『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

鐘は、突き割るつもりで!!

2022-10-15 09:32:13 | 音楽

きのうは
ひと月ぶりに
僻地校のY中勤務日だった。

給食も一か月ぶりだったが、
まるで、老人ホームのような
メニューに、
(こりゃ、ヘルシーだわい…)
と、じーちゃんSCは
苦笑するようだった。

それでも、
連絡ボックスには
ウェルカムお菓子が
二袋も溜まっていて、
SCが久しぶりに来るというので、
先生方のおやつをちょこっとずつ
入れて下さっていたようだ(笑)。

再来週が文化祭というので、
全校生8名による
恒例の『山木屋太鼓』の合奏があり、
今年は、初めての試みとして、
三年転校生のKちゃんが
篠笛をやることになり、
まだ合わせる前の段階で
緊張と不安の様子だった。

それでも、
幼少期からピアノを習っており、
発表会には何度も出てるので、
音楽の話には通じていたから、
カウンセリングの時間を使って、
表現法についてレクチャーした。

『友情』というオリジナル曲で、
彼女も旋律の一部を創作した
というので、そこに、
友情から連想する歌詞…
(きずな、おもいで、こころ…等)
を当てはめて、
イメージを膨らませて、
悩みや思いのたけを込めて
腹の底から吹いてごらん、
と助言した。

そして、常々、
自分の【座右の銘】としている…

 太鼓は打ち破るつもりで打て
 鐘は突き割るつもりで突け
 破れも割れもせず
 天地に鳴り響くものぞ

…という句を教えてあげた。

そして、
フジコ・ヘミングの
「ヒビだらけの『ラ・カンパネラ』が
あったっていいじゃないか…」
「機械じゃないんだから、
間違ったっていいじゃないか…」
という名言も伝えた。

知的に高く
音楽的素養のある子だけに、
真剣に受け止めて、
大地に水がしみこむように
よく解ってくれたようだった。

今回は、
楽譜を介せずに
表現法や“たましい”の込め方の
話だけだったが、
それが、どれほど演奏や
太鼓とのアンサンブルと呼応するか、
発表の日が楽しみである。

 

 

 

 

 

 

 


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