ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「バッドガイズ!!」、ユニークな警官二人組!

2017-06-30 19:22:04 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆

警官もの好き ☆☆★

一部映画館上映後DVD化

イギリス映画なのに、なぜかアメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキが舞台。

下ネタ満載。

「ナイスガイ」の向こうを張って付けられた日本題「バッドガイズ」。

「ターザン:REBORN」のアレクサンダー・スカルスガルドと「アントマン」「エンド・オブ・ウォッチ」のマイケル・ペーニャが悪徳警官コンビ。アイルランド系と黒人のコンビ。

セックス・ドラッグ・人種差別・宗教ネタ満載。

ようは、こんな警官ありとおもわれるはちゃめちゃぶり。

でも、どこか正義感。

まあ、役者の演技に頼るところ大だが。

捜査でアイスランドまで行ってしまう、正義感。

脇もまた、コメディに加担。

気楽に笑ってみるには、いいかも。


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「ロスト・エモーション」、感情のないSF世界、そこで恋をしてしまった二人!

2017-06-30 10:55:57 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

SF・恋愛映画好き ☆☆☆

一部劇場で公開後、DVD化

世界戦争によって地上の99.6%が破壊された近未来。

安藤忠雄の建築物を使って日本でも撮影。

白が基調の無機質。

そんな中感情を亡くした人々が生活。

まさに淡々、眠気を誘う。ここで寝落ちしたら終わり。

リドリースコットの描く近未来映画。

だが、一方、そんな中、恋心を抱いた二人。

発見されれば、即処刑。

ならば余計恋心はつのる。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルトと「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが、せつない恋を感情を殺した演技と燃え上がる恋の演技を巧みに演じる。

一種のロミオとジュリエット。

ラストの展開は微妙だが

なかなかおもしろかった。

 

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「ハクソー・リッジ」、沖縄戦で活躍した一アメリカ兵の戦い!

2017-06-29 19:39:33 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆★ (劇場鑑賞)

アメリカ・オーストラリア合作

メルギブソン監督。

ハクソーリッジは、覚えにくいが、覚えると忘れられない言葉だ。のこぎりの丘という意味らしいが、

日本名で前田基地がそれに該当するが、現在の浦添市、那覇の北に当たる。

米軍はそこから南下して日本軍をせん滅するのだが、まずそのとっかかりのところだ。

映画は、後半、この基地、すなわち絶壁を攻撃する米軍を描く。

まず、艦砲射撃で徹底的にたたきその後、ロープで崖を登り、戦闘、圧倒的な米軍の勝利かと思われたが、

日本軍は、地下トンネルを掘っており、攻撃が一段落すると猛烈な勢い(多数の軍隊)で反撃してくる。

退却を余儀なくされる。

米兵の死骸がごろごろ。

そこをこの映画の主人公・衛生兵が、一人で70人余の傷病兵を助け、ロープを使って、崖の下におろし、救助する。

戦闘は、新たな局面で開始される。

この映画は、この沖縄戦で活躍した実在の一人の衛生兵の物語。(タイトルバックで本人が登場)

宗教上の問題と、兄弟との喧嘩、父親との確執があって、銃を持たないと決める。

実際、軍隊で銃を持たずに戦えない。

前半は、周りや上司による徹底的ないじめだ。

戦争映画の迫力と、この人道的生き方に感動するので、おすすめの映画だ。

この衛生兵を、「沈黙」のアンドリュー・ガーフィールドが好演している。

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「ハイヒールを履いた女」、殺人現場のビルから出てきたハイヒールを履いた女!

2017-06-28 17:39:22 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

ミステリー映画好き ☆☆★

イギリス・ドイツ・フランス合作

原題は「I,Annna」、電話に出たとき最初に話す言葉。

WOWOW公開後DVD化

シャーロット・ランプリングも御年71歳。ふけたものだなあ。でもこの映画2012年の作品だから、もう少し若い。

何しろ、婚活パーティーで知り合った男と、その日にマンションへ。そしてディープスロート。

邦題通り、ハイヒールをはいた姿は魅力的。

殺人事件を捜査中の警部が、この女に惹かれていく。

だが、彼女、子守中に孫を亡くし、そのことでノイローゼ気味。

一方、マンションで早朝に死体で見つかった男性の捜査は続く。

監督は、ランブリングの息子で、少し、舌足らず。

すべてがあいまい。

そこが魅力的なのか。

まあ、ランブリングファンにはいいかもしれないが。

 

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「誰のせいでもない」、雪の日に起こった交通事故、誰のせいでもないのか?

