ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「レッド・スパロー」、ジェニファー・ローレンス、自らの肉体を売り物にスパイ活動!

2018-06-30 16:24:33 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ジェニファー・ローレンス好き、サスペンス好き ☆☆☆★

R15+ エロもグロも

バレーダンサーが、怪我のためダンサー生命を絶たれ、叔父の勧めでレッドスパロー(色仕掛けのスパイ)に。

前半、スパイ養成所で、全裸を要求され、セックスを要求され、恥ずかしい精神を叩き直されます。

この映画の主人公レッドスパローに扮するのは、ジェニファー・ローレンス。

大胆な全裸シーンとセックスシーン。その肉付きのよさに圧倒されます。

ネットで、それらのシーンがすでにみられるという、スキャンダル女優となりました。

後半は、モグラと呼ばれるロシア情報庁内のスパイを突き止めるため、アメリカの情報官に接触。本気とも思わせる恋愛感情を燃え上がらせます。

そして、拷問シーン。全裸拷問や、タオルを介しての殴打。

極めつけは、皮膚剥離器、薄皮を剥いでいくという痛い拷問。

ラストは、二転三転のあっという展開です。

ロシアのスパイを描いたアメリカ映画。

ロシアなまりの英語を話すというけったいな映画です。

脇役も、そろっています。シャーロット・ランブリングの教習所の教官、すました顔してきついことをやらせます。

原作は、CIA局員という経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説。

 



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「30年後の同窓会」ベトナム戦争を共に戦った3人が30年後再会!

2018-06-29 17:41:43 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

2003年、イラク戦争時。ベトナム戦争に参戦した3人。

30年後に再会。邦題の同窓会は、学校のとつい思ってしまうのでミスリード。

妻と子を亡くしたドクが、バーを営むサルと、牧師になったミューラーのもとを訪れ、イラク戦争で亡くなった息子を弔いたいと同行を求める。

そうして始まった、3人のロードムービー。

暑苦しい中年男三人、下ネタもふんだんに。

息子の死が、英雄としての死ではないが、国は、英雄として祀ろうとする。それに反発した父が、故郷の墓に持ち帰るというエピソードが後半の主題。

闇に戦争批判だが、むしろ3人の友情物語として描いている。

リチャード・リンクレイターだけに味のある演出を見せてくれる。

 

 

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「立ち去った女」、ベネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)受賞作!

2018-06-28 16:12:39 | フィリッピン映画

おすすめ度 ☆☆☆

228分(約4時間)の作品。途中の中休みなし。仕方なくDVDを待ちやっと鑑賞。

鑑賞に3日かける。

アクションとか、恋愛とか、いわゆる娯楽映画ではないので、覚悟が必要。

だが、映画マニアにとっては、美しくも徹底的な長回しと、蠱惑的なロングショット。動かない白黒画面にいつしか吸い寄せられてしまう。

殺人の罪で30年間投獄されていた無実の女ホラシアが出所した。

彼女を陥れたかつての恋人ロドリゴに復讐するため、彼のいる島へたどりつく。

物乞いの女やアヒルの卵を売る男、心身に傷を抱える謎の女ら生きることに疲れている人たちが現れる。

彼女は、彼らにやさしく接する。

子供たちに読み聞かせる物語や詩、歌、それらが、生きる、神と結びつき。

一方、金持ちになったロドリゴも、悩み牧師に悩みを聞いてもらおうとする。

心身をズタズタにされたゲイの男ホランダ。彼女突然日本語を使いだす。フィリピンも意外と日本と近い。彼女(彼)をやさしく受け入れるホラシア。

そして、意味深なラスト。

見終わった後のずっしり感は、もう一度見てみたい気を起こさせる。

監督ラブ・ディアス、主演チャロ・サントス・コンシオ。

 


 

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「焼肉ドラゴン」、鄭義信の人気舞台劇の映画化!

2018-06-27 16:53:00 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

1970年前後の大阪・伊丹空港近くの在日コリアン集落。焼き肉店「焼肉ドラゴン」の店主夫妻と4人の子供たちの6人家族が、大阪万博や高度経済成長の片隅でたくましく生きる姿を描いている。

父母は韓国人俳優、子供たちは日本人俳優が演じ、在日韓国人の当時の生きざまが、ややコミカルに描かれる。

長女に恋する男が、次女と結婚するが、長女への愛を断ち切れずにいるなど、子供たちの恋愛事情をないまぜて、映画に膨らみを与えている。

片手がなかったり、びっこを引いていたり、吃音症だったり、身体的にも差別を受けそうな家族だ。

だが、一番貧乏くじを引くのは、一番下の長男で、学校でいじめを受ける。

太平洋戦争、朝鮮戦争、済州島事件と家族が受けてきた悲劇がそれとなく描かれる。

そして、伊丹空港近く故の飛行機の騒音。

この映画で目を引くのは、父役のキム・サンホと母役のイ・ジョンウン、韓国映画でうまいのは知っていたが、日本語も勉強して、まさに好演。

「万引き家族」に続いての公開で話題を呼びそうだ。


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「レジェンド・オブ・パール ナーガの真珠」、ナーガの真珠をめぐっての羽族と人類の戦い!

