こんな住宅地にまで飛来し、蝉と一緒に鳴いています。

   こんな事は初めてなものですから、ちょっと心配したものですが・・。
  鶯が夏になっても鳴くのは、あながち変ではないそうですね。
  中には10月頃まで鳴くのもいるとか。

   ただ普通に考えれば、山に棲む鶯に比べ、
  住宅地に棲む、鶯の生活環境は良い筈はありませんね。
  山がなくなった・・その一語に尽きると思うのです。         

花より団子(実)!? ~ その2

2013-07-14 17:28:58 | 香る庭の花綴り








「雨になるか知れないが ――
だが、リウマチの事なんか考えてはいけないよ、
スーザン ―― すみれの事を考えてご覧
ウォルターははしゃいで言った ――
(中略)
「全く、ウォルター、すみれの事を
考えろとは、何の事か分かりませんね」 
                    【「アンの娘リラ」 第12章】
 





【暁の海】



                              【時間が経った朝顔】
   昨日の雨で気温が下がった今日。
  しかしながら湿度が高く、
  あまり快適とは言えません。

   それにしても昨夜は、
  雨のお陰で随分、気温が下がり、
  久し振りにエアコンなしで
  過ごす夜となりました。

   窓を開けていて、
  寒いくらいでしたから。

   ゲリラ豪雨は困りますが、
  こんな雨なら大歓迎。

   とは言っても温暖化現象の
  著しい昨今、そうそう、
  こちらの都合の良い雨が
  降る筈もありませんものね。

   ところで、ここまで記した
  所で雷が鳴り出し、
  作業を中断。

   今、やっと再開した所です。
  その間、1時間半。

   この雨は今日もやはり恵みの雨となりました。
  降る前と今では気温が全く違います。
  随分、涼しく感じられます。

   今日の写真は、タイトルが示す通り、
  「花より団子(実)!?」 の第2弾、野菜、胡瓜です。

   緑のカーテンとして、ゴーヤも一緒に植えたのですが、
  どうしたものか胡瓜ばかり。尤も、嬉しい誤算ですけれど。

   朝顔はおまけ。
  最近の朝顔は、時間が経ってもいつまでも咲いてくれ、
  長い事楽しめます。青い色は紫に。紫も大好きな色です。

   そうそう、今日の ウォルター の言葉はいいですね。
  現実主義者の スーザン には理解出来ないかも知れませんが、
  同類? の私には分かる気がします。
  ~なんて。スーザンに怒られますね。 

青の慕情

2013-07-13 19:31:51 | 香る庭の花綴り









「どうして は楽しくない の、母さん?」
と、ある夜、ウォルターが聞いた。
「それはね、風はこの世界が始まって以来の
あらゆる悲しみを思い出しているからなのよ」
と、アンは答えた。
「風はね、こんなに 湿気 が多いんで
うなっているのです」
と、メアリー・マライアおばさんは
鼻であしらった。
「だから私ゃ背中が痛んでやりきれませんよ」              
                  【「炉辺荘のアン」 第12章】




   天気予報によれば今日はお天気、下り坂との事。
  とは言え、昨日までのカンカン照りではありません。

   しかしながら太陽も顔を出し、相変わらずの暑さ。
  少なくとも15時半頃までは。

   雨は降りそうもない空? に思えましたが、
  15時頃から雨との予報を信じ、外出先から早めに帰って来ました。

   それにしても天気予報の当たること!
  遠くの方で、ゴロ~ンと雷が一鳴り。

   さわさわと風が吹き出したと思いましたら、
  俄(にわ)かに暗くなって来たではありませんか。時間の頃は15時・・。

   叩きつけるような雨が降り出したのは30分以上経ってから。
  有り難い事に気温も下がり、付けていたエアコンも消しました。

   雷は例年に比べて今年はそれ程でもないと思うのですが、
  鳴っている間は、PCは使えません。今、やっと開いたという訳です。

   さて、今日の写真。大好きな青い花。
  西洋朝顔(ヘブンリーブルー)は、
  上へ上へと伸び、今ではほとんどが屋根の上に。

   こちらの日本朝顔は、鉢物仕立てですので、
  それ程の高さではありません。

   今朝なども朝の早い時間から30度を越える暑さとなりましたが、
  そんな時、涼しげに咲くこの青い花にどれだけ“涼”を貰うでしょう。
  日本の夏に絶対欠かす事の出来ない花だと・・勝手に思っています。

