ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「土竜の唄 香港狂騒曲」、土竜(潜入捜査官)香港へ!

2016-12-31 18:52:38 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

今年の年末は映画不作。ついにこんな駄作を見る羽目に。

高橋のぼるの人気コミック「土竜の唄」を、三池崇史監督&宮藤官九郎脚本&生田斗真主演で実写映画化。第二弾。

日本を代表する監督三池崇史と脚本家宮藤官九郎。

どうしてこんな映画しか撮れないのか。

まあ、年末、正月だからか?

香港協奏曲と言いながら、景色だけ香港。

本田翼、菜々緒、仲里依紗の美女をそろえながら、お色気路線のはずが。

まあ、一番の見どころは、全裸の生田斗真だけとは、情けない。

潜入捜査とうたいながらちゃっちいアクション。

まあ、古田新が出て「新感線」風ドラマなのだが。

このゲスた下ネタに腹を抱えるうすら寒さ。

ほんと、韓国映画を見習ってほしい。

 


 

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「セトウツミ」、二人の男子高校生の無駄話!それがまた面白い

2016-12-30 17:34:19 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

此元和津也の人気漫画「セトウツミ」を実写映画化。

ほぼ、会話だけのコミック。まさかの映画化。(原作は一部ネットで読める)

そこが面白い。映画にして、観客を引き付けるその話術は確か。

高校2年生の瀬戸と内海。合わせて瀬戸内海(セトウツミ)だが。

内海は、落ち着いたインテリ風、塾へ行く前の1時間半を川べりで過ごすのを信条としている。そこへ、サッカーをしていた瀬戸が割り込んで二人の会話が始まる。

瀬戸には好きな女子高生がいる。だがその子は、内海に気があるらしい。

彼女を挟んでの会話のやり取り。

そして家庭のことも。ここら辺は、いささかシリアス。

小話を、連ねた構成。何故面白いのか。

まず俳優の力。池松の内海と、菅田の瀬戸。

特に大阪生まれの菅田の大阪弁がすごい。池松は福岡出身だが、受けなので、ある程度無難。二人は、高校生を演じるのに無理はあるが、演技とか映画の価値からすると妥当なところか。

監督は、大森立嗣。

75分の商品だがよくまとまっている。

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根津甚八さん逝く

2016-12-30 08:49:10 | 日記

根津甚八さんが逝った。

GONINを見たのが、最後。

あの時も病人だったが。

ちょっとはすかいの美男子。

どこかクール。

また一人逝ってしまった。

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「あの場所で君を待ってる」、チェコで織りなす二つの恋、中国版ラブストーリー!

2016-12-29 17:18:38 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆

ラブストーリー好き ☆☆☆★

一部劇場で公開。

アジアで幅広く活動するアイドルグループ「EXO」の元メンバー、クリス・ウー(呉慷仁)が映画初主演。

舞台はチェコのプラハ。

ただ一人の身寄りの祖母が亡くなり、その因縁の地を訪れたジンティエン(ワン・リークン)、通う学校の同級生ズーヤン(クリス)と出会い恋に落ちる。

その地は、大戦時プラハで過ごし、恋に落ちた祖母が住んでいた。

二つの恋物語が交互に描かれ、因縁の深さを知る。

美しいプラハの町で、恋に落ちる二人の姿は微笑ましい。

日本の少女漫画の恋愛ものとは一味違った大人のテイスト。

監督は、祖母の若かりし頃を演じるシュー・ジンレイ(徐静蕾)。

女性監督らしい落ち着いた雰囲気。

最近、韓国、中国映画が、劇場で公開されにくい状態なのは、残念だ。

 

 

 

 

 


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「オフィス 檻の中の群狼」、オフィスの中の謎の事件!サイコサスペンスで韓国社会の闇を描く

2016-12-29 12:04:25 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆★

ホラーサスペンス好き ☆☆☆

一部劇場でのみ公開

PG12 惨殺シーンがあります。

冒頭、ある日の朝、男(課長)が、家族全員をハンマーで惨殺する。

課長は、会社出勤後、姿を消す。

その会社のインターン(女性)ミレ、試用期間ののち正社員に採用される予定だが。

突然会議室に、男性社員の死体が吊るされて降りてくる。

それから、次々と不可解な殺人事件が。

一方、新しいインターンが採用され、こちらは優秀、前任のインターーンはピンチ。

警察の捜査が始まるが、次々とホラーな出来事が。

韓国得意の、ホラー、サスペンス映画。

今回は、韓国の就業状況がクローズアップされる。

ただ、強引な設定がやや難か。

 

 

 

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「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」、チェコのユダヤ人の子供たち669人を救った男・ニコラスの物語!

