ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「ブロンド少女は過激に美しく」を見る

2011-01-28 17:44:18 | 映画
100歳の監督と聞くと、年寄りの話かと思うが、

今回は、なんと若者の恋愛話。

リスボンから南へ行く列車で、

隣り合わせになった婦人に自らの恋愛話を語りかける。

それは、“妻にも友にも言えないような話は、見知らぬ人に話すべし・・・”であった。

叔父の店に採用された青年は、2階に自分の机を持ち執務する。

向かいの窓に現れた美少女。

一目ぼれした彼は、運命もあって、知り合い結婚しようとするが

叔父に反対され、アフリカへ。

そこで、財を蓄え、再び彼女に結婚を申し込む。

それが???

短編小説の映画化だ。

ゆえになんともオチ付きのショートコントというべきか?

(少女は美人といわれるが、それほどと思わない。国情の差か?)
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愛する人

2011-01-27 20:27:07 | アメリカ映画
若くして妊娠。産んだ子供は産むとすぐ養子に。

アメリカならではの光景だが、

そこには、悩みがついて回る。

そんな問題をテーマにした映画。

母と子の愛。

14歳で出産、母親に反対され、娘は養子にだす。

それから40年、娘とは一度も会えず、母親と暮らしている、性格はきつい。

養子に出されえた娘は、今は一人で生活。

法律のエキスパートで、やはり性格がきつい。

そんな、離れ離れの二人だが、いつもお互いを気遣い、会いたいと思う。

きつい性格の二人に、鷹揚に付き合ってくれる男性が現れる。

三つ目の話として、新たに養子を欲しがる夫婦と

養子に出そうとする若い女性が描かれる。

そして、衝撃のラスト。

三つの話は結びつくのだ。

親子、愛人など人と人の生き方についていろいろ考えさせられる映画だ。

親子愛がテーマなので、結構のめりこめる。(ちょっと強引なところがあるが)

演技陣がしっかりしているのが、バックにある。





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グリーンホーネット

2011-01-25 15:21:50 | アメリカ映画
3D映画だ。時間の都合で吹き替え版を見た。

アメリカのテレビドラマの映画化だ。

バットマンやスパイダーマンのような、正義のヒーローだ。

ただ、主人公は、新聞社の御曹司で、

相棒に、車オタクというか、発明家というかの日本人(中国人)カトー。

二人が、夜の正義のため、悪い奴をやっつける話だ。

一つの売りは、カトーが作る強力なマシンと、彼のアクション。

まあ、車だからかなり派手なカーアクションだ。

3Dだけに迫力はある。

でも話が、いまいち

役者が下手なのか、吹き替えがだめなのか。

キャメロンディアスがでて、色を添えるがそれまで。
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映画「海炭市叙景」を見る。

