ヴァンパイア映画好き ☆☆☆
『未体験ゾーンの映画たち2015』で上映され、最近DVD化されました。
名匠ジョン・カサヴェテスの長女ザン・カサヴェテスの長編初監督作品。
ヴァンパイアの女性を美しく描こうと腐心した映画です。
アメリカ、コネチカット州。街の外れの豪邸に住むヴァンパイアのジュナ、脚本家のパオロに惚れてしまいますが、最初は、彼の血を欲していましたが、パオロがヴァンパイアになることを決意してくれたので、受け入れます。
一方、ジュナの妹ミミは、奔放で、掟破り、血を求めてさまよいます。
吸血という行為自体が官能的ですが、セックスが結びつきます。ただ、描写はかなり控えめ。
最後は、屋敷の,いわゆるヴァンパイアに相手にされない人間、使用人により結末が与えられます。
女性監督だけに、ヴァンパイアはあくまで美しく描かれています。
まあ、ヴァンパイア嫌いには、いやな映画ですが。
