ひろの映画見たまま

映画にワクワク

コロンブス 永遠の海

2010-08-31 16:42:40 | 映画
ポルトガルの101歳の監督の作品だ。

自分と妻で出演している。

コロンブスは、出生があいまいだ。

若いころアメリカへ移民、それからずっとコロンブスを追い続けた

老人の物語だ。

ゆかりの地を訪ねては、コロンブスがポルトガル人だと信じている。

よき伴侶を得て、老境では二人でアメリカを旅する。

一種のロードムービーでもあるが

決められたショットの連続で、今風の映画ではない。

でも、ヨーロッパからアメリカを目指した

海の男たちの面影がどこからか湧き出てくる。

不思議な映画だ。
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ヒックとドラゴン

2010-08-28 17:50:39 | アメリカ映画
ヒックは、海賊の長の息子だが、ひ弱だ。

海賊は、ドラゴンを相手に戦っている。

ヒックも、海賊の一員となるべく修業を始める。

そんなとき、ドラゴンの一匹を打ち落とすが命まではとれない。

ドラゴンに羽をつけて飛ばせてやる。

ヒックは、ドラゴンの背に乗って世界を旅する。

ドラゴンを仲間に入れたヒックは

戦わないで、ドラゴンと仲良くしようとする。

そして、ドラゴンの巣にこもる大怪獣を倒す。

3Dの画面を最大に生かしたドラゴンとの戦いと旅

夏休みの終わりにふさわしい大ロマンだ。
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特攻野郎Aチーム

