15:00から16:30 そのあと いっしょにおやつ
ろうそくを6本 灯します。
子どもたち 30から40名
外国の怖い話から 金の腕 すでに逃げ出しかけている子どもたち
日本の昔話から 食わず女房 あかんぼオバケ
ほんとうにあったおはなし おるすばん
文学から かくれんぼうの時間
ほんとうにあったかもしれない話 さやかちゃんの場合
みなさん なかなか よかったです。伝えていないのに 擬音をとても多くとりいれていました。
ものがたりを 融通無碍にかえていました。 季節とか 子どもの合いの手に反応するとか
ものがたりは生き物のようでした。
おはなしひとつ終わったら ろうそく一本 消してゆきます。
子どもたちは消したくて 消したくて たまりません。
そのあと ぼく 語りたい という子がいて
「徳川埋蔵金の秘密」を語ってくれました。
子どもたちの反応がおもしろかった。
あのそばかすの子は 隠れた自分?
それって セクシィな話.... そのまま おじいちゃんのところへ 行ったら 死んじゃったんだよね。
ちゃんと わかっている。低学年がほとんどですが 子どもを見くびってはいけません。
そのあと お食事会 思わぬ展開に吃驚しました。このごろ なにかが変。
伝えたいことは伝えました。
絵本関係の方 ボランティアの方に ときどき 絵本が好き ボランティアが好きだけでなく
絵本についてなにかしている自分 ボランティアをしている自分 が 好きというありかたをみかけます。
自分の 補償 ステータスになっている。
それはそれでよいのです。トラウマやコンプレックスを解消したい それでいいのです。
でも 自分にそういう面があることに気づかないとしたら それは 足元の小石。
まえに進む さまたげとなります。
行き過ぎますと 他者との競争意識 も生まれますし することそのものが目的になる。
絵本が目的 語りが目的 奉仕が目的......
なぜ 絵本なのか なぜ語りなのか なぜ ボランティアなのか.....
わたしはみなさんに年に一度は訊ねるようにしています。
...... ただ 語りをするということは 気づくことができるという意味で覚醒が早いように思います。
外からでも 声のひびきによってそのひとが見えるけれど 自分でも変化はわかるはずです。
器である魂やカラダを磨くことが 容易だということです。
そのチャンスをいかしていただきたい。それには 感じること.... 自分に耳を澄ませること
ありのままの今の自分を抱きしめ 愛すること.....
けれども それは なんて むつかしいのでしょう.... ときには。
立ちすくみそうになる わたしが います。
さぁ 行動だ。前にすすむしかありません。