2017-06-27 18:06:37 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

ビム・ベンダース好き ☆☆☆

ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー合作

PG12

主人公は作家。雪の日、車を走らせていると、突然子供の乗ったソリが前を横切る。

子供がいたが、無事だったので、子供の家へ。

そこには、母親がいて、弟を気遣う。弟は牽かれていたのだ。

この事故は、母親のせいでもあり、兄のせいでもあり、主人公のせいでもある。

それから、この事故のトラウマを背負って生きていく。

そして、なぜか、加害者の主人公と、被害者の母子が親しくなっていく。

主人公は作家、この事件がきっかけで、本が売れ出す。

ロードムービーのような、淡々とした展開。

お互いなじるでもなく、傷をなめあっているのか。

12年を経て、少年は大人に。作家にあこがれて、主人公に近づくが、それ以上はない。

3Dで、撮影したというから、また一つの実験をしたのか。

ビム・ベンダース臭は強い。ベルリン映画祭金熊名誉賞受賞者だ。

主人公をジェームス・フランコが、被害者の母親をシャルロット・ゲンズブールが演じている。

 

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京遊び 十一 二条城 その三

2017-06-27 17:41:46 | 日記

 

 

二条城、二の丸御殿の唐門、2013年に修復工事が実施され、

東照宮のような、鮮やかな金具・漆塗・彫刻。

白い鶴と青い蝶、赤い花。

檜皮葺の屋根が美しい。






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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、時間が交差する不思議な恋愛映画!

2017-06-27 10:17:27 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

恋愛映画好き ☆☆☆★

七月隆文の小説を脚本吉田智子、監督三木孝浩で映画化。

福士蒼汰、小松菜奈がコンビをくむ。

京都が舞台。

美大生の高寿、通学途中電車で見かけた女性に一目ぼれ。

友人にそそのかされ、猛烈アタック。

相手の愛美も、受けてくれるのだが、

題名が示すように、愛美は、時間を逆に生きる女だった。

30日間の切ない恋。

別れが来るとわかっているだけに余計つらい。

福士と小松のコンビは、今回は成功。

2人の初々しい恋が物語を引っ張っていく。

物語自体ありえない話だが、あまりぼろを出さずに進行。

まあ、女性向けの恋愛映画ではあるのだが。

 

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「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、過去を引きずる男の悲哀!

2017-06-26 19:25:17 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

再生物語好き ☆☆☆☆

今年度アカデミー賞、主演男優賞、脚本賞受賞作品。

マンチェスターバイザシーという漁村が舞台。マンチェスターはイギリスの都市で有名だが、アメリカにもある、しかも二つあって、区別するためにバイザーシーとしたとか。

その漁村で、仲良く暮らしていた兄弟。

だが、弟は、事件を起こして、いられなくなり失踪。近くの大都市ボストンで、便利屋をしている。

兄が心臓発作で亡くなり、身寄りのない息子を弟に託そうと遺言。

だが、傷心癒えぬ弟は、戸惑うばかり。

しかし、16歳の甥と暮らすうちに、徐々に自分を取り戻していく。

淡々とした、日常の描写に、過去を絡ませるうまい脚本に、いつしかこの映画のとりこになる。

誰にもある悔悟、その孤独はどうやれば乗り越えられるのか。

主人公は、飲んだくれで、暴力的、薬もやっていた。

でも、甥が緩衝材となって徐々に。

だが、世間はそう甘くない。

一歩、一歩か?

主人公を演じるケイシー・アフレックの渋い演技が光る。



 

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「ジュリエッタ」、失踪した娘を想う母親!

2017-06-25 17:56:14 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆☆

ペドロ・アルモドバル好き ☆☆☆★

PG12 激しいセックスシーンがあります。

「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローの小説を映画化。

一人の女を二人の女優で描く、女性の物語です。

男性には、理解しにくいところも多く、やや困惑します。

せっかく見つけたいい相棒なのに、娘と会いたいからと、転居されては、男性は驚くだけです。

それにしても、主人公の周りには、愛だの(それも不倫)、死だの(それも突然の死)、人生があふれています。

98分の中編ですが、内容は盛りだくさん。

美人が多く、景色もよく、色彩デザインが優れている、まあ、それだけで見る価値ありですが、

喋りが早くて、いささか持て余します。

そしてラスト。あっけなく終わります。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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京遊び その十 二条城 その二

2017-06-25 13:35:25 | 日記

大政奉還150周年ということで、二の丸御殿とお庭が公開されている。

大政奉還がなされた大広間など、その独特の作りなど解説いただいたが、

写真は禁止なので、見学だけ。

お庭は立派なもの。

中でも、ソテツが目を引く。京都でねえ。

いずれにせよ京都には、和の文化がひしめいている。

 

 

 

 

 

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