声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

お盆には帰ります

2024-08-15 07:36:00 | Diary
1日間違えていた…

昨日は14日だったのに私は13日の迎え盆だと勘違いしていた…

それがわかったのは、義母にお盆用の花とお菓子を届けに行った時で、

それまではずっと
「今日は迎え盆だから」と思い込んでいた。

(-。-;


昭和5年生まれの義母は最近よく眠る。

いつ行っても寝ているので起こすのが申し訳なくて、置き手紙して帰ることが常だが

昨日は夫とM嬢が一緒だった事もあり、
声をかけた。

雨戸を閉めてエアコンをつけ、部屋を暗くして眠っていた義母に

「おかあさん、今日は迎え盆ですよね!」
と、
義父の好きだったどら焼を袋から出して渡すと、

「えっ?今日は14日よ」

と言われ、改めてスマホを見た…

昼寝から起きたばかりの94歳の義母から
勘違いを指摘される私、

…大丈夫だろうか。


夫の祖父母や伯父夫婦の墓参りも済ませたのに、
14日は、それぞれの自宅に帰ってしまった後で、お墓は留守だったかも…

義母に墓参りの報告をしながら、ふと墓地の周りのお墓の状態を思い浮かべた。

向かい側の御影石の立派なお墓には雑草が生え、もう何年も人が来ている様子がない…
今そんなお墓が増えていることだ。

寂しいだろうな…
お盆に帰る場所はあるのだろうか?


そういえばお墓に行く途中、不思議な光景を見かけた。

高崎市内を走っているとき、

押しボタン式の歩行者用信号がいきなり青に変わった。
夫が「誰も渡らないじゃないか」とぼやいたが、

私には、誰かが渡ったように思た。

「自転車に乗った男の子、中学生かも…ね」

お盆は亡き人たちがお家に帰る日。

そして今日は終戦記念日。








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母と暮らせば

2024-08-14 08:58:32 | Diary
今朝はスッキリした気分で目覚めた。

昨日みた映画が気分を爽快にしているのかもしれない…

戦争ものを観ると気分が落ち込むことが多いため、体調のよくない時は避けていたのだが

この《母と暮らせば》は、予想とは違っていた。

長崎の原爆投下後3年経って、亡くなった息子が幽霊となって帰ってくる…

二宮和也さん扮するおしゃべりな息子と、家族の中でたった1人生き残った吉永小百合さん扮する母親の会話が自然でいい。

敬虔なクリスチャンの母親だって
生きて行くためには打算的になることもある…
戦争で家族を失くした遺族たちは、
生きるのに必死で綺麗事ばかり言っていられなかった…

そんな日常を、山田洋次監督はウィットに富んだセリフを交えながら描いている。

その中で特に印象に残ったのは、
長男は戦死した当日に枕元に立ったのに、

『なぜ、あなたはすぐに会いにきてくれなかったのか?』

と母親が次男に問うシーンだ。

その理由は、ここでは書かないが

(あぁ、それもそうだなぁ…)

と妙に納得してしまった。


私も小学生の頃、
マニラで戦死した伯父らしき霊と出会ったことがあった。


お盆で帰省する度に、その時の話をしていた従弟も既にこの世にはいない。

会いたいなぁ…
















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ドッグマン

2024-08-12 07:30:00 | 映画・ドラマ
※トップ画像

タイトルに惹かれて観はじめた。

ネタバレはNGなので書かないが、

私のように愛犬と一緒に生活していると、
本当によくわかるのだ…この映画の中の犬たちの気持ちが。

そして彼らのことを理解しようとすればするほど、言葉は要らないという事も。


我が家の場合も、最近はM嬢が何を要求してるか、
ほぼ目や表情だけで感じ取れるようになってきている。


今朝も敷地内を散歩中、いきなり立ち止まり私の顔をジッと覗き込んだかと思うと、

いきなりプッツン…

草刈りしたばかりの狭い空き地を、リードの届くギリギリの範囲で円を描くように全力疾走…

そして、それが終わるとハーハー言いながら私のそばに身体を擦り寄せてきて、

(ごめんね!怒ってない?)

