ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「抱きたい関係」、アカデミー賞受賞のナタリーポートマンが新しい境地に挑戦。

2011-04-29 19:35:37 | アメリカ映画

ナタリーポートマンが製作まで手掛けた熱の入れよう。

アメリカ映画の一ジャンル恋愛コメディ。

だんだんエスカレートして、今回はかなりきわどい。

病院勤務の医師エマ、忙しい日々い追われている。

一方、アダムは、テレビ現場で働いているが、父親と元カノが結婚すると聞いて、大暴れして

昔からの友達であるエマの部屋に転がり込んで素っ裸で寝てしまう。

そして二人はドッキングする。

ここから、二人の関係が始まる。

男は結婚してもいいと思うが、女は、あくまで性的関係だけと割り切る。

そして二人は、忙しいのに行為に励む。

ナタリーもここまでやるかと思うくらい激しい。

まあ、このてのラブストーリーも、ひねりが必要で、ここにかけたのか?

で、アメリカでは大好評。

はたして日本では?

ただ、ハッピーエンドなので、どうなのかな。

女心の機微がうまく描かれているのか、きいてみたいものだ。

 

 

 

 

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DVD映画「ローマ 愛の部屋」、美しい女二人の愛の物語!

2011-04-26 20:55:02 | フランス映画

ゲイの映画は、かなり見受けられるが、レズの映画はあまり見かけない。

この映画は、劇場公開されていないが、結構美しい映画だ。

もちろん、レズシーン満載で、ほとんど裸でいるようなそんな映画だが、

映像の美しさに引き込まれる。

物語は、単純。

ローマで意気投合した、スペイン系の女性とロシア系の女性。

スペイン系の女性の部屋に二人で合流。

一晩愛を交わす。

といっても、いろんな仕掛けがあって、一つ部屋だけの撮影なのに

話がどんどん膨らむ。

夜だけに、光と影が絶妙に生かされ、

二人の行為にいやらしさがない。

愛(同性愛)という名にふさわしい映画だ。

 

 

 

 

 

 

 

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映画「somewhere」、気ままに暮らす男の悲哀、それは娘との触れ合いで知る!

2011-04-25 19:26:37 | アメリカ映画

コッポラ監督の娘ソフィアの作品だ。ヴェネチアで、金獅子賞を獲得した。

彼女も暮らしたことがあるというハリウッド伝説の「シャトーマーモント」が舞台だ。

有名男優で、セレブのジョニーマルコは、このホテルで滞在し、

酒と女に日々明け暮れたいた。

男にとって、ちょっと経験したくなるハチャメチャだ。

酔っ払って階段から落ち、骨折、そのギブスにサインしたのは娘のクレオ。

離婚した妻が家を空けるので、しばらく娘を預かることに。

そこで二人の恋人張りの仲睦まじい生活が始まる。

勿論その間も女遊びはやめないが。

そして、別れる時が来る。

華やかだった生活の後には、悲しみが、

監督は、自分が体験しただけに

セレブのゴージャスな生活の描写は抜群。

長いショットでありながら、それはリズムを刻むように躍動する。

そんな、新しい描写がグランプリに結び付いたのか?

話自体はそんな深刻でないが、

そのギャップが、セレブの裏側を覗かせてラストへとつながる。

 

 

 

 

 

 

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映画「セラフィーヌの庭」、素朴な女画家の有為転変!、でも彼女は自然を愛し続けた。

2011-04-23 19:54:37 | フランス映画

セラフィーヌどこかで聞いたような、そうフランス、素朴派の女性画家セラフィーヌ・ルイ(1864~1942年)その人だ。

彼女の半生を描いた映画「セラフィーヌの庭」。

セラフィーヌを演じるのは、決して美人ではない小太りのヨランドモロー。

純粋で自然を愛し、キリスト教に帰依するちょっと変わった女性を見事に演じている。

家政婦をして細々と生きていたセラフィーヌ。彼女は、自然が大好き、そっと、彼女独特の絵を描いていた。

彼女が家政婦をしていた相手が、有名な画商だった。

彼に絵の才能を見つけられ、徐々に絵が売れ出す。

だが、世の中の変化が、画商を苦しめ、と同時にセラフィーヌにも生活の変化が。

有頂天からどん底へ。

でもその間も、ずっと絵への関心は失わず描きつづける。

彼女の純真な姿と、挿入される不思議な美しさを持つ絵画が、映画の魅力を作る。

しかし、終生独身で通した彼女の生涯は、自然と神と絵画という絶好の伴侶で幸せだったのだろう。

映画のラストは美しい。

 

 

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携帯小説の映画化「ランウェイ・ビート」、高校生がファッションショーの成功物語です。

2011-04-22 20:05:14 | 日本映画

この「ランウェイ・ビート」という題名。

原作の題そのまま、これでも日本映画。

で、そんな名前にごまかされて、間違えてみてしまった。

まあこんなこともあるのかな。

高校生が、一つのことに集中して集団で物事を成し遂げる。

そんな青春映画は、佳作もあるのだが?

ファッションショーをテーマにしたのは、確かに見た目は派手で

女の子にもてそうなのだが、でもこけたとの噂も。

まあ、最近のテレビドラマの薄っぺらさを引きずったような薄さ。

適度にドラマを持ち込んだ、良質の青春映画という面は、見た人の心をつかむのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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映画「ザ・ライト エクソシストの真実」、アンソニーホプキンスがまたまた怪演!

2011-04-19 20:13:35 | アメリカ映画

エクソシスト、悪魔祓い師。

日本ではなじみが少ないが、キリスト教では大事な役割をしているのか?

