ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「SCOOP!」、福山雅治がパパラッチを熱演!

2017-03-31 18:54:59 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

福山雅治がよくまあ、こんなだめ男を演じたなと、でも本人が力を入れたとか。芸風を広げるためか。

1985年に製作された原田眞人監督・脚本の映画「盗写 1/250秒」が原作。当時原田芳雄が演じたとか。

ある事件以降、やる気をなくしていたパパラッチ。

新人記者を付けられて、教育係に。

次々と、仕掛けを作って盗撮を繰り返す。

テンポ良い展開。

下ネタや女の絡んだストーリー展開。

週刊誌の売り上げがアップして、

今度は、報道写真も撮ることに。

体を張った盗撮で、点数を稼ぐ。

新人さんも成長して、なぜかパパラッチともいい関係に。

そしてラストは、究極のスクープ写真。

新人さんに二階堂ふみ、編集部に吉田羊と遠藤憲一。

究極は、助演男優賞もののリリーフランキーの狂った男。

週刊誌の裏側を覗いた感じ。


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「真田十勇士」、徳川家康の大群と戦った真田軍、壮大な戦闘シーンが圧巻!

2017-03-30 18:34:07 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK大河ドラマの向こうを張って、演劇と映画で真田十勇士を描いた堤幸彦作品。

実は真田幸村は、弱虫だったと歴史を否定。

実在が疑われる真田十勇士にスポットをあて、天下の闘いを描いている。

主人公は、真田幸村ではなく、むしろ猿飛佐助(中村勘九郎)や霧隠才蔵(松阪桃季)。だが、他の八人を加えての真田十勇士が活躍。

淀君と幸村の恋愛沙汰や、忍びの火垂が加わり、お色気も。

でもやっぱり、合戦シーンの壮大さが売りだ。

まず、真田丸という出城での家康との戦闘では、アイデアをひねり出しての大勝利。

二度目の闘いでは、徳川二十万人と真田十勇士という構図で、死闘を繰り広げる。

その合戦の様子は、大群の徳川陣、そのすきをついて前進する真田軍。

この戦では、真田軍は負けるのだが、

後日談で、天草に帰り咲くことになっている。

まあ、講談話の映画化なので、気軽に楽しめばよい。

 

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「泣き虫ピエロの結婚式」、実話の映画化

2017-03-29 18:11:36 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

恋愛映画好き ☆☆☆★

望月美由紀さん、この映画の原作者。

彼女は、ピエロで、バーベキューパーティーで知り合った男性と結婚。

だが、難病のため、結婚して90日で亡くなってしまった。

この望月美由紀さんの自伝的ノンフィクションが、日本感動大賞を受賞。

病気のことが、わかってながらの恋愛は悲しい。

涙なくしては、見れないドラマだ。

志田未来と流星涼のコンビは若々しさを紡ぎだしている。

ピエロという、道化が笑いを誘い、笑顔がほほえましい。

純愛ドラマに外れはない。

 

 

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「ファング一家の奇想天外な秘密」、ニコールキッドマン主演の家族物語!

2017-03-29 15:33:43 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆★

WOWOW公開後DVD化

全米でベストセラーとなったケヴィン・ウィルソンの小説「The Damily Fang」の映画化。

落ち目の女優と売れない作家の姉弟。

彼らの父親は、奇行を演じては前衛芸術と称する変わり者。

それぞれ独立していたが、弟がポテト砲の取材で耳の大けが、おかげで、家族が揃うのだが

今度は、両親が誘拐され、車には血痕が。

でも、じつは。

なにか面白いような仕掛けがあるのかと思ったが、特別なものはなく

盛り上がりがない。どうでもいい話に付き合わされる。

ニコールキッドマンの全裸(でも後姿だけ)

 

 

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「パッセンジャー」、宇宙船ひとりぼっち、彼女ができて万々歳!

2017-03-28 19:13:12 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

宇宙映画好き ☆☆☆☆

宇宙映画だから、壮大な宇宙船の景色、特にプールから見る星空は綺麗。

宇宙遊泳もするが、壮大な宇宙空間。放り出されtら、こりゃ恐怖もの。

120年かけて、目的の星にたどり着く予定の宇宙船。すべてオートマチック。

ところが、巨大隕石に衝突して、破損。

おかげで、睡眠カプセルが開いて、残り90年にして目覚めてしまう。

それから、ひとりぼっちの宇宙船内生活が始まる。

宇宙船といっても、大型客船並みの設備があって、色んな設備も独り占め。

でも、1年もたてば飽きてしまい。よからぬ考えが

ビップの船室の美女を、起こしてしまう。

そして二人っきりのラブラブ生活が始まる。

ところがこの話をロボットのウェイターが彼女にしたものだから、二人は物別れ。

という風に、だだっ広い、客室船内にたった二人の生活が。

ラブストーリーだから、落としどころはあるのだが。

男をクリスブラッド、女をジェニファーローレンスが演じ。

ジェニファーのお色気が光っている。

 

 

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「愛に渇く -thirst for love-」、ドラッグに手を出したばかりに、精神的に堕ちていく

2017-03-27 18:01:33 | 日本映画

おすすめ度 ☆★

一部劇場で上映

「エロチック」に分類されているが、その面では、期待度外れ。

杉本彩も出ているが、そんな気配もない。

躁と鬱の映画だけに、精神面が描かれるのだが

監督の独りよがりの感あり。

振り込め詐欺とか、キャバクラとか、都会の闇を描いてはいるのだが

むしろ、主人公の精神的な闇が主体。

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「ブラック・ファイル 野心の代償」、アンソニーホプキンス、アルパチーノ共演の犯罪劇!