とでも言わんばかり、上目使いの目で見つめる…

M嬢に引っ張られて怪我をした昨年の秋以来、私との散歩では滅多に走らくなったが、

今朝は涼風のせいか、
溜まったストレスを発散させたくなったのだろう。


犬は自分を信頼している人間を裏切らない。

だけど、この映画《ドッグマン》の場合、それはそれで問題だ。

何だろうね、このモヤモヤは…

(−_−;)

主演俳優は、どことなく元SMAPのメンバーの1人に似ている…

ところどころで流れる音楽も馴染みのある曲ばかり…
『群衆』は誰の吹替だろう…、
主演俳優が歌っているとは思えないけれど。

とにかく、観終わった後で不思議な余韻の残る映画だ。


昨日、
郷里の従姉から愛犬が病気になったと電話してきた。

11歳のミックス犬で、
当初は耳に腫瘍ができて手術するとは聞いていたが、

その腫瘍が癌だったらしく、話をするうちに涙声に変わった。

犬も長生きすれば人間と同じで病気に罹りやすくなる…

つれあいを亡くした高齢の従姉にとって唯一の支えが愛犬であるだけに、気持ちはわかる。

この前までは、

「犬と私とどっちが先に逝くか…」
と冗談で言っていたが、

それも冗談ではなくなった。

犬にとって幸せなのは、飼い主が最期を看取ってくれる事だ。

Halを看取って、そう確信した。

逆だと、犬は路頭に迷う。

従姉の愛犬が長生きして、
従姉が元気でいてくれる事を祈りたい。

映画《ドッグマン》は、
星4つかな。






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ブレイキンは絶対にムリだ

2024-08-11 08:42:00 | Diary
当たり前だが歳をとると、できない事が増えてくる。

それを受け入れて、楽しく暮らすには、どうしたらよいのか…

最近の自分は、いつもそんな事を考えている。

昨夜は地元の花火大会だったが、夫が1人で出かけた。
私は行かなかった…

昼間、歯医者に行った夫…なかなか帰って来ないと思ったら、
大きな箱を抱えて帰ってきた。

私用のヘルメットだった。

前日、
「明日の花火大会、きっと混んでるからバイクで行こう」
と言っていたのは、こういう事か!

だけどタンデムは、ちょっとなぁ…

ありがたい提案ではあったが私は答えなかった。
半分、冗談だと思っていたからだ。

買ってきたメットはメタルレッドのジェット型。

一応かぶってみるが、かぶりづらい。

「似合う!」と夫。

メットが似合うというのが、どれほどのことなのか?とは思うが、
褒められるとイヤな気はしない。

ただ、
私が夫とタンデムする事は今後もないだろう…

最近は乗ってないが、もし乗ることが合ってもバイクには1人で乗る。

万が一、花火大会にタンデムで行って転んで2人とも怪我して入院でもしたら?

…と考えるのだ。

M嬢が家で待っている…誰が面倒をみる?

夫だって、若い頃とは違って体力も判断力も落ちている。

車とぶつかりそうになったとき、避けられないかもしれない。

現実を受け入れ、最悪の事を考える…
万が一の事態を避けねばならぬ。

我が家の場合、M嬢がいる間は、
夫か自分か、必ずどちらかが元気でいないといけないのだ。


しっかし、ブレイキンってスゴいなぁ…

見ているだけで首の骨が、どうにかなりそうだ。
(^◇^;)

夫が花火大会に出かけている間、
佐藤愛子さんの話題作を読んだ。

映画も見たい…

映画は夫に留守番頼んで1人で行くかな。

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地震と台風

2024-08-10 08:42:00 | 報道 ニュース ワイドショー
どうなるんだろう…今年のお盆休みは。
(-。-;

元日の能登地震もそうだが、
なぜ、人が楽しみにしている行事やイベントのタイミングでやってくるのか…

オリンピックのレスリングで日本人選手たちが大活躍しても、

甲子園で球児たちが炎天下の中、懸命に頑張っている姿をみても、

TV画面の左端に大きく
《南海トラフ「巨大地震注意」》

と表示されていると、
心底から楽しめないし喜べない。

不安な気持ちが占める割合のほうが圧倒的に強くなっているのが今の心境だ。

昨日の地震直後は、
横浜の息子に十分に備えるようにメールしたが、
マンションの耐震性のせいか、あまり揺れを感じなかったらしい。

息子は、
「身構えているときは来ないものだよ」
と返信してきたが、

確かに
災害は忘れた頃にやってくる。

そうなると、

忘れないように、永久に身構えておかねばならぬ。

でもこの状況は、

恐らく、
いつ頭の上から爆弾が落ちてくるかわからないウクライナやガザなどの戦争地帯や紛争地帯に暮らす人々の心境と近いのではなかろうか?

