ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「アイルトンセナ 音速のかなたへ」、F1レーサーの一代記!

2011-07-30 14:23:59 | 映画

F1レーサー、アイルトンセナは、F1レースに生きそして死んだ。

ブラジルに生まれ、幼いころからレーサーの修業を積み、

カートで実力を発揮、そのままF1へ移行。

チャンピオンとなる。

フロストという絶好のライバルと巡り合い、

F1レースの絶頂期を迎える。

しかし、時代が立ち、フロストが引退した後も走り続けたセナ。

マシンは、向上するが、危険も増し、

クラッシュで死をまじかに見たセナは

自らの死を予感する。

そしてレース途中、彼も帰らぬ人となる。

世界の英雄でもあったが、

ブラジルでは、国家の英雄とたたえられている。

生誕50年を記念して記録映画が作られた。

F1ファンには、垂涎の映画だ。

 

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映画「トランスフォーマー ダークサイドムーン」、3Dで魅せる最高のアクション。

2011-07-29 19:30:12 | アメリカ映画

公開初日だ。

トランスフォーマーは、前2作を受けて、最終編だ。

題名の示すように、月面着陸をした、その裏側にトランスフォーマーの舞台があった。

就職が決まらない男と、そのグラマラスな彼女。

両親がやってくるとのことでやきもき。彼らは、トランスフォーマーの争いに巻き込まれる。

すでに地球には、オートボットとディセプティコンという二つの

トランスフォーマーが存在し、地球人と共存していた。

突然、車が変化し(トランスフォーム)、金属生命体となる。

そして時には、強力な力を発揮する。

オートボットを地球から追い出し、ディセプティコンの世界にしようとする男がいて、

そこから、大活劇が始まる。

トランスフォーマーの形も様々。

ペット並みの小さいのから、飛行船並みの大きなものまで。

ディセプティコンの攻撃に、軍隊も出動。

空から、空てい部隊が落下したり、

巨大なビルを金属生命体がぐるぐる巻きにして

折り曲げてしまい、ガラス張りの窓はすべて割られ、

人は、右往左往しながら、必死に生き延びる。

これらのシーンは、実に立体的で、3Dに格好の材料だ。

そして最後は、対立する金属生命体、対立する人間集団。

アクションの連続だ。

3Dをうまく活用したという点で、アバターに並ぶ出来だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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中国映画「再生の朝 ある裁判官の選択」、1997年の中国の裁判事情

2011-07-28 17:50:30 | 中国映画

娘を交通事故で亡くし、傷心の妻と二人暮らしの裁判官。

当時は、窃盗でも死刑だった。

その刑法が改正され、大幅に刑が減免された。

そのさなかに起こった窃盗犯の死刑。

映画は、当時の裁判の様子や刑務所内の様子。

さらには、公開で行われる死刑の現場。

私たちにとっては、物珍しいことばかりだ。

裁判長は、公務員で、かなり質素な暮らしをしている。

一方、成金の社長が登場、

婚約者と高級マンションに住み、豪華な生活だ。

腎臓が悪く、移植が必要だという。

死刑囚の腎臓が適合すると知るや、

あらゆる手を尽くして、腎臓を得ようとする。

一面でわいろ社会である。

映画自身より、社会的な環境に目が行ってしまう。

タイトルが、裁判官の選択とあるから、それがメインテーマでもあるのだが?

 

 

 

 

 

 

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韓国映画「愛の運命 暴風前夜」、愛の物語なのだが?

2011-07-27 18:07:17 | 韓国映画

ちょっと複雑な映画だ。

込み入っていて、話のつながりを理解するのに苦労する。

内容がわかると、なるほどそういうことか理解できるが、

そこまでいくのに、ちょっと戸惑う。

マジッシャンの二人組の一人サンピョンに惚れてしまうミア。

だが彼らは、ゲイだった。そしてエイズ患者だった。

それを知ったミアが、彼らの部屋に、そこで銃が暴発彼の相方が死ぬ。

サンピョンは、自首して、監獄へ。

一方、妻を殺したという濡れ衣で終身刑を受けているスィン。

脱獄したい彼は、サンピョンの血を輸血し、エイズにかかり、そして脱獄に成功する。

サンピョンに頼まれ、ミアの経営するレストランへ。

そこで二人の愛が。

ここから、二人の愛の物語が始まる。

エイズという際物的な設定が、結局この映画を嘘っぽくしている。

いずれにせよ、犯罪と愛という中で、ミステリーなのだが、深みがない。

 

 

 

 

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日本映画「死刑台のエレベーター」、オリジナルの印象は強かった!

2011-07-26 18:31:12 | 日本映画

日本版「死刑台のエレベーター」は、原作に忠実に映画化されたという。

フランス映画は、見ているが、新しい映画という印象と背景に流れるジャズの新鮮さ。

ジャンヌモローのなんともいえないアンニュイな感じなどが思い出される。

ストーリーは、よく覚えていないが、今回の映画は

なぜか、都合よすぎる偶然が重なりすぎているように思える。

さらに、完全犯罪にしては、何か抜けているような感じがして、

最後は、腕利きの刑事が事件を解決するが、

これも、出来レースの感が。

ただ舞台が横浜、吉瀬美智子が、エキゾチックな雰囲気を醸し出し、

暴力団組長の別荘が第二の舞台となり、日本映画にしてはあか抜けている。

ただ、題名のエレベーターでの主人公の奮闘がいまいち迫力がない。

まあ、リメイクものにはオリジナルを超えるのは無理か?

