ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「コロンビア・コネクション―麻薬シンジケート壊滅作戦」、麻薬捜査の実態です

2013-06-30 19:45:29 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

劇場未公開

1970年代に実際にあった話を基に設定。

共同捜査官にはめられ、刑務所に収監された麻薬捜査官。

おとりの麻薬捜査を条件に釈放されるも、それは至難の業。

麻薬の生産国コロンビアとアメリカを結ぶコネクションに命を懸けて挑む物語。

かなり迫真の場面の連続でワクワクさせられる。

ただ、なにせ、日本になじみのない面々の作品であることと、コロンビアとの麻薬ルートというこれもなじみうす。

迫真的なシーンが多いが、派手なアクションとは言いかねる。

そんなことで、結構面白い作品だが、劇場未公開、評判も無に近い。

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真木よう子主演の「さよなら渓谷」、モスクワで審査員特別賞受賞!

2013-06-30 16:37:45 | 映画
今、上映されている真木よう子主演の「さよなら渓谷」、モスクワ映画祭で審査員特別賞を受賞。

冒頭、はげしいラブシーンで話題になっているが、国際映画祭での受賞は喜ばしい。

未見につき、早々に見たいなという希望はある。

それにしても42歳の大森監督、箔がついたね。

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「アフターアース」、ウィル・スミス父子共演のSF映画です。

2013-06-29 15:54:04 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

アメリカでの評判はいまいちらしい。

ウィルスミスが、息子を活躍させるために作った映画。

だからこの映画の主人公は、息子のジェイデン・スミスである。

映画でも父子役を演じている。

2025年、地球には人が住まず、動物たちが住んでいる。

宇宙船で飛行中の事故で、地球に落下。

父は瀕死の重傷。

同行した息子は、士官を志願するが、精神面に問題があるとして正式に採用されていなかった。

そんな、未経験の息子が、瀕死の父の指導の下100km離れたところにある機体後部への旅をする。

途中様々な苦難に会うが、次々にクリア、立派な戦士に成長する物語だ。

ストレートな映画で、それなりのサスペンスはあるものの、壮大さはない。

その地味さが、評判を悪くしているのか?

子供の成長物語としてみれば、それなりに面白いのだが。
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「パーカー」、ジェイソン・ステイサムの悪漢ものです

2013-06-28 18:02:48 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
    B級アクション好き ☆☆☆☆

「パーカー」は、 ドナルド・E・ウェストレイクが「リチャード・スターク」名義で書いた小説『 悪党パーカー』シリーズの映画化だ。(残念ながら未読)

冒頭遊園地での強盗、かつらを付けたステイサムが、まんまと強盗に成功するが、仲間の4人から、次の強盗を誘われ、断ると突然争いになり、危うく車から振り落とされ(自分から落ちたのかな)、その後仲間の一人に撃ち殺される。

なかなか迫真のスタート、機敏なステイサムがかっこいい。

で、死んだはずのステイサム扮するパーカー。危うく農民夫婦に助けられ、病院に担ぎ込まれる。だが、そこで、おとなしくするパーカーではない。

病院から脱出、それも、救急車を強奪しての逃亡。さらに、自ら弾を取り出す荒療治。そのほかにも痛い描写があり、ちょっと引ける。

そして、自分をひどい目にあわせた男たちに復讐を誓う。

一味はパームビーチに集結、パーカーは新たな強盗作戦をかぎつけ、追っかける。

そこで、現地の不動産屋の女性と遭遇、彼女の援助を得ながら、作戦を立てる。

今回は、パーカーの単独行動だけに派手な争いはないがその分ミステリアス。

強烈な殺し屋と遭遇、争いになるなど、アクションシーンもふんだん。

最後は宝石強盗と、それを追うパーカー。

まあ見どころは満載。

不動産屋をジェニファー・ロペスが演じ、花を添えます。

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「華麗なるギャツビー」、ゴージャスな悲恋物語。

2013-06-27 19:02:00 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
    華麗な恋物語好き ☆☆☆☆

1974年にロバートレッドフォード主演で映画化されている。

1920年代ニューヨークが舞台。今回は3Ⅾでの映画化だ。

豪華絢爛たる屋敷での、日夜催される華麗なるうたげ。まるで、キャバレーに招待されたような、それこそ高ピな雰囲気が、ニューヨークの金で明かしたショーの連続、屋敷の豪華なこと、プールまできらびやか。

それは、ギャツビーが恋人にささげるために開いていた。

予告だけ見ていると、その豪華さだけが目につき、うっとりとし、ギャツビーに惚れてしまうのだが、物語はそうは優しくない。

前半は、ギャツビーの屋敷の隣に越してきた証券マン。彼のもとにギャツビーから招待状が届く。

彼の従妹は、金持ちと結婚し、港をはさんだ向こう岸に住んでいる。

ギャツビーの話を聞くうちに、その従妹とギャツビーは、将来を約束していたらしいことがわかる。ギャツビーは戦争に行っていたのだ。

徐々に明らかになるギャツビーの正体。ギャツビーはいまも、その従妹に惚れていたのだ。

そして悲劇が起こる。豪華さの暗転だ。

ディカプリオの好演が光っている。





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「YOU and I」、アメリカ娘がモスクワで!

