きのう 「アシタカせっ記」(もののけ姫)テレビで 観ました。
もののけ姫 のタイトル は 鈴木さんが つけたんだそうです。
そうだよね
もののけ姫は タイトルロールではなく あれは 蝦夷の若者
アシタカヒコの ものがたり です。
アシタカは ヤマトに駆逐され 東北 (ヒタカミ?)
に 逃れた蝦夷の一族 大巫女 ひぃさまのもとで
将来の首長を約束された 若者 でした。
ある日 娘たちを 守るため タタリ神になった(ナゴの守)
を殺したことで 腕に タタリを 受けます。
それは 肉を焼き 骨を灼き 死に至らしめる 呪い。
アシタカは 旅に 出ます。
もののけ姫 サン という 名の意味は もののけに 供物 として
捧げられた 三番目の娘 の意味では ないかと 聴いて
なるほど! と 思いました。
東西の古今の おはなし 昔話に 父親 あるいは じさまが
知らず知らず 人間ではないもの 龍とか と 娘を やる
約束を 結ぶ パターンが あります。
長女次女は 嫌だといい 末娘が 生け贄になる 人外のもの
の花嫁に なる 類話が 多数 あるのです。
アシタカは タタラ場 で 神の森を切り拓き よるべない人々を
集め 一方で 権力者と繋がり 文明の象徴 戦の象徴 鉄を
精錬する 女 エボシ御前と 出会い
「そなたのなかには 夜叉 が いる 」 と看破します。
自然と 文明の 共存は できないのか
これは アシタカ の テーマ 宮崎駿監督の テーマでした。
さて あれから 何十年?
自然は 文明に 組み伏せられようと しているように 見えます。
気象 動物 人間の体に至るまで 改変 されようとしています。
あまつさえ ひとは 命を奪われ 魂すら 奪われ ようとしています。
文明の象徴 タタラ場 タタラ → タタリ 祟り
文明 こそが 人類に とって タタリで あったのです。
アシタカの腕にかかった 紫の悍ましい アザは アシタカが
憎しみを持った時 戦おうとする時 脈打ち 膨れ上がり
強烈な 痛みを与えます。
戦うな! ? これは ハウルも 同じでした。
コロされ ナきものに されようとしているわたしたち
は いったい どうしたら いいのだろう。
森へ 帰れと。 生きろ と。
いい映画 は 何十年たっても 勇気と ちからをくれる。
時代とともに ある意味で 同じメッセージを ある意味で
角度を 変えた メッセージを 見せてくれる。
整いませんが 仕事に行くので ここで UPします。