で、この映画、神父を志す青年が、もうひとつ神が信じられないでいるので

エクソシストを紹介され、そこで修業を積むことに。

で、本当につきものついた人の治療を見ているうちに

エクソシストの神髄に触れることに。

そして彼は、エクソシストになるという実話の映画化だという。

確かに映画の中では、つかれる(憑依)ということのちょっとホラーな感じがよく出ているが

現世で過ごす私にとっては、ちょっと遠い存在。

その意味で、ホラー映画としてしか見られず、映画の価値がわからない。

映画的には、アンソニーホプキンスがエクソシストをよく演じ、怖い。

 

 

 

 

 

 

 

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40年別れて暮らした夫婦、再会の時、中国らしい円卓でのおもてなし「再開の食卓」

2011-04-18 19:12:00 | 中国映画

中国は、昔国民党と共産党に分かれて戦争をし、国民党は台湾へ逃げたというつらい過去がある。

現在、中国では、国民党軍の兵士をも台湾から迎え入れえている。

国民党軍とともに台湾へ渡った夫と、

逃げ遅れて上海にとどまった妻。

当時二人は結婚し、子供を身籠っていた。

それから40年、夫の方は結婚するも妻に先立たれていた。

そして、再会し、妻とよりを戻したがった。妻も一時はそれを考えた。

そんな、ストーリー展開だが、

台湾からの客人を迎える一家

そこには、現代の中国の抱える様々な社会的、家庭的問題が垣間見える。

たとえば、結婚しているはずだった上海の夫婦は、実は事実婚で、

正式には改めて結婚写真を撮って届けなければならないとか。

上海の夫婦には、前夫の息子以外に子供がおり、結婚している。

親子の関係が複雑だ。

一方、別れた二人には、社会の風あたりが強く、筆舌に尽くせない苦労があったようだ。

なぜ、台湾へ連れて行かなかったと責めても仕方がない。

夫婦と、生別れた前夫、との心の葛藤。

家族を巻き込んでの家族会議。

そんな夫婦と家族の話に、社会問題が投影され、物語を盛り上げる。

現代上海の映像もきれいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本でもラッパーの映画があった。「SRサイタマノラッパー」がそれ、去年は2が公開!

2011-04-16 17:31:29 | 日本映画

題名だけ見てレンタルしたが、その2があり、2は女性主体の群馬のラッパーの話らしい。

で、「サイタマノラッパー」は、映画祭で入賞するなど話題の映画だ。2009年の作品。

俳優もしらないひとばかり。

ただ、AV女優のみひろが、準主役で出ている。

全体をラップで進行していくので、ラップミュージックの好きな人にはたまらないかも。

ただ、何事にも行き詰っていく青春のほろ苦さが伝わってくる。

監督出身の埼玉、東京人に言わせれば、ださいたま。

そんな田舎町で、ラップにはまった男の物語だが、

完全に、埼玉の若者言葉で通されるので、ききとれないところもある。

傑作なのは、町の役人たちの前でラップを披露し、

役人たちに、真面目に生きろと説教されるシーンだ。

その旧態を、皮肉るのがラップなのだが、なぜかしゅんとしてしまう。

この若い芽がどう育っていくのか?

 

 

 

 

 

 

 

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映画「わたしを離さないで」、日本人作家の作品を欧米で映画化!命について考えさせてくれます。

2011-04-11 20:19:15 | イギリス映画

わたしは、この映画を予見なしで見た。

その方がよい人は、これ以上見ないで見てください。

勿論、冒頭から、それらしい予感はするのですが、

途中で、登場人物の置かれた立場を知って愕然とする。

これは、サイエンスフィクションです。

こんなことは、あり得ないし、あってはならない。

ただ、登場人物はその運命を淡々と受け入れている。

ちょっと、理解しがたいシチュエーション。

でも、この映画のもう一つのテーマ。それは本当の愛。

本当の愛があれば、その運命を猶予されると聞いて、

主人公たちは奔走するが、その結末は、これもネタバレしたくない。

一人の男を巡る二人の女の感情。

それが、特殊な運命だけによけいせつない。

淡々と受け入れる(悲痛な叫びもあるが、全体として)運命。

綺麗な自然をとらえるカメラワークと、主人公たちを演じる俳優たちの素晴らしさが光る。

 

 

 

 

 

 

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恋せざるを得ない女のさがを描いた西原原作の映画「パーマネント野ばら」

2011-04-10 18:02:29 | 日本映画

美容室「パーマネント野ばら」で繰り広げられる、女たちの切ない男物語だ。

これは、身につまされる女性も多いことだろう。

だが、出てくる男は、主人公なお子の彼氏以外は、すべてダメ男。

まあ、その点男にはつらい映画だが、でも惚れてくれる女がいればそれもよし。

女は惚れていてこそ幸せ。でもそうでない女も多いけどな。

原作者西原の故郷高知が舞台。

惚れる女は高知がよく似合う。

それにしても、配役の絶妙さ、主人公の菅野美穂もさりながら、

自動車事故まで起こすみっちゃんに小池栄子、

ばくちにはまりこむ男運の悪い女ともちゃんに池脇千鶴。

ほかに、いつも美容室にたむろするばばあたち。

自分の男運の悪さを憂さ晴らしするため、人の恋がめっぽう気にかかる。

ただ、そんなコメディも、後半のなお子の恋話には、泣かされる。

特に、公衆電話で、「なんでこんなにさみしいねん」と叫ぶシーンは、身につまされる。

悪い男にすぐひっかかる女性ははまるだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

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