2013-06-26 19:58:03 | 映画
おススメ度 ☆

劇場未公開

モスクワに母と住むアメリカ娘とモスクワ近郊に住むアメリカ娘が、歌の作曲、作詞をネットで知り合い、モスクワで合流。

「たとぅー」といえばドタキャンのニュースがあったような、そんな、ボーカルユニットのあこがれる若者の話。

クラブに行ったり、はては、薬とか、デートとか、要は若者の映画。

モスクワというちょっと、身近でない夜の街風景。

結局は、いいプロデューサーに出合い、詩が認められ、デビューとなるわけだが、まあそんな世界に遠い存在の俺にとっては、ちょっとうざい話。

主演のミーシャバートンが結構いけているので、その点は救いか?

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「ミステリーズ 運命のリスボン」、19世紀前半のヨーロッパを描く4時間27分の大作

2013-06-26 16:58:17 | 映画
おススメ度 ☆☆

映画としては、ヨーロッパで絶賛されているが、なにしろ4時間27分の大作。

おまけに、ヨーロッパの王侯貴族の話だから、長すぎておススメする気になれない。

そういった重厚なドラマのお好きな方はどうぞ。

それにしても、修道院に身を寄せる孤児の出世の秘密を説くことから始まる物語は、テーマの主人公がいつの間にか変わったり、時代も行き来するので、一筋縄でいかない、重厚な作りに圧倒される。

「失われた時を求めて」以外、日本ではあまり紹介されていないがヨーロッパで絶賛されている監督ラウルルイス。チリ出身でフランスで主として活躍。この作品の後、もう1作撮って70歳で亡くなっている。

ポーランドの文豪文豪カミロ・カステロ・ブランコの原作をもとに映画化。

中で、人形芝居も絡ませながら、ヨーロッパの綺麗な風景と、宮廷独特の華やかさを背景に情熱や欲望、嫉妬や復讐をからませながら、人間ドラマを構築している。

スキャンダルあふれるその世界は、ミステリーズのタイトル通り、謎めいた語り口で、映像の美しさもまって、陶酔の世界へ導かれる。
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「アリラン」、キムギドク自画像映画!

2013-06-25 16:37:46 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

キムギドクは、国際映画祭で評価されている韓国の映画監督だ。

いままで、ほぼ1年1作のペースですでに、15本撮り続けてきた。

だがここにきて、3年ほどブランクができた。

山小屋で、一人自炊生活だ。

もともとその作風からいって、みんとわいわいというものはない。

で、映画は、キムギドクに質問するキムギドク、それに答えるキムギドク、客観的に見るキムギドクといろんな角度から自らを浮かび上がらせている。

したがって、ほとんどがモノローグなので、つまらんといえばつまらない。

その奥を読み取ろうとすると、一筋縄ではいかない深いものがある。

まあ、はまるかはまらないかの問題だ。

撮れなくなった原因が、撮影中に女優の命を奪いかけたこととか、スランプ中に弟子が逃げ出したとか、商業映画は撮りたくないとか。まあ、一応、自らの意見を吐露している。

最後のほうで、自ら朝鮮民謡である「アリラン」をうたっている。

これは、後で知ったのだが、日本の劇場公開では、映画祭で受賞したときアリランをうたったシーンが削除されたとか。ちょっと不思議に思う。だって題名が「アリラン」なのだから。

映画の最後は、キムギドクらしいフィクションで終わる。でも自作自演。
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「ローマでアモーレ」、ローマ観光気分のラブコメディ!

2013-06-24 17:26:25 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
    ウディアレンファン ☆☆☆☆

ロンドン、パリに続いて、今回はローマ。

最近のアレンは、ヨーロッパにはまっている。

しゃれっ気たっぷりで、くすぐりのきいたタッチは、観客を飽きさせない。

4つのストーリーを、交互に描きながら、混乱させずに見せる手腕はさすが。

すべてが、ドッキリの展開、そのくせきっちりおさめてくれる話術もしたたか。

今回は、アレンもオペラ演出家に扮し、娘の婚約者に出合うためにローマへやってくる。

飛行機嫌いは、演出なのか、本人のことなのか。

ローマといえば、オープンな恋の都。イタリア音楽のバックミュージックはそれだけでうきうきしてくる。

突然有名人にされる普通のサラリーマン。何が原因か全くわからぬまま推移して、一端別人に矛先が向くやほったらかしに。今のマスコミを風刺してうまい。その展開に、知らぬ間に乗せられる。

一方、ペネロペ・クルスが娼婦役で、これまた突然の出現。でも話はどんどん進んで、恋人に擬せられる可笑しさ。

冒頭シーン、交通整理の警官が、突然語りだし、いろいろな人生があると紹介し出す。そして、ローマの観光名所がふんだんに出てきて、ローマの良さを余すところなく網羅。

アレンファンにとっては、しっかり、毎年楽しませてくれる。おまけは、シャワーシーンでのオペラ鑑賞だ。ローマならではサービスか?
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「ザ・レイプ」、田中裕子若かりし頃の映画です

2013-06-23 18:15:37 | 日本映画
1982年作品。

落合恵子原作、東陽一監督作品です。

恋人と楽しんだ帰り道、男にレイプされます。

一度は落ち込みますが、体に傷があったことから、警察沙汰に。

そして裁判、当時まだ女性の人権が十分でなかっため、

裁判では、犯行当時のありさまや、過去の男関係など、

知られたくない事実が暴かれていきます。

弁護士の執拗な追及に、危うく合意の上の行為ととられかねません。

確かに社会問題の映画ですが、当時は、田中裕子の大胆な演技が評判となったようです。

彼女、前年に女優助演賞を得て、脂ののっている時期でした。

今回も、レイプされた女だが、妖艶な女という印象を持ちます。

暗い映画の一面を見た気がします。

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