おすすめ度 ☆☆☆★
王室ドラマ好き ☆☆☆☆
今年は、英国女王ものの当たり年だ。
女王ものとあって、おろそかにはできず、それなりの出来が多い。
本作も、二人の女王のうち、美貌と才知に恵まれたメアリーに重点を置いた、新ドラマとして注目に値する。
もちろん、歴史ドラマだけに、その背景を予習しておくのがよい。
当時はまだ、男性社会。
ただ、王に男子ができなければ、という一心で、多妻という方法もとられる。
だが今作は、二人の女性。
結局、エリザベスは、一生独身をとおすが故に、悩みが多く、一方のメアリーは、これまた男運に恵まれず、無理やりのセックス、1分で、子を授かり、これがのちに王位継承。皮肉なものである。
「レディ・バード」のシアーシャ・ローナン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビー、二人の女優対決は見もの。