ごめんなさいね アイパッドでUPするのは むつかしい。
昨夜泊まった 厚岸から霧多布岬 北太平洋ラインを走り 風蓮湖……
荒寥 寂ばく 濃淡のグレイ 海も空も大地も 霧多布の風景は身に![image.jpeg](cid:D137D01F-526F-4EFD-8027-802ABB592F7A)
染みました。海岸線 原野 道路の前も後ろも誰もいない 車と
わたしだけ…… 自分の中へ旅しているようでした。
それから日本國の最東端 納沙布岬 に向かった。
ほんとうに北方領土って すぐそばに見える。ロシアは返すべきと
思います。でも 日本人とくにうようよさんたちは その前に北方領土
を含め北海道が 和人がアイヌや 動物たちから奪ったものだということを
考えなくてはいけない。
思ったより時間がかかり 時間は二時過ぎ。 えっ 165キロ これから走る …
阿寒湖まで……気が遠くなりそうでした。
道内は80キロは常識、ビュンビュン飛ばす。そのくらい出せるけど
車間 5mでピッタリくっついてくるのはやめてね。セクハラだ。
別海は 酪農地帯 どこまでもつづく 緑の牧場 ここから 北海道牛乳
バター チーズ がやってくる。 大規模な牧場 カフェ併設の……
整備された 絵みたいな……… よりちいさな牧場の佇まいが身に染みた。
道内で見た神社はコンクリート製、真っ赤や真っ白に塗られた鳥居
お社も真っ赤だったりして、 ぎょっとするのだが パワーはすごい
グイグイ
くる。 走っているうち それなのになぜ 自然の底深い息吹
エナジーを感じないのかと思った。
北海道は あたまではないか…… 途端にうわっときた。体の芯を
貫くように。運転があぶない。わたしは慌てて 意識を閉じたけれど
つながったその感覚はしばらく残り 山が見えたときには 涙が
こみ上げた。 山から おおきなあたたかい懐かしい 氣……がきて
わたしをつつむ。
最後の30 キロはしんじられないことに山越え 真っ暗 たまさか
後から来る車は 煽る煽る …… ムリよ はじめての山路 必死で
ハンドルを握った。 セブンがあった。 目的を果たす場所だった。