ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、ハリーポッターの新シリーズ第1弾!

2016-11-30 18:01:25 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ファンタジー(魔法)映画好き ☆☆☆☆

「ハリーポッター」シリーズ完結から5年を経て、新しい魔法映画が誕生した。

これはシリーズ5作中の第一弾。

期待にたがわずなかなかの出来だ。

ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)。

ニューヨークにたどり着くが、ひょんなことから、トランクの取り違え。

そして中から大事な魔法動物が逃げ出す。

おかげで、魔法生物を禁じているアメリカ合衆国魔法議会のお尋ね者になってしまう。

美女二人を巻き込んでの逃避行。

だが、その間に、ユニークな魔法動物たちが大暴れ。

今回この映画の成功の一つは、この魔法動物のユニークさにある。

ちょっと見不気味であったりするがなんとも愛嬌がある。

そこへ、カバン取り違えの、こちらは人間のでぶっちょ。こちらがなんとも愛嬌があって、コミカル担当。おあまけに恋愛担当まで。

魔法界ゆえに何でもありなのだが、ねりにねった脚本が面白い。

まあ、かわいい魔法動物たちに出会えるだけでも満足できるのでは。

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「沈黙の粛清(しゅくせい)」、セガールがスナイパー!

2016-11-29 18:07:52 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

セガール好き ☆☆☆★

一部劇場で公開 R15+

冒頭、麻薬取引現場で、皆殺し。

そのほとんどが、屋上からのスナイパー。

セガールの活躍がこれじゃと思わせるが、それは後に取っておかれる。

セガール扮する元軍人、妻子を殺された復讐戦でもあるが、世の中のごみを退治する。

警察が捜査するもすべて後手。

そんな中、彼の元部下でFBI捜査官。

セガールを助けるのか、敵対するのかちょっとわかりにくい展開。

後半、彼とのタイマンは、ナイフでこちょこちょ。

今回も、爆薬はふんだんに使われる。

まあ、悪徳商人は全滅ってとこか。

かっこいいセガールは、いつ見ても満足。

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「熟れたアモーレ」、イタリア、不倫の末に

2016-11-29 15:20:16 | ヨーロッパ映画
おすすめ度 ☆☆

劇場未公開 18禁

イタリア映画らしい、ぼいんな女性の不倫映画。

二人ともどこかものうげ、スーパーでは働いている若妻は、夫に不満。

強盗に入られ、そこへ来たイケメン刑事。

二人は衝動的に燃え上がる。広々とした畑が続く。

だが、不倫は不倫。

いかにもイタリアらしい映画。

もちろんセックスシーンはあります。
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「聖の青春」、若くして夭折した村山棋士の生涯!

2016-11-28 19:05:09 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆★

将棋好き ☆☆☆☆

1998年29歳で、進行性膀胱がんで亡くなった村山聖棋士。

同時期に活躍した羽生棋士との確執を中心に、生前4年間の出来事を描く。

原作は、大崎善生による同名ノンフィクション小説。

映画は若干フィクションが混ざっている。

将棋という非常に静的な競技を中心に据えた映画。

羽生が、七タイトルを取る中での対局。

「ちはやふる」が、かるたを題材に描き、こちらは、男女関係も絡んでのまさに青春映画。

対して、「聖の青春」は、女気なし。

代わりに、難病(ネフローゼ:腎臓の病)に侵され、余命を限られた男の苦悩が描かれる。

聖には、松山ケンイチが扮し、20キロ以上の増量で、実在の聖に似せようとしている。

羽生には、東出昌大が扮し、なかなかよく研究しているなと思わせる風貌としぐさ。

聖と羽生の将棋の場面は、なかなかの見ものだが、前半の東京へ出るまでの下りと、東京での他の棋士とのやり取りなど、描き方が不十分。

でも、将棋ファンには、実際の譜面を取り入れての対決だけに、熱がこもるというものだ。{/m_0191
/}

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「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」、しんちゃん悪夢退治!

2016-11-27 18:53:00 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

クレヨンしんちゃん好き ☆☆☆☆

アニメ「クレヨンしんちゃん」の長編劇場版24作目。

その独特のキャラ、特に、尻出しキャラに抵抗を覚えて、テレビでもほとんど見ない「クレヨンしんちゃん」

以外に評判が良いので、のぞいてみることに。

たしかに、よくできている。

大和田漠など、大人しかわからないギャグは、大人向けと宣言しているのか。


たしかに、大人が見ても飽きない。

聞けば、劇団ひとりが、脚本に参加しているとか。

道理で、大人向けギャグもふんだん。

今回は、夢物語なので、発想も自由。

しんちゃんの家族と、カスカベ防衛隊の両方の活躍が見れて面白い。

転校してきた女子学生のトラウマが絡んでいて、親子関係に発展。

そういう意味では結構泣かせる部分も。

アニメ嫌いでも、一度は見てみたら。

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「エンド・オブ・ア・ガン 沈黙の銃弾」、スティーブン・セガールのアクション映画です。

2016-11-27 11:54:04 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆

セガール好き ☆☆☆★

劇場未公開

スティーブン・セガールも、もう64歳。

日本人とも結婚しており、日本に親しみを持っている。(その後離婚、別人と結婚)

おかげで、今年年末にかけて、『沈黙の包囲網 アジアン・コネクション』『沈黙の銃弾エンドオブアガン』『沈黙のアフガン』と一挙公開。

根強いファンに支えられている。

まあ、それだけはずれがないということか?

