遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



   昨夜 満喜子先生と片岡先生、奈良裕之さん、Overtone Breath Bandの”共鳴する身体”Resonance....に行きました。二部はワークショップでした。仕事に追われて、内幸町ホールに着いた時には舞台は青く染まり原初のうねりを思わせるようなウタと踊りが繰り広げられていました。奈良さんの音楽は倍音の渦で...わたしはその響きで向こう側に連れていかれそうでした。なかでも鈴....スレイベルのような巫女の持つ魂振りの鈴のような....あの音に身体が共鳴して身体と魂のすきまを響きが満たし わたしは振動する身体を抑えたものか解き放っていいものか一瞬迷いました。

   二部はワークショップでした。片岡通人さんは東京シティバレー団を経て創作舞踊に入った方です。意識を肩からゆびさきに向かってすこしずつ充たしてゆく...すると意識するだけで身体が反応しました。ひとはもともと身体と魂と感覚と一体のものだった....精妙な器だったのです。....そして宇宙でたったひとつの楽器でもある....150名の声の倍音はとよもす波となりました。

   そして、わたしはあっという間に境界を越えていました。変性意識といいます。非日常意識、ユング心理学の集合無意識の領域、いわゆる神懸り状態です。声は150名の倍音のはるか高みに飛翔してわたしはウタっていました。聞いたことのないうつくしい歌でした。どこから出ているのかわからない声でした。川瀬先生の個人レッスンで川瀬先生から求められていたものがその時わかった。宇宙につながること....わたしはクリスタルの結晶.天と地を讃える楽器でした。

   わたしはもしかしたらそうではないか...と感じていたもの......太古のシャーマンの末裔のひとりであることをあらためて自覚しました。今 読んでいらっしゃる方縁につながる方のなかにもそのような方がいらっしゃるかもしれませんね。....いつのまにか消え去ってしまったひとびとがいます。天と地のあいだで調和して平和に生きていたひとびとは、いつのまにか滅びてしまったように見えます。けれどもそのひとびとの血はわたしたちのなかに流れている....わたしが呼び覚まされたように、わたしはひとびとのなかに眠っているたいせつなものを呼び覚ましたい....ウタとカタリで...夕べ、扉が開きはじめました。その向こうにあるのはスピリチュアルであって”知”です。


オリオン星雲





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