おすすめ度 ☆☆☆★
劇場未公開
カザフスタンの小説家、イリヤス・イェセンベルリンの歴史小説をアカン・サタエフ監督が映画化。壮大なロケーションとリアルな戦闘シーンでカザフ国の形成の歴史を描く。
カザフ国を興したケレイとジャニベクの没後、跡を継いだ息子のブルンダクとカシム。彼らにとって、シャイバニの息子・シャフモハメドは長年の宿敵だった。シャフモハメドはブルンダクとカシムを仲違いさせようと謀り、2人は互いに疑念を抱き始める。
カシムが争いを好まず、民のことを重視するよき指導者として描かれ、争いに巻き込まれながら、民を統治し、カザフスタンの繁栄のため努力する姿を描く。
なかなか立派な英雄物語だ。
合戦シーンも迫力がある。