   その朝顔の向こうには、どうしても昔風の縁側と
  ジージーと啼く蝉の住む大きな木を連想します。
  朝顔にはそんな 「想像の余地」 があります。

   ところで今日の 『アンの世界』 の風。
  こちらの夕立の前の風とは明らかに違いますが、
  アン気分に浸るために。こじつけもいい所ですが。

再生 ~ 箪笥の中の古い友人たち

2013-07-12 16:46:36 | 私の手作り夢時間





【再生~胸元のお洒落】




エミリー は幾年来欲しがっていた
ドレスを手に入れた ――
(中略)
絹で ―― 一つの光の中ではブルーで、
他の光の中では銀色で、
霧のようにレースが付いているのであった。
              【「エミリーの求めるもの」 第2章】




   こちらは今日も猛暑日になりました。
  つい、気軽に猛暑日なんて記していますが、
  本来の猛暑日とは、35℃以上の気温を言うのだそうですね。

   実際には昨日も35℃は行っていませんから、(33.5℃)
  違いますね。尤も1℃や2℃、ほとんど変わらない気もしますが・・。

   いいえ、そんな事はありませんね。
  エアコンの設定だって、1℃違えば電気代が○円安い・・
  ~なんて言っていましたもの。







   さて、昨日の今日ですが、レースの胸当てが編み上がりました。
  (冒頭の写真) これで、幅17cmの三角形です。

   写真ではあまり開(あ)いているように見えませんが、
  これでも実際は、かなり開いています。

   こんなレースを編むまでもなく、
  下にタンクトップを着ればいいのでしょうね。

   でも暑い時は出来るだけ重ね着はしたくありませんし、
  それ自体開いていますから、あまり役には立ちません。
  それより何より、レースの方がお洒落ですものね。

   『アンの世界』 の住人であるエミリーは、
  欲しかったドレスをやっと手に入れたそうですが、
  私は、こんな安上がりの方法で手に入れたという訳です。

   絹ではありませんが、「想像の余地」 をフル活用すると致しましょう。
  ブルー、銀色、霧のようにレース・・。自由自在です。

   こんな事でしたなら、もう少し早く取りかかれば良かったと。
  でも、いつもの事ですものね。それにまだ、夏は始まったばかりですから。

邂逅 ~ 箪笥の中の古い友人たち

2013-07-11 17:50:27 | リラのお気楽ユメ日記










衣裳は全体にいくらか流行おくれの
ものだったが、ミネルヴァ譲が堂々たる
態度で着ているので、皇族の衣裳と同様、
時代には関係ないように思われた。    
               【「アンの幸福」 第3年目10.】




   連日の猛暑日です。
  今日は外出しようと思っていたのですが、
  炎天下の中、出掛けるのが何となく億劫(おっくう)になり・・。

   ぐずぐずしているうちに思わぬ時間が経ってしまい、
  結局、止(よ)す事に。後は言い訳三昧。
  最近のパターンです。






   さて、この暑い中、
  暇を見つけては衣類の仕分け
  (捨てる物とそうでない物)
  をしています。

   と言っても、ついつい
  箪笥の中の古い友人たちとの
  思い出? に浸ってしまい、
  なかなか捗りません。

   それにしても、一度も袖を
  通していないもの、中には
  買った事すら忘れているものも
  ありますから、どうしても
  夢中になってしまって。

   それに、いざ捨てると
  なりますと、
  せめて一度くらい着てから・・
  ~なんて思ったり。

   そんなこんなで。
  なかなか処分出来ません。

   でも、それはそれでいいのでは
  ないかと今では開き直っています。

   それに私の場合、好みがはっきりしていますから、
  あまり流行に左右されない服が多いですので。
  尤も、自分でそう思っているだけかも知れませんけれど。

   今日の写真のワンピースも、そんな忘れ去られていた服。
  相も変わらず、胸元には薔薇の花があしらわれています。

   一度も袖を通さなかったのは、胸元が広く開いていますから。
  これには、いつかのようにレースの胸当てを付けましょう。

   今日は、絹のストール(ビーズ付き)を。
  この服、これからも着れそうです。