2017-03-27 13:58:19 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

サスペンス映画好き ☆☆☆

全米に君臨する巨大製薬会社の薬害問題、ちょっと、社会ネタの雰囲気だが。

この問題を追っている弁護士軍団の一員、気鋭の弁護士の活躍。

SNSで、元恋人と知り合い、彼女が製薬会社のCEOの愛人と知り、機密のファイルを盗ませる。

このファイルをもとに製薬会社を攻撃する映画かと思ったが、さにあらず、

気鋭弁護士の妻が絡む殺人事件が本筋。

そこに、謎の殺し屋が出現し、複雑に展開する。

殺しと、誘拐と死体移動と、目撃者の病院内での殺人と、殺し屋による拉致。

アクション映画の体をなすが、振り切れていない。

気鋭の弁護士をジョシュ・デュアメル、製薬会社のCEOをホプキンス、弁護士団のリーダーをアルパチーノ。

謎の殺し屋を、イビョンホンが演じ、豪華配役。

監督は、日系二世のシンタロー・シモサワ。


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「特捜部Q Pからのメッセージ」、特捜部Qの第三弾!

2017-03-26 17:06:10 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ミステリー好き ☆☆☆★

デンマーク・ドイツ・スウェーデン・ノルウェー合作

デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの人気ミステリーシリーズ「特捜部Q」の映画化第3弾。

コペンハーゲン警察で未解決事件を担当する特捜部Q。海岸に打ち上げられたボトルに入っていた「助けて」の紙切れ。

これをもとに捜査が始まる。

主人公のカール刑事、まとめ役だけど、必ずしも、最強ではない。ぽこられたり、部下に助けられたり、おかげで憎めない。

子供誘拐殺人事件なので、途中で、犯人は分かってしまう。

犯人の子供時代からの人格が異常となりサイコパスとなった。

中盤、高速列車を使った、金品受け渡しシーンは、黒沢明の「天国と地獄」を思い出させるサスペンス満載。

宗教がらみの話なので、ちょっと日本人にはわかりづらいが。

でも、カール刑事は、無神論者。

特捜部Qのチームワークで、解決へ。

だが。、宗教がらみの殺人の現実は消せない。

 

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「はじまりはヒップホップ」、ギネス認定!“世界最高齢のダンスグループ”のドキュメント!

2017-03-26 11:26:08 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

ニュージーランド・アメリカ合作

平均年齢83歳のギネス公認世界最高齢ダンスグループが、世界最大のヒップホップ選手権へ挑戦する姿を追ったドキュメント。

94歳のスターダンサーをはじめ、ニュージーランドのワイヘキ島の老人たち。

彼らの目標は高く、ラスベガスで行われるヒップホップダンス選手権に出場すること。

だが、まずニュージーランドの選手権に出場する必要がある。

毎日の特訓が始まる。

腕が上がらなかったり、車いすだったり、悪戦苦闘。

ニュージーランドの大会では、若者たちのグループとの交流も始まり、楽しさはいや増す。

なんとか、出場の招待を得ることができるが

今度は資金繰り。(なにしろ旅費が高い、自らの貯金をはたこうとするが)

ラジオやテレビに出て話題作りに。

ラストは、ラスベガスの観光も含めて、たのしいツアーだ。

そのパワフルな映像は、元気を与えてくれる。

メンバーの紹介も、話題を膨らませる。

 


 

 

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「わたしは、ダニエル・ブレイク」、イギリスの社会福祉制度を痛烈に批判!

2017-03-25 18:11:05 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

社会派映画好き ☆☆☆☆

イギリス・フランス・ベルギー合作

2016年・第69回カンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを受賞。

御年80歳のケンローチ監督、一旦は、引退を表明したが、イギリスの福祉制度に光を当て、いい作品をものにした。

主演のダニエルには、映画初主演のコメディアン、デイブ・ジョーンズ。

ダニエルは、妻を亡くし一人暮らしの元大工。

心臓を患い、手当を申請するも、役所仕事に翻弄される。電話がなかなかかからないとか、インターネットでしか受け付けてもらえないとか。

そんな苦労しているダニエルが、やはり困っている母子に遭遇、何かと、世話を焼くことに。

病気で苦しんでいるダニエルを励ましてくれたのはこの母子。

国の福祉制度に問題があり、しゃくし定規なお役所仕事に辟易するも、個人的な助け合いの心が、和ませる。

制度こそ違え、これは世界に普遍的な問題だ。

淡々とした、生活描写に、ユーモアを加えた、ケンローチの目は優しい。

ラストのメッセージも心に響く。


 

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