遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



 アカデミー賞 結果速報は → コチラ

  女優さんたちのドレスが地味になりましたね。アカデミー賞も往年の輝きがなくなったように思います。今年の受賞を見ると じょうずに分配しているなぁ.....という感じがします。英国王のスピーチは佳品のようですね。作品を見ていないのでなんともいえませんが、アメリカ人の王室好きは有名です。ナタリー・ポートマンはイスラエル人で ハーバード大学でした。

  昨年はともに最多9部門で候補にあがった、「アバター」と「ハート・ロッカー」の一騎打ちでしたが結果的にイラク戦争を舞台にした「ハート・ロッカー」の圧勝で終わりまた。現実の興行収入をみると大衆から圧倒的に支持され記録を塗り替えた大ヒットを、「アカデミー賞受賞作の中でも最も収益が少ない作品」(米紙ニューヨーク・タイムズ)ハートロッカーが破ったのです。

  なぜ アバターは敗れたのか → コチラ
  
  アバターは元海兵隊員のジェイクが惑星パンドラの先住民族・ナヴィと同化し 魂の樹をまもるため 人間や戦車と戦うというものがたり…。なぜこの惑星パンドラに地球から、人間が来ているのでしょう。人間は、ナビィ族が住んでいる地下にある鉱石が欲しいのです。カナダでもそうですが 先住民族とウラン鉱石とは縁が深い。ナヴィ族はアメリカの先住民族 インディアンととても似ています。監督の意図するもののひとつが見えてきます。

  ハートロッカーはIED(即席爆発装置)の解除作業をするアメリカ軍兵士の話です。IED......イラクの武器だったのでしょう。アメリカ軍兵士死者・負傷者の40%がIEDによるものでした。アメリカ政府の頭痛の種でした。 

  おなじ アメリカの兵士が主人公のふたつの映画。昨年の”勝負”を見ても アカデミー賞の傾向がわかりますが、ショー・ビズはイスラエル人のものなのでしかたがないのかもしれません。

  すみません 昨年のアカデミー賞のこと書いてしまって まえからアバターについて書きたかったものですから。アカデミー賞はもっとワクワクする 夢と驚きに充ちたものであってほしいなと思います。

  式で亡くなったスターたちを偲んで歌ったセリーヌ・ディオンの ”スマイル”が素晴らしかったです。グイネス・バルトロウの魂のない歌とは対照的でした。それにしても アーサー・ペン スザンヌ・ヨーク パトリシア・ニール デニス・ホッパー ........みんな亡くなったんですね。さみしいことです。


アバターあらすじ → コチラ

ハート・ロッカー あらすじ → コチラ

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