おすすめ度 ☆☆★ (劇場鑑賞)
文学映画好き ☆☆☆★
イギリス・アメリカ合作 PG12 レズシーンが過激
フランス文学界で最も知られている女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。彼女の絶大な人気と影響力は衰えることなく、今なお人々を魅了し続けている。近代の幕開けという時代の変革期において、彼女の功績は計り知れないが、そんな波乱と情熱に満ちた人生が実力派のキャストとスタッフによってスクリーンに蘇った。
フランスの片田舎で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のようなパリへと移り住む。
男尊女卑の時代。作家ウイリーの助けを得て、文学作品を世に出し、絶賛を受けるが、自らの名前は出してもらえず、ゴーストライターに甘んじている。
夫も、バイセクシャルだったこともあって、レズの世界へ。
それから、自らの才能を花開かすのだが。
コレットを演じるキーラナイトレイの美しさと衣装のすばらしさが目を引く。
ただ文学作品がテーマだけに、文学に興味がないとつらいかも。