声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

グルグルMAP

2016-07-06 12:10:34 | Diary
今回の旅行では、度々お世話になる予定だったグーグルMAPでしたが、

「もう、使わない…」と夫は怒っています。

理由は、iPadのMAPを頼りに大阪梅田にある目的地まで行こうと

約束の時間より早めに出たハズの夫でしたが、結局、10分も遅刻…。


原因はグーグルMAPの案内の仕方に原因がある…と憤っています。(^^;;


グーグルマップでグルグルまわり
グタグタに疲れてグチこぼす夫…

あんまり、滑舌練習には役立ちませんね。(^^;;


結論から申し上げますと、

今回バージョンupされたグーグルMAPには3つ大きな問題があります。

まず、

①音声のアクセントやイントネーションが違うため、騒音の中では瞬時に意味が把握しづらい


そして

②住宅街や繁華街など込み入った道の多い場所では、錯綜する傾向がある


最後に


③説明が細かすぎてクドく、時たま不必要とも思える情報が入る。


まず、①の問題ですが、

言葉の意味を瞬時に認識できるか否かはアクセント、イントネーションによって決まります。

コンピューターヴォイスでは、単語のデータを断片的に記録させ、組み合わせているため複合語の処理が追いついていない。

コンパウンドさせなければならない複合語のアクセントが不充分。


次の問題点②ですが、

田舎では使えるが、都会では使いにくい…ことです。

空いている場所では、問題なく道案内ができても、込み入った道が多い場所ではやたらと「矢印」の方向がクルクル変わったり、

急に別の道が見つかったからと言って細くて車がすれ違えないようなルートを案内。

信用できません。


最後の③ですが、不必要な情報とは

特に、高速のインターチェンジ、ジャンクションでの案内では、

長い修飾語がつながり、丁寧親切なつもりかもしれないけれど、重複した情報が多過ぎて、混乱の元となります。

特に、直前で言うのはやめてください。
言うなら、もっと早く…でお願いします。



それから、

声が…ダメです。

知性が感じられない…焦っているときに聞くと
イライラします。

あの声…なんとか、なりませんか?

(~_~;)


写真は、今朝の収穫。









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防衛本能

2016-07-06 08:53:17 | Diary
以前、このblogの

「自衛官の結婚」の中にも書きましたが、

同期会では久々に親友で防衛技官のユリちゃんとも会えました。

いつもはメールで近況を報告しあっていますが

実際に会うのは、市ヶ谷で開かれた同期会以来で、6年ぶり…

落ち着いた美声の彼女は

今回の同期会でソツなく司会進行をこなしていました。

ムダな言葉を入れず崩しすぎない、時間通りの見事な仕切りは、

( さすが!時間厳守の元自衛官 )

を思わせましたが、


閉会後、

久々に伊丹駅近くの居酒屋で二人きりの二次会をした中で、

彼女の意外?な一面を知ることに…。(^^;;



それは、

4年前に彼女が、強盗に襲われたという、とんでもない話でした。

夕方5時を過ぎた頃、帰宅途中のATMでお金をおろし、

ATMを出ようとした瞬間に、
フルフェイスのヘルメットをかぶった男性が

いきなり入って来たのだそうです。

( なんて非常識な人だろう…)

と思ったユリちゃん、

ふと、その男の手に目をやればキラリと光る刃物が…


それから、彼女が何をしたかと言うと

その男の両腕を、自分の両腕でグイッと押さえ込んで

大声で「ドロボーッ!ドロボーッ!」

と何度も叫んだのだとか。

「それで…どうなったの?」

と訊けば、

「誰も来てくれなかったんよ。郵便局の人も、シャッターの隙間からチラリと覗いただけで…」


しばらく格闘した後、

強盗は何も取らずに、疲れ果てた様子でATMをゆっくり歩いて出て行き、

止めてあったバイクで逃げて行ったのだそう…。

ワナワナと怒りがおさまらないユリちゃんは

ATMを出て追いかけながら、

何度もドロボーッ!ドロボーッ!…と大声で叫び続けたそうですが、

周りにいた人達は、

なにもせずにただ見ていただけだとか…。

警察がやって来た頃は、ドロボーは逃げた後で

その後の事情聴取も何度か受けたというユリちゃんは、

「結局、犯人は見つからず…」

とガッカリしながら話してくれました。


その話を聞きながら、

一見、小柄でおとなしそうな目の前の彼女が

強盗と格闘している様子を想像して、ゾッとしたのは言うまでもありません。


( 怪我がなくてよかった…)

と思うと同時に


「どうやって押さえ込んだの?」

と、訊けば、

右手にATMでおろしたばかりの御札を持ったまま

正面から、強盗の両腕を力任せに押さえこみ、

狭いATMの中で強盗を土下座させるような体勢になったようなのです。

「…すごい力だね!」

と言う私に

「自分でもわからない、何か不思議な力が働いたとしか思えない…」

と、

相変わらず夢見る少女のような大きな目をパチクリとしながら答えるユリちゃんでした。


元自衛官のご主人からは

「そういう時は抵抗せずにカネを差し出せ」

と叱られたそうですが、


「そう、ご主人が言う通りよ!」

と言いながらも、


( 私だったら、どうしたか…な ?
何も抵抗せずに素直にお金を差し出すかな…)

と、伊丹からの帰りの電車の中で考えました。


いえいえ…そのままお金を渡すなんて、

それは、多分、ありえない。



もしかしたら、ユリちゃんのように思いがけないパワーが湧いてきて、

膝蹴りや足蹴りくらいは、やっていたかな?

たとえ、刺されてもタダでは死なないな。


元WACとは、正義感がやたら強く

悪を許せない…

そういう人種なのです。(~_~;)







コメント (2)
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