ひろの映画見たまま

映画にワクワク

カサノバ

2006-06-28 17:42:49 | Weblog
ヴェニスを背景にした、シェクスピア劇もどき、恋愛劇。

華麗、愉快、ロマンと楽しい要素がいっぱい。

登場人物が多いのと、最初の劇のテンポが速くて、ちょっとおいていかれる。

修道院での色恋が見つかって逃げ惑うカサノバ。

しかし、後半は、はしたなくも令嬢に恋心を抱いてしまい、

恋の伝道者カサノバも、一人の女に翻弄される。

しかし、恋物語は複雑に絡み合い、物語は、大団円へ。

最初ちょっと我慢すれば、後はうまいストーリーテリングで、乗せられてしまう。

仮面舞踏会に始まり、花火とゴンドラという大仕掛けでロマンスを盛り上げる。

18世紀のイタリヤの雰囲気がゴージャスだ。
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バルトの楽園

2006-06-24 17:29:43 | Weblog
しかし、日本人は外人に弱い。

第一次世界大戦当時、青島で捕虜としたドイツ人を

徳島で受け入れた。

そこの所長は、ドイツ語をよく話し、捕虜に好感を持って接した。

おかげで、捕虜たちは、のびのびと生活し、

終戦で母国に帰るときは、最後にベートーベンの第九を演奏した。

その間に、町の人々、村の人々との交流もあり、ほのぼのとした物語となった。

所長には、松平健が扮し、鷹揚なところを見せている。

まあこんな話もあったのかと、感慨に浸る映画だ。
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不当不屈

2006-06-22 20:29:57 | Weblog
官に盾ついた税理士の戦いの物語だ。

盾つくといっても、この映画の中では、ほとんどが、官にやられっぱなし。

事務所の職員が拘留され、実家にまで捜査の手が伸びる。

彼を救ったのは、彼を応援する税務署員と妻である。

しかし舞台は地味である。

一見、社会主義映画のような堅苦しささえ感じる。

真っ当に描いているからだろう。

その実直さは、主演の滝田に負うところが多い。

この実直さを買う人は、ぜひ見てほしい。
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マックのコーヒー6月20日

2006-06-20 17:59:18 | Weblog
マックのコーヒーは安い。

ショートサイズが100円だ。

しかい、OのS店では、何も言わなければ、ミディアムでよろしいですか。

といわれて、180円だった。

うっかりすると駄目だ。

Sサイズと言わなければ。

今日は、R店にいったが、昼時のせいもあって、混んでいた。

前の人が、持ち帰りで4個ホットを頼んだので、ポットがからになった。

残念急いでいるのに、待たされそうだ。

パスして、D店の前を通ると、ちょうど空いてそう。

OKだ。

あかげで、今日のコーヒー代は100円だ。

昼は蔵間の日替わりだ。

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ダビンチコード

2006-06-15 18:34:01 | Weblog
話が複雑だ。

キリストの生誕にまで及び、そして殺人が。

殺人者は、自虐性のある宗教者だ。

原作を読んでないとなかなか話しに追いついていけない。

犯人がわかっているだけに、よけいうざい気がする。

確かに、壮大な謎解きなのだが、もうひとつ乗れなかった。
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花よりもなほ

2006-06-13 20:35:16 | Weblog
是枝氏の脚本監督ということで見に行ったががっかり。

デュエリストのような楽しさがない。

時代劇だが、あだ討ちという現代でもっとも縁遠い話。

それも平和な時代でだ。

赤穂浪士やお犬様など時代背景がちょこっと出てくるが、これが何の役にも立たない。

役者も大阪のコメディアンに頼るが,精彩がない。

棒読みだったりする。

お代官たちがあっさりだまされるのも、気が抜ける。

唯一は、宮沢りえだが、もうひとつ輝かない。

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インサイドメン

2006-06-11 20:40:02 | Weblog
銀行強盗を成功させる。

そして、成功した跡に、犯人は消えてしまう。

デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスターら演技陣の

確かさ、と練り上げられた脚本に推理ゲームをするような錯覚で目を離せない。

犯人も異常者ではなく、知能犯なのだ。

銀行強盗でありながら、アクションも少なく、知能を試される。

それだけに、見終わった後の空虚さ。

ただひとつ、銀行の会長の過去が、この事件の鍵を握る。


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僕を葬る(おくる)

2006-06-04 19:23:20 | Weblog
久しぶりにフランス映画を見た。

がんを宣告され余命幾ばくもない若者の物語。

悩みは画面から切々と伝わってくる。

特に、ただ一人、死を理解してくれる祖母のもとを訪れ、生きる意味を確認する。

いらだちのため、家族や恋人(男性だが)との関係を見直す。

旅の途中で出会った女性から子供を作ってほしいと依頼を受ける。

夫も同意しているという。

さみしくなり、恋人と関係を持とうとするが断られ、女性のもとへ。

夫と同席の場でセックスをする。

子供が生まれるという。

そして最後が。

死と対面し、暗くなりがちな画面を幼いころの思い出を含め淡々と描くことにより、フランスらしい洒脱な映画となった。

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嫌われ松子の一生

2006-06-02 19:56:39 | Weblog
ごちゃごちゃのファンタジー映画。

松子のひょっとこ顔がなんとも愛嬌がある。

中谷美紀まで、ひょっとこ。

中学校の先生から、男に裏切られ、殴られ、でも愛され、

ソープ嬢から、殺人の罪で刑務所へ、やくざの女に、なんとも悲惨な人生。

最後は、ごみおばさんになって、子供に殺される。

しかし、映画はミュージカルだ。

悲惨な状況もさらっと歌とコメディで流される。

松子にからむ役者たちは、ひとくせもふたくせも。

子供のころのたのしみは、父だ。柄本明の味がよい。

年老いては、AV会社社長の黒澤あすかがよい。

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