人的災害か自然災害の違いだけに思える。

何事もない平和な日々を過ごすのは本当に難しい。

重い鉛の振り子を揺らしながら大きな柱時計が告げる災害の瞬間が近づいている…

台風の進路も気になる。

息子は、この休暇中に旅行で北の方に行くと言っていたが、どこに行くのだろう…。

やめろとは言えないし…
気になる。

(−_−;)




















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音楽に囲まれていたい

2024-08-08 07:55:00 | 音楽
この2日間はコンクールの疲れが出たのか、夜はぐっすり眠れている。

今朝は離れの屋根の辺りから、何かが飛び降りるドカーンという大きな音がして、

M嬢と一緒に飛び起きた。

野生動物が屋根の上から堕ちた?

地域ネコのユキちゃんが野生動物を追い払った?

それとも…泥棒?

あれこれ予想してみたけれど、
何の音なのかわからない…

最近は、山間部の一軒家を狙う泥棒も多いらしい…

4:30、辺りはまだ薄暗い。
M嬢を連れて敷地内をパトロールするが異常はなさそうだ。


5月の定演でお世話になった楽悠の事務局からDVDが届いた。

毎回のことながら、コレを見るには勇気が要る…
(-。-;

しかも今回は司会と歌で賛助出演している分、出番が多い…

PCで夫のいない時間にこっそり観る。

今使っているHPのPCは、音が良くない。

本当はTVとDVDプレーヤーを繋げばいいのだが、
この前、新しいカーペットを敷くときにTVを動かすために取り外したままだ。

最近の夫は頼んでも、すぐに動かない。

年取ると何もかもが面倒臭くなるものだ。
多分、TVでDVDを見るのは、ずっと先になるだろう。





PCの画面では迫力に欠けるが、
観ているうちに定演の時のワクワク感が蘇ってきた。

2時間のコンサートが程よく編集されている…
最初から最後まで楽しめた。

このDVDを編集した人の心遣いを感じさせる仕上がりだ。

ありがたい。

自分自身が司会をしているのをフルで観たのは何十年ぶりだろう…

客観的に判断すると、
見た目も声も年齢相応…という印象を受ける。

ビデオの場合は、それが如実に表れる。

そして、何より感じたのは

(あぁ、楽しそうに司会をしているな)

と言うこと。

大好きな音楽を自分の言葉で紹介する…

なんとも幸福感に満ちた表情をしているではないか!

今は講師業が主になってしまったが、
やっぱり自分は音楽が大好きなのだ。

音楽に囲まれていたいのだ!

2度もシャンソンコンクールに挑戦した理由も、多分そこだ。

私には、
常に一緒に活動する音楽仲間がいるわけではないし、
自身でコンサートを企画したりする時間も体力もない。

今回のシャンソンコンクールは、
私にとって元銀巴里のピアニストと共演できる千載一遇のチャンスでもあった…

その目的は達成できた。

その上、グランプリ受賞者や優秀賞受賞者をはじめ、 
永く歌い続けている出演者の方々の素晴らしい歌を聴く事ができた!

自分への講評では、ちょっと凹んだが、
まぁ、思いつきでシャンソンを我流で始めた割にはうまくいった方だと思う。

コンクール出場は、自身の課題を知り、次のステップに行くための大事な経験だが

出るのは、年に1回くらいでいいかな…
(^_^;)


さてと、
お盆明けの仕事の準備に入ろう。
今日からは、また講師の顔。

気づかせてくれたDVDに感謝!




























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哀しい歌は唄えない③

2024-08-07 11:32:00 | 音楽
会場を出たのが6時過ぎ、

帰りの電車内で、
今回のコンクール応募の自身の目的を考えてみた。

何のために、こんなに時間とお金をかけてコンクールに出たのだろうか?
…と。

結果に満足だったら、普通はそんなことは考えない。

酷評は、まさに私の歌に対してだった…
(−_−;)

審査員でもあるシャンソン歌手のNさんから
『この歌は悲しい歌です、戦争で帰ってこない恋人を待っている歌です、それを楽しく唄うのは…』

と、全否定されてしまったのだ。

もちろんフランス語の歌詞の意味も
単語1つ1つを調べて、それなりに歌ったつもりだった…

《待ちましょう》は悲しい歌詞ではあるが、
帰って来るか来ないか分からない戦地に行った愛する人を待つ…

そんな気持ちを歌った曲である。

前日、ウクライナ国内で戦地に行った夫や恋人を帰すよう抗議をしていた女性たちのニュースを見た。

79年前は、広島に原爆が落とされた。

平和を願う気持ち、大切な人が帰って来るよう願う気持ち…

それを歌ったつもりだったが、

単に楽しく歌っただけ…と吐き捨てられたのは、
私の技量が足りなかったせいだろう…

キーが半音上がったのも、明るく感じられた要因かもしれない。

しかも伴奏はスイングジャズ風である。
(^◇^;)

これを、どう悲しく唄えば良いのだろう…
誰か教えて欲しい。
(~_~;)


私の講評の後で
客席の後ろの方に座った男性がスーッと席を立って出て行ったのが見えた。

自衛官時代にお世話になった大先輩だった。
わざわざ聴きに来てくださったのに…
講評を聞いて不愉快になってしまったかな?