2010-08-26 19:31:09 | アメリカ映画
とてつもなくハッスル野郎の暴れっぷりがすごい。

冷徹な親分、彼のかんというか、優れたリサーチと計画のアイデアは素晴らしい。

力自慢の男は飛行機が大嫌い。でもその活躍はすごい。

ハンサム男は、彼女といちゃいちゃする。

そしていかれポンチの飛行機野郎。

この4人組が、大暴れの物語だ。

メキシコ、イラクで大活躍したのち

偽ドル事件にかかわり、すんでのところで

ドルを持ち去られ、軍法会議で刑務所送りに。

ここからがぜん拍車がかかる。

脱獄はお手のもの、ふたたび偽ドルを追いかけて

車はもちろん、飛行機、ヘリコプターが大活躍する。

これでもかのアクションシーンにぶっとぶ。

特にラストは、港での、どんでん返しのアクションが繰り広げられる。

暑気払いにはもってこいのアクションだ。

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ベストキッド

2010-08-24 19:40:42 | アメリカ映画
母子の黒人が、アメリカから北京へ移住。

だが、その子は、さっそくいじめと女の子に出会う。

いじめをはねのけようと尋ねた空手道場には、すでにいじめっ子が在籍していた。

だが、アパートの管理人のおじさんに助けられ、

空手を習うことに。

服を脱いで枝にかけ、それを下に落とし、また着るという

単純動作を繰り返し。

どうなるかと思ったが、そこから、気を習う。

もともと運動能力を鍛えていた少年は、

やがて、空手大会で優勝する。

そんな、出世物語だが、

ストーリーがうまくできていて、

感情移入してしまい。

すっかり少年の味方をして拍手を送ってしまう。

少女とは、互いに励ましあう仲となり

ドラマを盛り上げる。

ジャッキー・チェーンが、その技を殺し

大人の対応をするので、風格がうかがえる。

紫禁城や、万里の長城など観光名所もふんだんに出てくるので

その面でもお楽しみだ。

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孫文 100年先を見た男

2010-08-17 19:35:17 | 中国映画
中国の革命を成し遂げた男・孫文。

その孫文の一代記かと思いきや。

これは、孫文が革命に9回も失敗し、どん底で

なおかつ、清朝から70万両の賞金のかかったお尋ねものだったときの話。

マレーシアのペナンへ、華僑を頼って再起を図ろうとしていた孫文。

華僑たちも、何度もだまされもう出資の意思は失っていた。

そんな逆境の孫文を救ったのは二人の女。

一人は、医師である彼の助手を務める看護婦。

もう一人は、孫文が頼って行った先の華僑の娘。

そう言う意味では、この映画はラブロマンスでもある。

ただ、孫文が芯が通って、相手を説得する術にたけているという点で。

男優の演技もあるが、

革命を起こす人のカリスマ性が感じられ、その点は成功していると思われる。

大業な映画でなく、地味な語りなので、物足りない人もいるだろう。

1910年代のペナン。そこでの中国人社会がかいま見れておもしろい。


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千年の祈り

2010-08-13 16:58:28 | 中国映画
中国映画なのだが、

舞台は、アメリカ。

なぜか、日本人プロデューサー。

離婚してアメリカで働く娘を訪ねて、父親がやってくる。

楽しいはずの、二人の再会だがなにかぎこちない。

そのわだかまりが、徐々に溶けていくシーンを

淡々と描いたホームドラマというべきか。

ほとんどが、二人とその周りの描写。

異文化に戸惑いながら、イラン人と親しくなったり、

娘の帰りを待ったり、父親の奮闘が描かれるが

特に、ドラマとしての大きな起伏はない。

お互いの秘密が明かされて、未来が見えそうで終わる。

父と子の縁。しっくりとした映画だ。

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川の底からこんにちは

2010-08-11 16:41:10 | 日本映画
元気が出る映画だ。

それは、主人公の開き直りからくる。

もともと東京で、OLをし、尻からの吸引美容で過ごしている。

子連れの男となんとはなしの同棲生活。

「しょうがない」で行き流される生活。

そんなとき、父危篤で帰れという。

父の後を継いでしじみ工場を経営するようにとの伯父の頼み。

なぜか、男が子連れで同行。

そして、しじみ会社に。

だが、そこにいたのはおばちゃん工員。

バイタリティーがすごい。

圧倒されるが、一方、友人に連れを寝取られ

一念発起。

中の下で何が悪いと開き直り。

元気の出るシジミの歌を作り、

事業も順調に。

とこんな調子だが、エロ話も平気でする、普段着映画だ。

ただ、ヒロインを演じる満島、素顔でほえまくりご苦労さん。
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脳内ニューヨーク

2010-08-06 16:41:33 | アメリカ映画
人気脚本家チャーリーカウフマンの初監督作品。

題名からして奇抜だが、

劇作家が、ほうぼう行き詰ったとき

天才賞をえて、一発勝負に出る。

それは、ニューヨークにもう一つのニューヨークを作るというもの。

劇と実際とが混在して、よく見ていても

混乱してしまう。

最初は、彼を置き去りにした、画家の妻を追っかけるが、結局捨てられてしまう。

カポーティのフィリップシーモアが

そのでっぱらの、それでいてナイーブな主人公を演じ

人生の悲哀を見事に演じ上げる。

後半は、がぜん語りが多くなり、

配役もふんだんに出てきて、人生に大切なものを訴える。

この謎めいた脚本についていける人は、結構唸る作品なのだろう。

が、苦手な人にはちょっと荷が重い。
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ソルト

2010-08-06 16:29:37 | アメリカ映画
アンジェリーナジョリー好きの私にとっては最高の映画だが。

そうでない人には、どう映るのか。

でも、話はおもしろい。

キャッチコピーほどではないが、

CIAのはずがソ連のスパイで、大統領を暗殺するのだから

007顔負けの活躍だ。

誰が味方で、だれが敵かわからない。

それにしても、最初北朝鮮で拷問を受ける痛々しさ。

スパイに間違われて、逃げまくる、足の速さと、車を飛び移り続ける

身体能力。

大統領暗殺に、単身乗り込む度胸の良さ。

つかまっては、一瞬の隙に逃げ出す逃げ足の速さ。

まあ、ジョリーのカッコよさにほれぼれ、

これって、双子を産んですぐの撮影らしい。
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象の背中

2010-08-04 19:17:35 | 日本映画
2007年の作品。

今井美樹が出ているので見たくなった。

建設会社の部長が、肺がんが見つかり、余命半年と告げられる。

最近、この余命とか言う映画が多い。

お涙ちょうだいに安易に結びつくからだ。

で、この話のおもしろいのは、

がんを妻に告げないで、長男と愛人に告げる。

この愛人が曲者で、

その特異さがこの映画の特徴かしれないが。

ちょっと変。

さらに、後半、その見返りに

妻とのラブレター。

海辺でのホスピスの綺麗な画面が

あくまで、苦しいはずの映画を綺麗に描いている。

『おとうと』との違いか。

ただ、サラリーマン事情は

丁寧に描いていて、サラリーマン悲哀映画としてはよくできている。

今井美樹は、控えめだが、それがいい。
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