2018-06-26 18:00:50 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆

「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。

地上の命運を左右する伝説の秘宝「ナーガの真珠」を巡って繰り広げられる大冒険を描いた中国製アドベンチャーアクション。

中国は人口も多く、どっさりとお金がかけられる。

まさに豪華ファンタジーアクション。

敵役に扮するのが、格闘技界のレジェンドサイモン・ヤムだけに、強い敵として登場。

泥空空は、羽族の黒羽とタッグを組み、立ち向かう。

一方、アルマジロみたいでもありスカンクの武器をもった不思議な動物と相棒となり、バディ映画にもなっている。

羽族だけに、空を自由に凌駕。

ストーリーも正統派であり、安心してみていられる。



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「ジグソウ ソウ・レガシー」、密室で生存をかけたゲームに挑む「ソウ」シリーズの復活!

2018-06-26 10:30:48 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

R15+ とにかくグロイ

密室で鎖につながれ、告白を強要されるサバイバルゲーム。

刃物で傷つけられ、血みどろになる。

「ソウ」シリーズは見ていないので、他の作品と比較のしようがないが、いずれにせよ拷問映画だ。

まあ、こういうのが好きな人にはいいのかもしれないが。

一応完結した「ソウ」が復活したので、続編があるかもしれない。

今回は、10年前の出来事とその後の出来事がリンクしているらしいのだが、ちょっと複雑。

まあ、顔が損壊するとか、内臓丸出しとか、グロさはえぐい。

 

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「ワンダー 君は太陽」、奇形児の少年が、いじめを受けながら成長していく物語!

2018-06-25 17:29:09 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

原作は、R・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」。実話ではないが、実際の話を参考に。

遺伝子の先天性疾患で、変形してしまった顔の持ち主が主人公。27回の整形手術に耐えて「マシになった」ものの、宇宙飛行士のヘルメットを脱ぎたがらない彼は、初めての学校生活で困難にぶち当たる。

幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。

だが通常ではない顔を持つ彼に、病気がうつるとか、さまざまな差別を受ける。

この少年を演じるのが、「ルーム」で世界中から注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブレイ。いまは。特殊メイクが発達しているが、負担を少なくするため、手短にできるメイクにしたとか。

それにしても、メイクのおかげで、むしろ愛嬌のあるつくりになっているのが救い。

さらに、この映画の特徴は、時間とともに、視点が代わることだ。おかげで、本人の頑張りよりも、人から見た頑張りがよりリアル。

さらに家族、母、父、姉、おばあちゃん。それぞれが、いい人で、やさしさにあふれている。

友達は、いじわるもいるが、決して悪人ではない。

学校も味方してくれる。

勉強はできる。

まあ、色んな要素で、心温まるストーリーになっている。

(みんなこんないい人ばかりだったら、世の中明るいのにな)

母はジュリアロバーツ、父はオーウェン・ウィルソンが好演。

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「霧の夜の戦慄(1947)」、ジェイムスメイソン主演のパラノイアミステリー!

2018-06-24 17:16:00 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆

ツタヤ発掘良品 1947年作品

当然白黒、初期のヒチコック映画を彷彿とさせる。

映画は二重構造になっていて、犯罪心理学の講師が大学である事件を講義している。

ところが、その主人公が、講師その人。(ジェイムスメイスンが一人二役なので)

不倫愛の末の義妹殺人事件なのだが、

講義者は、犯罪心理学者、犯罪を起こす医師は、優秀な脳外科医。

結局、犯罪はパラノイアによるものだが、

二階から突き落とす、自ら飛び降りる、これが交差して、

緊迫した映像と、ラストの霧のかかった断崖絶壁。

ジェイムスメイソンの渋さが光っています。

今から70年前の作品なのに、緊迫感は良好。

古いミステリー好きにはたまらん映画。

 

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「彼女が目覚めるその日まで」、難病にかかった女性記者の闘病物語!

2018-06-24 09:19:03 | カナダ映画

おすすめ度 ☆☆☆

カナダ、アイルランド合作

原因不明の難病に冒された女性記者スザンナ・キャラハンの闘病記「脳に棲む魔物」を映画化した人間ドラマ。実話の映画化。

シャーリーズセロンが、製作に参加。

クロエ・グレース・モレッツが、主演、難病の患者を熱演。

この映画の難病とは、2007年、つまりは21世紀になってようやく急性脳炎の一つと位置付けられ、正式に「抗NMDA受容体脳炎」という名前が与えられるまで、精神の病や悪魔憑きと判定され、正しい治療を受けることすら難しかった。

昨年末公開された日本映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」も、この病気の患者の物語、

ニューヨーク・ポスト紙で働く21歳のスザンナは、プライベートではミュージシャンのスティーブンと付き合いはじめ、公私ともに充実した毎日を送っていた。

突然、物忘れがひどくなり、幻覚や幻聴にも悩まされるようになり、ついには全身が痙攣する発作を起こす。

だが、医者の検査に異常は認められない。

この異常な状況が、映画の大半を占めるので、いささか、見るのが辛い。

病気の啓発には役立つのだろうが。


 

 

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「メアリと魔女の花」、米林宏昌監督の少女漫画!

2018-06-23 18:44:35 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督によるエンターテイメント超大作! 
スタジオポノック第一回長編作品。

スタジオジブリ出身だけに、ジブリ臭満載。

原作は、イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」。

田舎町の赤い館村に引っ越してきた11歳の少女メアリは、7年に1度しか咲かない不思議な花「夜間飛行」を森の中で発見する。

この花と猫に導かれ、箒に乗って、魔女の国へ迷いうこみます。

魔女学園、学長に気に入られ、早速、入学。

魔法は一夜限り。

だが、男友達のピータが連れ去られ、再び学園へ。

画面が奇麗で、言ってみればジブリなのだが。

後半は、ますます不可思議な展開となる。

少女を杉咲花、少年を神木隆之介が声優を担当。

 

 





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