空席の目立つ席が、ますます閑散としている。


だけど、収穫も多かった。

グランプリ受賞者の中国人留学生の歌は素晴らしかった!

韓国から参加した優秀賞の歌手の方の歌も私は好きだ。

彼女たちのフランス語の発音の美しさにうっとりと聴き入ってしまった。

その彼女たちに、

『今度は日本語で歌ってほしい、そのほうが伝わるから…』

と、コンクールの最後に審査員や主催者は結んだ。


私は問いたい。

美しいフランス語で歌うシャンソンは日本人に伝わらないのですか?

カンツォーネはイタリア語で歌うより日本語のほうが伝わりますか?

シャンソンやカンツォーネを歌う人の裾野を拡げるには、
《日本語で歌う》事が基本なのかもしれないが…

原語で歌ってこそ、素晴らしいと思える歌も多いのが事実だ。

【愛の讃歌】なんて、
まさにそうではないだろうか…

違いますか?


トップ画像は、
自衛官時代の大先輩の差し入れ。
可愛いバッグの中には、のど飴がギッシリ入っていた。

いつも、ありがとうございます!





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哀しい歌は唄えない②

2024-08-07 10:41:00 | 音楽
コンクール会場の内幸町ホールは、
来年から改装のため2年間使えなくなるらしい…

コーダが終わったとき、
目が眩むほどのスポットを浴びながら

(このホールで歌うのは最初で最後だろう)

ここで歌えることに心から感謝しながら歌い終えた。

トップバッターの役目をとりあえず果たしたかな?

全員が歌い終わるのは、17時頃の予定だ。

オリエンテーションで出演者は最後まで衣装を着替えずにいてほしいと主催者から告げられている…

さて、これからの時間はどうやって過ごそうか…

とりあえず控え室で、モニターを観ながら他の出演者の歌を聴こう。

コンビニに昼食を買いに行くには着替えなければならないが、
なんだか面倒だなぁ…

そんな事を考えていたら、
名古屋から来たKさんが、お土産のお饅頭をくださった。

(お〜!お昼ご飯代わりに頂こう、ありがたい‼︎)

控え室では、ほぼ皆さん顔見知りのようで、本番前だというのに余裕が感じられる。

それに出番が終わって帰って来ると皆んな拍手で迎えてくれて、とてもイイ感じだ。

福島や秋田、山口のお国言葉が飛び交う…

なんだか居心地がいい。

そして全員が終わってから審査待ちの30分の間に、
『コンクールあるある』のウラ話で大いに盛りがる。

ベテラン出演者は言う。

「このコンクールはね、全員に講評があるのよ」
「だけど結構その時間が長くて大変なのよ」


ふむふむ… 
初めての私には、講評はとてもありがたいものだと思うが…

「講評はお客さんの前であるんですか?」

と訊くと、

「そうなの、酷評もあるから公開裁判みたいな感じよ」

との事…

「だから、私は知り合いに予め言ってきたのよ、不愉快になるから講評は聞かずに帰ってね、って」

とベテラン出演者さん。

そうなんだ…

確かに、人前でコケ下されるのは出演者の立場として辛いかもなぁ…

打たれ強い私ではあるが、内心は傷つきやすい…

(何を言われるかなぁ…)
不安がよぎる。

表情が顔に出たのか…

「あなた、良かったわよ!
あの歌は、なかなか、あんな風には歌えない曲なのよ」

とベテラン出演者さんが励ましてくださった。

嬉しかった…

(哀しい歌は唄えない③に続く)







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哀しい歌は唄えない①

2024-08-07 09:24:28 | 音楽
いつもは4:30に起こされているのに、
夏バテ気味なのかM嬢に起こされたのは
朝5:00過ぎ、

コンクール当日だというのに寝過ごした。

もう6:08の始発に間に合わない。
調べてみると、もう1本乗り換えなしの電車があった。

6:41分の平塚行きに乗って9:05分に新橋で降りれば丁度いい…

新幹線で行くと30分以上時間短縮ができるが、
東京駅から乗り換えて新橋まで行くのは
通勤ラッシュに慣れない自分には苦痛で仕方ない。
それに東海道線直通の始発電車のグリーン車ならのんびりできる。

