『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

リュート弾き

2017-08-15 08:40:00 | TV・ドラマ
毎日、雨降りで
涼しいので
ついつい朝寝をしている。

夏休みで
しかもお盆休暇中だから
何の気兼ねもなく
家中、それぞれの寝室で
遅くまで休んでいる。




暇に任せて
BSサーフィンしていたら
『関口知宏のヨーロッパ鉄道旅行』
という番組で、
ドイツの工房でリュートを
衝動買いし、旅の間中、
あちこちで爪弾く姿がよかった。

指板にインレイ(象嵌)が
施してあるこの楽器は
なかなかの物で、
値踏みすると日本でなら
50万くらいだが、
現地だと30万前後だったと思う。

現在、1ユーロが約130円なので
おそらく2.000ユーロくらい
だったのではなかろうか。

それでも、
しばし悩んで熟慮して
買うことに決めた姿が
印象的だった。

キレイな楽器を
慈しむように
自然の中で爪弾くのを見て、
なんだかリュートを弾きたくなった。

やろうやろうと思って
手付かずにいた
リュートのメンテを
そろそろやろうか、
というモチベーションを
与えてくれた旅番組だった。





フミが帰省中なので
老母のホームに寄って
墓参に出かけた。

この日は、
珍しく老母のアタマの配線が
繋がっていて、
なかなかに鋭いことを言うので
感心もし、
「遺言。ゆいごん・・・」
と、茶々をも入れた。

老母は、倒れる直前まで、
この信夫山の急勾配の階段を
上り下りして墓参していた。

さすがに今年は
「代わりに拝んできて。
 花代やっから」
と、現金を持たされてないのに
しきりに眼鏡ケースを
財布と勘違いして
お金を探す仕草をしていた。

なんだか、
哀れやら可笑しいやら、
笑わなシャーナイ気分だった。

幼少期来、久しぶりに
墓参に訪れた長男には
「あんた。
 本家だかんね」
と、先日、葬儀で
叔父さんに戒められた
「おめぇ。
 本家だべ」
というのを
そのまま伝えた。





『ひよっこ』で、
乙女寮の面々が
みね子のアパートに集い、
ワーワー騒いでいるのが
実に楽しげである。

豊子がクイズ番組で
ハワイ旅行を射止め、
司会者に
「誰と行きますか?」
と問われ、マイクを奪って
顔面どアップで
「澄子ぉ! 行ぐがんなぁ!」
と迫ったのには
笑えた。

寮時代から
なにかとツッコミ合って
一見気が合わないかのように
見えながら、実は腹の中では
通じ合っているという
ハートウォーミングな間柄が
見ていてホッコリする。

劇中クイズ番組の
ファイナル・クエスチョンで、
難読人名に澄子の姓
「青天目」というのが出て、
相手の東大生が読み間違える
という設定が面白かった。

澄子役は松本穂香(20)、
豊子役は藤野涼子(17)、
どちらも映画への
出演歴や受賞歴がある。






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