だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

銃を持った天使

2012-01-02 22:24:51 | 映画
あけましておめでとうございます。元旦から地震があり、ビクッとしましたね。ちょうど渋谷のイメージフォーラムで「ルルドの泉で」(09)を見ていた時でした。映画はそのまま続行されましたが…。

今年は平和で穏やかな1年でありますように。そして、たくさんの映画・舞台・美術展に通いたいと思っています。今、一番見たい映画は、「ドラゴンタトゥーの女」(11)。辰年ですもん!

それはともかく、マーク・フォスター監督は1969年11月30日ドイツ出身。そしてジェラルド・バトラーさんは、1969年11月13日スコットランド・グラスゴー出身で同い年。この2人が組んだのが…

マシンガン・プリーチャ―」(11)。監督作品には、「チョコレート」(01)「ネバーランド」(04)「ステイ」(05)「主人公は僕だった」(08)「君のためなら千回でも」(07)「007/慰めの報酬」(08)とどれも好き。

物語の主人公は、実在のサム・チルダース。彼は元麻薬売人で、アフリカの内戦地で子供たちの救出活動を続けている米国人。そのストーリーの衝撃度は、大好きなバトラーさん主演でなくても必見です。

酒と麻薬に溺れ、バイクで暴走、犯罪を犯しては刑務所に戻るという生活を繰り返す男サム・チルダース(バトラー)。麻薬密売人の彼は、なんとか立ち直りたいと妻リン(ミシェル・モナハン)の手を借ります。

やがてサムはある事件をきっかけに改心し、進んでボランティア活動を始めます。アフリカのスーダン。危険に満ちた内戦地で、ゲリラの襲撃によって親を亡くした子供たちの悲惨な現実を目撃します。

そこで教会と孤児院を建設することを思い立ち、私財を投じて自ら建設し、誘拐された子供たちをゲリラの手から取り戻す戦いを開始しするのですが…。しかし、アメリカにいる家族たちは?

バトラーさんが演じるのは実在の人物で、唯一の理解者で親友のドニーを「ランナウェイズ」(10)のマイケル・シャノンが演じます。他にも「ジェイン・オースティンの読書会」(07)のキャシー・ベイカー共演。

タイトルの“マシンガン・プリーチャー”は、“銃を持った天使”の意味。LRA(神の抵抗軍)を相手に、今もアフリカ各地で活動するサム・チルダースとは?バトラーさん、最高の演技を楽しみに。
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