まぁ、帰りはグッタリ疲れているだろうから、
行きだけでも楽な方法を選ぼう。


HPの親切な案内図が役に立ち、
新橋駅から会場の内幸町ホールまで難なく着いた。


会場控え室に出演順が貼ってあるというので見てみると…

なんと!自分の名前が1番最初に書かれているではないか‼︎

主催者側が意図的に順番を決めている…という事は、

イベント的に構成を考える立場からすれば
いわゆる私の歌は【前座】である。

そういう事か。
(^◇^;)


今回のコンクールには時間制限がない分、演奏曲は大曲が多く、従って演奏時間も長い。
私の演奏時間は3分30秒と、たぶん33名の出演者の中で一番短い。

しかも今回のアレンジはフレンチジャズ風…
確かにオープニングにはピッタリだ。

私が主催者でも、オープニング曲として選ぶに違いない。

自分に与えられた役目を果たせばいい。

そう思って本番に臨んだ。

ピンスポが当たる、
15秒程度の自己紹介をしながら客席を見回した。

180程度の客席だと聞いていたが、空席が目立つ…

コロナ禍を思い出したが、こんなに少ないとは…ちょっとびっくりした。


元銀巴里のピアニスト、F氏に合図を送る…

F氏の前奏は弾んでいた。

その軽やかなピアノに乗って、
私の身体は自然にスイングした…

2番で日本語の歌詞を一瞬、間違えそうになったが
テキトーに誤魔化した。^^;

伴奏のF氏が提案してくださったコーダのところでピンスポが一段と明るくなった…

(哀しい歌は唄えない②に続く)


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使えない肩書き

2024-08-05 12:06:43 | Diary
一昨日、熱中症になりかかったせいだろうか…今朝もだるい。

熱はないけれど、身体に熱がこもっているような感じだ。

エアコンを付けっぱなしで寝ているせいで、体温調節がうまくいかくなっているのかな?

M嬢は、いつも通りに4:30に起こしにくるが、

土日はオリンピックを観るために夜更かした私と夫に付き合わされたせいで、

今日も朝からよく寝ている。

昨日は夕方6時過ぎに街中の公園までドライブがてら散歩に出かけた。

いつも出会う常連の犬達は最初だけ元気だったが、
帰る頃は皆んなグッタリしていた。

秋田犬の飼い主さんは、松林の中でピタッと止まって動かなくなった犬をベンチの近くで休ませていたっけ…

この猛暑で、
ドッグランのお仲間たちは、どうしているだろう…

いつも帰り道に通りかかる夫曰く

「誰も行かないせいか、芝生が復活していた」らしい…

一時期、混みすぎて真ん中辺りは生えなくなっていたのだが、

さすがに、日陰のないドッグランに行く人はいない。

お仲間達と次に会えるのはいつのことか…




図書館で借りてきた本だが、面白い。

著者は実際に起きた事件を揶揄しながらも「こんなのアリ?」と読者に問いかけている。

先月、同じ著者の本を読んだばかりだが、
面白いので第二弾も借りてきた。

作家や歌手、ブランドなどの商標権に関するトラブルを取り上げているが、

思いがけない人の名前も出てきてビックリする。

商標権侵害や著作権侵害で訴えられて、認められれば、訴えられたほうは相当な痛手を受けるらしい。

フランスの有名ブランドが、
京都の数珠会社の袋が自社のデザインを真似たものだとして訴えたケースなどは有名だが、

遡ってみればデザイン自体は何世紀も前から存在していた物だから、

ブランドが独自にデザインしたものではない事ぐらい、ちょっと調べれば誰でもわかる。

この事例のように商標権侵害の訴訟は、
無知が原因で、大恥をかくケースも多いようだ。

私もこの本を読んでから
某有名歌手への見方が180度変わった。

そういえば、
【ヴォイストレーナー】という言葉も商標登録されているが、知らずに勝手に使っている人が多い。

私が肩書に
ボイスインストラクターという言葉を使っているのは、

ボイストレーナー
ヴォイストレーナー
ボイストレーニング
ヴォイストレーニング

が、
商標登録された言葉で勝手に使えないからだが、

けっこう知らずに使っている人もいるなぁ…

あな恐ろしや。

(−_−;)















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