ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ストロベリーショートケイクス

2008-02-07 17:46:26 | 映画
これは、DVDで見た。

名前とは裏腹に、結構きつい映画だ。

かなわぬ乙女の恋。

4人の女が登場する。

何らかのかかわりはあるが、二組に分かれる。

恋人に振られ、拾った石に恋を願うフリーター。

そのフリーターが務める「デリヘル」で働くデリヘル嬢。

かなわぬ相手と恋をするが、現実は厳しい売春だ。

平凡なサラリーマンで、SEXフレンドとうまくやっている女。

しつこくして、嫌われる。

彼女のルームメイトで、表紙絵のイラストを描く女。

最近別れた男から、結婚式の写真が届いていらいら。吐きまくる。

なんとも、だるい恋愛物語。

それぞれが、だるいながら、真剣な思いを遂げられず青春を生きる。

結局なんとか、それぞれの鞘に収まるまでのお話。

ちょっとシャイなこの雰囲気に入り込めない人には辛い映画だ。

芸術的というか?

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歓喜の歌

2008-02-06 16:11:02 | 映画
歓喜の歌とは、例のベートーベンの第九である。

年末コーラスの定番だが、なぜか心を高揚させ楽しくさせてくれる。

もしメジャーなら、年末公開で見たいが、マイナーで今になった。

しかし、こぶりながらなかなかの作品だ。

主演の小林薫がいい。

駄目な男を絶妙に演じている。

市役所から転属した文化ホールの主任を気楽に務めるが、

ダブルブッキングでおおもめに。

おまけに、いれあげたスナックのおやじにせめたてられピンチに。

はては、誕生日だというのに、妻から三下り半を突き付けられる。

そんな、情けない男を、見事に演じあげている。

これを励ます役どころの安田成美の持ち味がなんとも、ほんわかしていい。

監督も気を使って、最初の対決場面は、リーダーなのに副リーダーに任せた。

おかげで、喧嘩にならずに、大合唱団が生まれる。

小林の妻役は、浅田美代子だが、これはミスキャスト。

離婚を迫る役だが、ちょっと顔が汚い。

きつくないのはいいが、もうちょっとすっきりして欲しかった。

最後は仲なりするのだからね。

女性たちは、コーラスがお好きだ。

役者たちも、芸達者で、由紀さおりをはじめ

歌手も混じって、大合唱団を見事に吹き替えなしで演じている。

落語が原作だけに、そこここに笑いの種がある。

楽しくしてくれる映画だ。






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アメリカンギャングスター

2008-02-05 10:49:35 | 映画
実話の映画化だけに、真実味を帯びている。

これは、ベトナム戦争当時の話だ。

新しいギャングスターの登場だ。

いわゆる経済マフィア。

自分では、悪に手を染めず、親族仲間で結束し、裏切りはない。

表面上は、成り金として、豪勢な生活を送り、社交界ではばたく。

そんな彼の仕事は、麻薬の輸入販売だ。

ギャングのお抱え運転手をして、親分に気に入られ、

死後、そのあとを継ぐ。

だが今までのギャングのような、派手な出入りはしない。

家族を呼び寄せ、結束を促す。ただし、裏切り者には厳しい

殺すことは平気だ。

一方、ベトナム戦争の影響で麻薬が蔓延している。

これを取締る警官たちに不正が続発し、取り締まりは二の次になっている。

そんなところで、正直な警官が取り締まりのボスに任命される。

まず、既存の警察に妨害される。

執拗な張り込みにもかかわらず、麻薬の悪玉はなかなか姿を現さない。

そんな、麻薬ギャングと麻薬捜査官の頭を使ったバトルが繰り広げられる。

新しいギャング映画の登場だ。

デンジェルワシントンとラッセルクロウという

大ベテランを迎えて、がちんこ勝負だ。

ただ、麻薬王がつかまって、ENDかと思いきや

第二の捜査がある。

必要ではあるが、最後がだれる。


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