声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

母と暮らせば

2024-08-14 08:58:32 | Diary
今朝はスッキリした気分で目覚めた。

昨日みた映画が気分を爽快にしているのかもしれない…

戦争ものを観ると気分が落ち込むことが多いため、体調のよくない時は避けていたのだが

この《母と暮らせば》は、予想とは違っていた。

長崎の原爆投下後3年経って、亡くなった息子が幽霊となって帰ってくる…

二宮和也さん扮するおしゃべりな息子と、家族の中でたった1人生き残った吉永小百合さん扮する母親の会話が自然でいい。

敬虔なクリスチャンの母親だって
生きて行くためには打算的になることもある…
戦争で家族を失くした遺族たちは、
生きるのに必死で綺麗事ばかり言っていられなかった…

そんな日常を、山田洋次監督はウィットに富んだセリフを交えながら描いている。

その中で特に印象に残ったのは、
長男は戦死した当日に枕元に立ったのに、

『なぜ、あなたはすぐに会いにきてくれなかったのか?』

と母親が次男に問うシーンだ。

その理由は、ここでは書かないが

(あぁ、それもそうだなぁ…)

と妙に納得してしまった。


私も小学生の頃、
マニラで戦死した伯父らしき霊と出会ったことがあった。


お盆で帰省する度に、その時の話をしていた従弟も既にこの世にはいない。

会いたいなぁ…
















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする