きょうは
『叡王戦』の第三局がある。
前回は、
後手で負けたので
5番勝負は「1-1」の
イーヴンになった。
今日は、
勝率9割5分の「先手」なので
勝って防衛に「王手」としたい。
「私的11連休」中なので、
のんびりと楽器を作りながら
観戦したい。
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ツタヤブラウジングで
『クッキングパパ』の新刊を見つけ
買ってきた。
昭和60年の初刊から
あしかけ40年近く
リアルタイムで読んでいるので、
リヴィングの漫画コーナーの一角は
背表紙の朱色で染まっている。
幼児だった長男のマコトと
長女のミユキが
結婚したり孫ができる処まで
見届けそうである(笑)。
Amazonからは
『宗像教授』の新刊が届いた。
考古学ロマンとしての
秀逸な作品で、
エビデンス・コレクトではないが
精緻な画像を通して
説得力のある蘊蓄を展開しているのが
魅力である。
***
毎月、今月の「小遣い分」として
Amazonやヤフオクに
コミックやら身の回りの必需品を
注文・落札しており、
連日のように、宅配ボックスに
品物が届いている。
年寄り「あるある」で、
同じものを買ったり
注文したり・・・というのが
幾度かあってので、
最近では、注文履歴をスクショして、
届いた順から消去している。
今朝の朝刊の広告チラシに
フットマッサージャーが出てたので、
坐骨神経痛により右足親指の
シビレがあるので、
その治療用に一台買おうかと
機種を考慮している。
*
吉報の郵便物なぞは
生涯のスパンでも滅多に来ないが、
待望のコミックやら
欲しい物が届く・・・というのは、
大人になり、年老いても、
何やら嬉しい気持ちになるものである。
そう・・・。
きっと、自分を喜ばそうと、
毎日、自分へのプレゼントを
Amazonとヤフオクで
探しているのやもしれぬ(笑)。
**
先日、駅前に駐車して
『あぶ急』での小旅行に赴いた際、
『コムコム館』前に植わっていた
葡萄の樹が、メンデルに由来するもの
と知って、驚いた。
13年間の生物教員の時代には、
それこそ、教科書の終章にある
遺伝学で「メンデルの法則」を
高校生たちに教えてきた。
優性の法則・分離の法則・独立の法則
などについて、定期テストでも
よく問うたものである。
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角田の『しんけんファクトリー』の
レストランで、グラン・ヴァンの
ディスプレイがあったので、
思わず撮ってしまった。
王様たる『ロマネ・コンティ』は
Amazon価格では
150~800万という値なので、
この先も生涯、試飲できる
機会はなさそうだ。
両脇の
『オーブリオン』と『マルゴー』は
教員時代に、ボーナスをはたいて
数万円で試飲したことがある。
そんなに、
飛び上がって
天上を突き破る・・・
といったほどの
「美味」ではないが、
バランスよく奥深いのは
間違いなかった。
それよりも、
三級畑で当たり年の
無名ワインで、
開栓後に「花開く」とは
こういう事か・・・と
思わされたほど、
部屋中がアロマとブーケに
満たされた驚きの逸品があった。
あまりに感激したので、
木箱で買おうと
フランス本国のシャトーに
メール注文をしたが、
在庫なしとのことで
「奇跡の一本」となった。
そのエチケット(ラベル)は
スクラップしてあるはずだが、
20年以上前なので
その名を失念してしまった。
在京中には、
近所の酒屋で親しくなった
ワイン・アドバイザーの「正ちゃん」が、
フランスへの新婚旅行に行った際、
1957年バースデー・イヤーの
ボルドー・ルージュを
買って来てもらったこともある。
これも三級畑だったが、
叔母さん二人が京都に来た際、
自宅でのフレンチによる
ウェルカム・ディナーで開栓したが、
残念ながら、これは、すでに
お亡くなりになっていた・・・(笑)。
「ワインが死ぬ」とは
こういう事かと初めて知り、
「気」の抜けた葡萄汁に
なり果てていた。
そして、同時に、
自分の方が、長生き出来ている事に
感謝の思いもした。
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最近では、
千円台のソーテルヌ(貴腐ワイン)を
見つけては、
「お宝発見!!」
と喜び勇んだりして、
その楽しみ方も
ボンビーじみてきた(笑)。
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