おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1971年製作
アフリカ某国代表の依頼で4人の盗みのプロフェッショナルが、警戒厳重なボストン博物館から、展示中の高価なダイヤを盗みだすアクション・コメディ。
ラスト、ロバート・レッドフォードがうきうき、ダイヤが手に入った嬉しさ。
途中、ドジ続きで、かっさらわれると思われたが。
刑務所から、仲間を助け出し、ヘリコプターで、警察署に忍び込む、ドジながら、ハラハラさせてくれる。
軽妙さが全編に。
おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1971年製作
アフリカ某国代表の依頼で4人の盗みのプロフェッショナルが、警戒厳重なボストン博物館から、展示中の高価なダイヤを盗みだすアクション・コメディ。
ラスト、ロバート・レッドフォードがうきうき、ダイヤが手に入った嬉しさ。
途中、ドジ続きで、かっさらわれると思われたが。
刑務所から、仲間を助け出し、ヘリコプターで、警察署に忍び込む、ドジながら、ハラハラさせてくれる。
軽妙さが全編に。
おすすめ度 ☆☆☆
動物アクション好き ☆☆☆★
アフリカの広大なサバンナを舞台に、凶暴なライオンに襲われた一家の父親が娘を守るために戦う姿を描いたサバイバルアクション。
イドリス・エルバが主演。
医師ネイト・ダニエルズ(イドリス・エルバ)は、最近亡くなった妻と初めて出会った南アフリカへ、二人の娘たちを連れて長期旅行に行く計画を立てる。現地で、狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者マーティン(シャールト・コプリー)と再会を果たす。ところが、密猟者の悪の手から生き残り、今やすべての人間への憎悪に満ちたモンスターライオンが出現し、互いに生死と愛する者の命を賭けた死闘に巻き込まれていく……。
大半が、狂ったライオンとの死闘。
車で、サバンナへ行き、そこでライオンに襲われる。
ただ、不用意な、車外での活動。
しまいには、娘たちも外へ出て襲われる有様。
CGのライオンと本物のライオンの映像を巧みにミックス、恐怖を際立たせている。
ラストはちょっとあっけない。
おすすめ度 ☆☆
ポルノ映画好き ☆☆☆
R18+
人里離れた山小屋を舞台に、無欲な男性と野性味あふれる女性が大らかで不思議なラブバトルを展開。
かつては劇作家として活躍し、いまや人里離れた山小屋で、世捨て人ふうの隠遁生活をひとり静かに送る柏木。ある日、港でたたずむ彼の目の前を、若い女性が自転車に乗ったまま、勢いよく海中へと突っ込んでいく。全身ずぶぬれとなって陸に上がって来た彼女・汐里は、おもむろにシャツを脱いで上半身裸になると「今晩泊めてくれない?」と柏木に話し掛ける。それを無視して立ち去ろうとする彼に、汐里はその後も執拗につきまとい…。
歴史ある第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、<若手審査員賞>を受賞。
低予算ながら、ロマンポルノの真髄を体現している。
間宮夕貴と永岡佑の共演。塩田明彦監督作品。
おすすめ度 ☆☆☆
半狂乱な映画好き ☆☆☆★
R15+
「狂覗」「超擬態人間」の藤井秀剛監督が、生きにくい社会に対する怒りをテーマに描いた青春クライムサスペンス。
将(越智貴広)が座長を務める劇団は、世に認められない状況を打破しようと大規模な舞台公演を計画する。だが、将と劇団員の樹志(工藤トシキ)はチンピラに絡まれたことが原因でヤクザに借金を背負わされていた。自殺まで考えた樹志だったが、雪乃(山上綾加)という女性との出会いに救われ、運も好転したように見えたものの、思わぬ事件に巻き込まれる。ついに公演を迎えた将と樹志だが、舞台袖で大事故が発生。将は公演中止を決めるが、樹志は日本刀を振り回して観客を人質にして劇場を占拠する。
半狂乱の舞台が半端なくえぐい。
まさに狂気。
でも何が描きたかったのか
おすすめ度 ☆☆☆☆
鶴谷香央理の漫画「メタモルフォーゼの縁側」を芦田愛菜と宮本信子の共演で実写映画化し、ボーイズラブ漫画を通してつながる女子高生と老婦人の交流を描いた人間ドラマ。
タイトルの意味は、人が人と出会うこと、そしてそれによって変わっていくことを、人生を豊かにするものとして描いている。
毎晩こっそりBL漫画を楽しんでいる17歳の女子高生・うららと、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人・雪。ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来る。美しい表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めてのぞく世界に驚きつつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了される。
BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいく。
こんな若い女性と趣味が一緒、それは、老女にとっては至福の時間だ。
その辺を、芦田愛菜と宮本信子が淡々と描きあげる。
おすすめ度 ☆☆☆
パニックホラー映画好き ☆☆☆★
台湾映画 R18+
人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延した台湾を舞台に、地獄絵図と化した街で再会しようと奔走する男女の運命を、容赦ないゴア描写で描いたパニックホラー。
感染とくれば、すぐコロナを連想するが、この映画では、人間の脳に作用して凶暴性を助長するというもので、流血の量が半端ではない。
こういう映画は。好き嫌いが分かれてしまい。好きな人には良いのかも。
恋愛映画だが、片方が感染してしまい、バッドエンドに。
病院でのかくれんぼと医者による講釈がある。
ファンタジア国際映画祭では初監督作を対象とした部門で最優秀賞を受賞するばど、各国のジャンル系映画祭を席巻。
おすすめ度 ☆☆☆
サスペンス映画好き ☆☆☆★
アニーシュ・チャガンティ監督が、母親の娘への歪んだ愛情の暴走を描いたサイコスリラー。
郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ・アレン)は、先天性の病気を抱えている。車椅子生活を余儀なくされていても前向きで好奇心旺盛で、地元の大学への進学を希望、自立しようとしていた。母親のダイアン(サラ・ポールソン)はクロエの体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれていたが、ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセルを調査したところ決して人間が服用してはならない薬であることが判明。クロエは不信感を抱き母親の隔離から逃げようとするが、その行き先には想像を絶する試練と衝撃の真実が待ち受けていた……。
車いす生活故、制限される中、不審な行動をする母親を追い詰めていく。
一方、母親は,何処までも、追いかけてくる。
冒頭、未熟児出産の母親のシーンから。
じわじわとしたこわさ。オマージュも。
おすすめ度 ☆☆☆
アクション映画好き ☆☆☆★
エイドリアン・ブロディが主演するアクション。
凄腕の元殺し屋で、いまは孤独なゴミ清掃員として暮らす男が、心を通わせた少女を助けるため戦いに身を投じる姿を描く。「レオン」を思い起こさせるが。
殺しのシーンが暗いのが難点。
街のチンピラやギャングたちを片付けていくのだけど、手にする武器がレンチや斧というのがよりバイオレンス度数をアップさせる。
暴力シーンは、どれも目を覆うばかりの残虐さと血生臭さがあり、とても子供には見せられない。
エイドリアンは製作にも加わっており、これを作りたかったのか。
おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1969年製作
西部開拓時代から20世紀初頭にかけて銀行や鉄道を襲撃した実在のアウトローをモデルに、彼らの自由奔放な生きざまをユーモラスかつシニカルに描き、アメリカン・ニューシネマを代表する作品として語り継がれる青春西部劇の傑作。
19世紀末のアメリカ西部。強盗団「壁の穴」を率いて銀行や鉄道を襲撃し、お尋ね者として知られるブッチ・キャシディと相棒のサンダンス・キッド。ある日、ボスの座を狙う手下のハーベイに決闘を挑まれたブッチは、卑怯な手を使って勝利する。さらに、ハーベイの考えた列車強盗を実行したものの、追われる身となった2人は、サンダンスの恋人エッタを伴い、南米ボリビアへ。彼らはここでも銀行強盗を繰り返し、逃避行を続けるが……。
ボリビアへ移ってからの二人は、恋人エッタにスペイン語を教わりながらの強盗三昧。
逃げ方がカッコいいのか?
主人公のブッチをポール・ニューマン、サンダンスをロバート・レッドフォードが演じ、絶妙のコンビ。
強盗しか能のない二人。最後まで、コンビの粋さがテーマ。
おすすめ度 ☆☆☆★
PG12
冬薔薇は、冬にも咲く薔薇のこと。あらかた葉を落として、二つ三つ小ぶり の花をつける姿を目にすると、わびしい思いを禁じえない。
丁寧に育ててやれば冬にも咲く花。主人公の母親が育てている。
阪本順治監督が伊藤健太郎にあて書きした映画。
伊藤健太郎は、ひき逃げ事件で、放置したまま逃げていた。
そのだらしなさにあて書き、ゆえにエンディングはハッピーエンドではない。
学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみながら、友人たちから金をせびってダラダラと中途半端に生きる渡口淳(伊藤)。
埋立て用の土砂を船で運ぶ海運業を営む彼の両親は、時代とともに減っていく仕事や後継者不足に頭を悩ませながらも、なんとか日々をやり過ごしていた。
船仲間や、船長を頼ってきた親子など、それぞれに悩みを抱えながら生きている。
なにか気になる映画だ。
小林薫、余貴美子らが脇を固める。