だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ローマ、デ・ニーロの恋

2012-01-07 22:05:37 | 映画
ニューイヤーズ・イブ」(11)で、エイミー看護師(ハル・ベリー)のいる病院で1人淋しく大晦日を迎えるスタン。それがロバート・デ・ニーロでした。病室のベッドに横たわるデ・ニーロ、年取ったなぁ~。

確かに。1943年8月17日ニューヨーク州出身の現在68歳。今まで「タクシードライバー」(76)でタクシー運転手、「ゴッドファーザーPARTⅡ」(74)でマフィア、「レイジング・ブル」(80)でボクサー

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84)でギャング、「エンゼル・ハート」(87)で悪魔、「レナードの朝」(90)で重症患者、「フランケンシュタイン」(94)で人造人間を演じました。

数多くの作品で様々な役柄を演じ、出ているだけで風格!デ・ニーロの演技は多くのアカデミー賞ノミネートと受賞とで、誰もが認める演技派ですが、さすがに最近は助演が多くなっていますね。

そんなデ・ニーロの久々の主演作品。しかもロマンチックな役。さらにイタリア映画。「イタリア的、恋愛マニュアル」(05)のジョヴァンニ・ヴェロネージ監督の「昼下がり、ローマの恋」(11)です。

ローマ。移植手術をして新しい心臓を手にいれた元歴史教授エイドリアン(デ・ニーロ)。ある日、彼はアパートの管理人オーグスト(ミケーレ・プラチド)の娘ビオラ(モニカ・ベルッチ)と出会います。

パリから帰国したビオラは、ある秘密を抱えていました。エイドリアンは彼女と本音で語り合ううち、自分の気持ちに素直に生きることの大切さを強く感じ、ある決意をするのでした。

野心的な弁護士ロベルト(リッカルド・スカマルチョ)は、恋人サラ(ヴァレリア・ソラリーノ)と結婚秒読み。しかし出張先のトスカーナ地方の小さな村で、ミコル(ラウラ・キアッティ)と出会い一目ボレ。

有名キャスターのファビオ(カルロ・ヴェルドーネ)は、エキセントリックなエリアナ(ドナテッラ・フィノッキアー)に翻弄され、大騒動を起こしてしまいます。3つの恋模様を描く本作ですが…

デ・ニーロとベルッチ以外では、リッカルド・スカマルチョがわかるのみ。「あしたのパスタはアルデンテ」(10)のトンマーゾですね。そんなわけですが、デ・ニーロとベルッチ。見るしかないですよね。
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