私も、セガールとあるだけで安心して借りている。

本作は、パリが舞台。美女も登場し、押さえどころはおあさえてある。

わざわざ空手シーンを組み入れて、腕前を見せる。

まあ、安泰の一本だ。
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「この世界の片隅に」、太平洋戦争末期、呉・広島で暮らした一人の若主婦の物語!

2016-11-26 19:31:36 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆☆

みんなに見てもらいたい ☆☆☆☆☆

第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックのアニメ化。

冒頭、突然に08年とくるから、えっ。いつのこと?

8歳の少女が海苔を届けにヒロシマへ。そこで、なんと後に夫となる男と出会っている。

そして19年。やっと昭和だと気づく。

少女すずが、呉へ嫁入る。

そこには、夫とその父母、出戻りの姉。その娘がいる。

呉は海軍基地。それからは米軍の空襲で焼け野原となる。すずの家は高台にあるので、消失は免れる。

そして、20年、ヒロシマには原爆が落とされ、終戦。

広島の父母、兄は死亡。すず自身も爆弾で片腕を亡くす。

こんな、背景のすずの物語。

アニメで描かれる世界は、背景などを含めて、細やかな表現。

どこにもぶつけようのない悲しみだが、ラスト、その後、すずは夫と普通の夫婦生活を送っていくだろうと思わせる。

敗戦前後の呉と広島。最も象徴的な町だ。

昔の恋人の話、遊郭で迷子になる話。爆撃でたおれ、姪を死なせる話。そして原爆の後の広島。

70年前の現実が、これが日本なのだ。

なぜか涙がこぼれる。

コトリンゴの音楽。片渕須直の演出。能年玲奈改めのん、すべてのこの映画に携わった人々の想いが伝わってくる。

味わい深い映画だ。



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「二重生活」、尾行を哲学する!

2016-11-25 19:19:10 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆★

哲学好き ☆☆☆★

フランスの女性作家ソフィ・カルの「本当の話」から着想を得た小池真理子の小説の映画化。

大学院生白石珠。教授に博士論文で、尾行をテーマで書くようにと言われ、近所のなかむつまじ夫婦の夫を尾行する。

実直そうな編集者には、不倫相手が、そして、それを知った妻とのどろどろの関係が展開する。

ところが尾行がばれて、詰問され、酔いつぶれて、ラブホへ。

一方、尾行を薦めた教授には、死が近い母親が。付き合っている彼女を紹介し安心させる。

だが、この映画のトップシーンは、誰かが、パソコンのコードで首をくくって死ぬシーンが。

そして、珠の日常生活。それは、アニメライターの恋人とのセックスから始まる。

哲学が、テーマだけに随所に哲学的な言葉があふれていて、興味のない向きにはつまらない映画。

だが、尾行というテーマは、のぞき見の要素が多分にあり、演出の巧みさもあって、物語に引き込まれる。

尾行と哲学がどうつながるのか、最後まで不明だし、タイトルの二重生活もいまひとつわからない。

人間には、二面性があるということか?

門脇麦が初主演で頑張っている。

それにしても、教授役のリリーフランキーは、はまり役だ。

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「罠 少女の誘惑」、山奥で繰り広げられる少女の誘惑!

2016-11-25 14:30:41 | 韓国映画
おすすめ度 ☆☆

劇場未公開 18禁

韓国産エロチックミステリー

エロスの巨匠ポン・マンデ監督が描く美しき欲望の世界!

脚本家が、スランプ。恋人とも別れ、山奥の民宿に泊まってシナリオの執筆。

その宿は、おやじと少女二人暮らし。

おやじは無愛想だが、娘は何かと世話を焼く。

そして、色仕掛の誘惑。

一度、里へ帰った脚本家、少女が忘れられなくて、宿へ。

そして少女の誘惑でセックスまで。

だが、少女はおやじともできてるのか。

並みの韓国エロスと違って、堂々としたサスペンス。

ポン・マンデの力。そこここに見られる凝った演出技術。

主演のユ・ハンジュは、美人ではないが、色気は十分。

まあ、夏の世の夢物語か?

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「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」

2016-11-24 18:54:33 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

青春映画好き ☆☆☆★

PG12

「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督。1980年代、大学で野球部の経験を持つ。

まさにその、1980年代の、大学野球部が舞台。

野球推薦で大学に合格したジェイク。

寮に入ることになるが、入学3日前に寮に到着。

その日から野球部の先輩たちの猛特訓が始まる。

まさに青春グラフィティ。

女、酒、薬など、成人への通過儀礼が3日間にぎっしり詰まっている。

若者の集団乱痴気騒ぎ。

男はこうやって成長していくのだ。

だが、残念ながら、私の経験の乏しさから、こういった大学生活を送らなかったゆえに、いささかうらやましい気がする。

いかにも、アメリカって感じだ。

特に、盛り上がるものはないが、淡々とした流れの中に、気の利いたセリフとか、流れがあって、地味ながら青春を感じさせてくれる。

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