2011-01-23 16:32:51 | 日本映画
海炭市、この名前だけでは、台湾映画かとすら思った。

日本映画である。原作の題名のままだ。

実際にロケされたのは、函館。

函館に旅したものには、懐かしい風景。

叙景だから、スケッチみたいなもの。

函館に生きる人のいくつかの光景を描いたもの。

それぞれに、脈絡はない。

ただ、この映画は、かなり現代の日本人の原点に触れるものがある。

兄妹、夫婦、おばあさんと猫、父と子、夫婦と子供。

それぞれの話はつらい。

失業であったり、立ち退きであったり、

新しい仕事であったり、

妻の浮気であったり、

家庭内暴力であったり、

結末は決してハッピーエンドではない。

でもなぜか心に引っ掛かるものがある。

それが映画なのだ。
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ソーシャル・ネットワーク

2011-01-17 17:44:16 | アメリカ映画
ソーシャルネットワークといってもぴんとこない人間にとって

やはり、まくしたてられるコンピューターの世界はわかりにくい。

で、さっそく「フェイスブック」を初めてみた。

なぜか、大学の後輩がさっそく、友達になってくれた。

いまや、ツイッターが日本では大流行だが、アメリカなどでは

映画に出てくるフェイスブックが最大らしい。

でこの、フェイスブックを立ちあげたのが、19歳の青年で

この青年の成功物語だ。

成功といっても、冒頭話が合わないとガールフレンドに振られるは、

ボート部のマッチョにおどされは、いいかげんにちょろい。

でも最後は、10億ドル長者になるのだから天才なのだろう。

コンピューターのテクニックだけかと思ったら、

金儲けではないといいながら、結構上手に回していくあたり

成功と失敗と、世渡り上手ともいえる。

ただ、女性にはもてない。

大学が、出発点だけに、大学関係の話がたくさん出てくるし、裁判が絡んでくるので、

この辺の関係は、日本人にはわかりずらい。

ともかく、こんな話題で、観客を引っ張っていくのだから大したものだ。








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映画「人生万歳」を見る

2011-01-13 17:35:27 | アメリカ映画
ウディアレンの40作目だという。

主人公は、ノーベル物理学賞受賞者の初老(離婚して一人暮らし)、

今回は、舞台はニューヨークだが、アレンはでない、でもよく似た役者が演じる。

例によって、早口のしゃべりまくり。哲学でもある。

相手役は、年若い美女。それが、迷い込んできたのだが

仲良くなって結婚してしまう。

そこへ娘の母親と父親がやってきて

男女の物語が。

その展開は、予想外で結構面白い。

すべてが、縁なのか?

ゲイだとか、複数愛だとか、きわど会話も!!

アレン好きにはいいかも??
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映画「レバノン」を見る

2011-01-12 21:01:18 | 映画
ベネチア映画祭グランプリだけど

日本では、東京で公開されただけで、もうDVDだ。

世界で絶賛された戦争映画。

監督の1982年レバノン戦争の実体験をもとに描かれた作品だ。

同じ戦争映画でも、アメリカ映画は、まだ、日本になじみがあるが

さすが、レバノンは、日本の大衆を引き付けるものが少ない。

この映画が評価されるにはその撮影方法だ。

ほとんどが、戦車の中と、戦車からのスコープの映像だ。

狭い戦車、それも油でくろくよごれ、その暗さが、映像を鮮烈にしている。

スコープから見える市民戦争。

傷だらけの死傷体。逃げ惑う市民。

許しを請う人。

そして、敵中に孤立した戦車の中での仲間のやり取り。

戦争のむごさが浮き彫りにされる。

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映画「アンストッパブル」を見る

2011-01-10 14:27:42 | アメリカ映画
アメリカの機関車は、どこか野性的だ。

まるで、バッファローが走ってくるみたいで迫力がある。

そのディーゼル貨物列車。

だれきった職場、、緊急ブレーキをつながないまま、

ブレーキをかけて降りてしまった。

だが、そのブレーキが効いていなかった。

それからが大変、列車は猛スピードで走る。

それも危険物を積んだまま。

最後に待ち受けるのは、市街地の急カーブ。脱線間違いなし。

止まらない列車を、どう止めるのか?

そこに立ちふさがった二人の機関士。

退職勧告されている老機関士と新米機関士。

家庭問題を抱える彼らが必死の作戦。

実話ストーリーだけに、現実味がある。

地についたスリリングだ。

全篇緊張の連続。列車を救うという美談だけだが、そこまでのいきさつが

丁寧に描かれて、迫力は満点。

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映画「酔いがさめたらうちに帰ろう」

2011-01-06 16:42:16 | 日本映画
これは、漫画家と結婚した戦場カメラマンの

アルコール中毒とがんとの闘いの実話をもとにした映画だ。

とともに、一度は離婚したが

ずっと支え続けてくれた妻と子供とのホームドラマだ。

アル中でぶっ倒れるところから物語は始まる。

そして、精神病院、アル中専門の病院へ。

その中で不思議と存在していく主人公。

精神異常やアル中患者たちとの交流。

なぜか、今の中を映し出しているようなそんな雰囲気が漂う。

浅野忠信と永作博美の絶妙コンビのせいもあって、

ほのぼのとした家庭愛をうかがわせる。

アル中と元妻というドロドロさが、あんまり感じられないところが救いか?



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バーレスク

2011-01-04 16:54:00 | アメリカ映画
バーレスクといえばストリップショーと思っていたが

ミュージカルの小型版。

ただ、酒を飲む大人の社交場で、繰り広げられる音楽ショー。

歌の好きな田舎娘が、都会へ出てきてバーレスクで働き、

強引にダンサーに潜り込み、歌も歌うようになり出世する。

バーレスクの危機を、アイデアで救うおまけもついている。

踊り子同士の熾烈な戦いもあり、恋のさや当てなど見どころ満載。

主演のアギレラは、映画初出演だが、

全米で、現代のマドンナ、マリリンモンローと称せられる人気者。

一方、バーレスクのオーナーを演じるシェール。

彼女は、ベテランのエンターテイナーで

二人を中心に、歌とダンスで盛り上がる。

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