 

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NHK山田洋次が選ぶ日本映画100選、「異人たちの夏」亡くなった父母との遭遇!

2011-07-25 16:18:07 | 日本映画

1988年の作品。

山田太一原作、市川森一脚本、大林宣彦演出。

40歳のシナリオライター、妻子と別れ、マンションに住んでいる。

ある日、幼いころ住んでいた浅草へいき、そこで父母とあってしまう。

父母は、彼が12歳の時、交通事故で亡くなっていた。

で、出会った父母は、その頃の若さのまま。

懐かしく思い、足しげく通うようになる。

一方、彼の住むマンションは、夜は住む人がいない。

ただ、3階にだけ灯が。

そこの住人、うら若き女性が彼の元へシャンペンを持って訪ねてくる。

現代(昭和60年代)と昭和30年代の

東京が混在、何とも不思議な、

ある種懐かしい光景だ。(関西人の私にはもうひとつピンとこないが、

東京特に浅草の経験のある私には懐かしい)

一方で、若い父母との交流という、変則的な時代の共有。

お盆にふさわしい映画だが、

オカルト部分もあり、ちょっと怖い。

流石、手慣れた職人たちの出来栄えだ。

 

 

 

 

 

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映画「シルビアのいる街で」、憧れの女性シルビアはどこに?

2011-07-23 14:24:02 | 映画

なかなかレンタルされなくて、やっとという感じ。

でもこの映画、まったくの曲者。

だって、フランスの古都ストラスブール。

そこで出会った女性、シルビアを6年後探しにやってきた画家志望の男の話。

街にはオープンカフェが、そこで休憩し、彼女を探す。声をかけるが無視される。

次の日、またカフェ、そこでカフェにいる女の子たちを鑑賞、デッサンを描く。

その中の一人に、目星をつけ、追っかける。

彼女は気づいていながら、彼を尾行させる。

でも人違いだという。

まあ、こんな風に、シルビアという幻の女性を求めて

ストラスブールを歩き、電車に乗り、バーに行き、楽しむ。

ストーリーがあってないような、

音と映像の映画だ。

探すという行為がミステリアスで、相手が美人ならなおさらのこと。

芸術的といえばそうなんだろう。

まあ、新しい映画といえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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映画「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を超える」、今回はタイへ!

2011-07-22 16:47:53 | アメリカ映画

これは、「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編だ。

前回同様今回も4人組の活躍だが、花嫁はタイ人で、タイへトリップだ。

舞台がタイへ移った分、アジアンテイストだ。

でも、ハングオーバー、すなわちひどい二日酔いは変わらない。

で、猿がいて、アランは丸刈り、スチュの顔にはタトゥが入っており、またしても想像できない事態を引き起こしていた。

この映画の特徴は、ハチャメチャで、お下品なことだ。

まあ、お子様やお上品な方は要注意。

逆にいうとそれだけ、おもしろいってことか?

舞台がタイだけにまったく行動が違う。

そして、花嫁が待つ結婚式。

相手は一流だけに、このお下品さではゆるされない。

そこが悪戦苦闘の面白さだ。

ただ、まあこれでいいのかとさえも思う。

稼げればいいってものでも?

 

 

 

 

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映画「大鹿村騒動記」、今は亡き原田芳雄、最後の力作!

2011-07-21 18:23:14 | 日本映画

やはり、テレビで放映された原田芳雄のやつれた姿での舞台挨拶が印象的だった。

おかげで映画は、大盛況。

長野県下伊那郡大鹿村の今も続く伝統村歌舞伎。

この伝統芸術を主題に据えて、

男と女の恋愛模様を織りなし、見事な喜劇を仕上げた。

主演の原田芳雄がやったと、多分言ったであろう出来だ。

原田扮する善は、昔、女房に駆け落ちされた。

その女房貴子が、浮気相手の治と顔を隠して帰ってきた。

貴子が認知症で、治と善を取り違え困って、善に引き取ってくれという。

二人は、まだ離婚届を出していなかった。

記憶喪失の貴子と村人たちの大騒動が次々と起こり、

善と貴子は、昔とったきねづか、

村歌舞伎の主役を務める。

村に新幹線が通る話とか、今風な話題も入れて結構面白い。

脇を固める役者がそれぞれ芸達者で楽しめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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NHK山田洋次が選ぶ日本映画100選、「雨月物語」戦乱の世に生きる男の野望!

2011-07-18 15:17:27 | 日本映画

「雨月物語」は、ベニス映画祭で銀熊賞を受賞している。

実に綺麗な映像と、怪しい日本的風景。

戦乱時の琵琶湖。

陶工の儲けようという野心と、戦で出世しようという野望。

兄弟は、戦乱の中で、一度は夢を実現するが、浮世はそれほど甘くない。

兄は、戦乱で滅びた亡霊につかれて、ひと時の浮世離れに現を抜かすが、その時家族は?

一方、弟は、戦果を横取りして出世するが、嫁は戦士たちに回され落ちぶれていく。

京マチ子という、妖艶な美女を得て、あやしげな屋敷での狂宴は見事。

戦乱を逃れて船でいく琵琶湖の靄のかかった日本的風景は絶品。

なにしろ、当時は日本の映画職人は一品で、

それがこの映画に集結し、見事な作品を世に送り出した。

 

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