おすすめ度 ☆☆☆
変わった映画好き ☆☆☆★
第74回カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プレミア部門」に選出。
本国フランスでの劇場公開前に明かされたストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1文のみで、物語の詳細は伏せられており、主人公の女性クラリスを軸に、一見するとバラバラのピースがつなぎ合わさることで、ある真実にたどり着く。
「彼女のいない部屋」は邦題で、原題は「Serre moi fort」、ぎゅっと抱きしめて。
内容は、主人公の妄想シーンで成り立っており、難解極まりない。
結局、夫と子供三人が山で遭難死する物語。
その悲しみがテーマの映画。
音楽や映像は美しくそれだけでも楽しい。