2016-12-28 17:51:47 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

見てほしい度 ☆☆☆☆

これは、イギリスのシンドラーと呼ばれたニコラス・ウィントンの第二次世界大戦前夜、「キンダートランスポート」と呼ばれた作戦を実行した男の物語である。

映画は、ドキュメンタリーであるが、中には、再現部分も含まれる。

日本では、杉浦千畝が有名だが、イギリスにもシンドラーがいたのだ。

大戦まで、ドイツは、ユダヤ人排斥のもと、海外へ追いやっていた。そんな中、チェコには多数のユダヤ人がいた。

その子供たちを救おうと立ち上がったウィントン。ヨーロッパの他の国は受け入れてくれず、結局彼の母国が受け入れてくれた、そして養子縁組という形で受け入れたのだ。そのあっせんをしたのが、ウィンストン。

後日談、ウィントンはもともと銀行マン。その後すっかり忘れていた。

それから50年後、たまたま妻が、「キンダートランスポート」の記録を見つけたことから、テレビ局の目に留まり、大人になった子供たちとの再会が果たされる。

そのテレビのディレクターがこの映画の監督だ。

そして現在もこの活動の輪が広がっており、みんなに参加を呼び掛ける。

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「裸足の季節」、トルコ出身の監督が描く、5人の少女の抵抗物語!

2016-12-27 19:10:41 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

シリアスな恋愛映画好き ☆☆☆★

フランス・トルコ・ドイツ合作 

舞台は、トルコ、イスタンブールから1000キロ離れた田舎町。

そこは、従来の伝統が引き継がれ、仕来りがことのほか大事にされている地方。

10年前に父母をなくし、祖母と叔父の下で暮らす5人の少女。

海辺で男性たちと、騎馬戦をし、はしゃいでいたが、すぐさま通報され、少女たちは折檻される。

そして、窓に鉄格子をはめられるなど、監禁状態に。

そして、近所のおばさんたちによる、村のおきての学習。

すきを見て、逃げ出し、サッカーの応援に、だが、テレビに映ったためばれてしまい、さらに厳しい壁が作られる。

そして、姉妹には、村の風習に従ってお見合い結婚の話が。

長女は恋人がいてパスするが、次女がしぶしぶ結婚。

といった、古き仕来りと、暴力叔父の存在で、自由をもがれた少女達だが、末娘が周到な計画の元、4女を連れて脱走する話。

この映画がデビュー作となる38歳のトルコ出身の女性監督。

自らの体験をもとに少女たちのみずみずしい活力を引き出し、因習とたたかう女性像を作り上げている。

アカデミー賞フランス代表を勝ち得るなど高い評価を受けている。

トルコの田舎町の風情が覗かれて興味深い。




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「ボヴァリー夫人」、ギュスターブ・フローベールの古典的名作の映画化!

2016-12-27 11:06:17 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

一部劇場で劇場公開

ドイツ・ベルギー・アメリカ合作 フランス文学の映画化だが

不倫文学の粋とされる原作の映画化だが、本作はエロの部分は控えめ。

むしろ18世紀当時のフランスの片田舎の様子が、美しい風景と衣装と相まって、美しく描かれている。

ボヴァリー夫人に扮するのは、ミア・ワシコウスカ。

彼女のワンマン映画で、好き嫌いは分かれるかも。

修道院で育ったエマ、ボヴァリー家に迎えられるが、当時のことゆえ、質素が求められる。

もともと奔放だったエマ。

その生活に飽き足らず、高級品を買いあさったり、金持ちと付き合ったり、果ては不倫まで。

そして最後は破滅するのだが、その描写は、文学的高揚感に乏しい。

さらっと、18世紀の瀟洒な雰囲気を味わうにはもってこいなのだが。


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「バイオハザード ザ・ファイナル」、ミラ・ジョボビッチのアリスも見納めか?

2016-12-26 19:36:25 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

アクション映画好き・ミラ・ジョボビッチ好き ☆☆☆★

PG12 残酷シーン満載

ただ、今回は、ミラさんのお色気は封印です。

バイオハザードは、1996年プレイステーションのゲームとして発足。

2002年に映画化され、ミラ・ジョボビッチの代表作となる。本作で6作目。

生物化学兵器の使用で、ウィルスが蔓延。その感染によるアンデッドすなわちゾンビが大量発生。

今作のトップシーンは、廃墟と化したワシントンDC。

そこで目覚めたアリス、突然空を飛ぶ巨大なクリーチャー(鳥か蝙蝠か)が襲ってきて大乱闘。

そこからは始まるアクションの数々。

やたらカメラは、回るので、気分がおかしくなる。

何しろ、お告げで、「アンチウィルスを48時間以内に、手に入れろ」と時間制限の闘争劇。

敵と戦うほか、大量のゾンビが追いかけてくる様は圧巻。

建物に入っても一難去って、また一難。

ラッキーなお助けが入って、何とかクリア。

おまけに、記憶になかった幼少期の記憶も取り戻して、一応は完結。

お正月気分映画だ。

ローラの出演は話題作り。

 

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「エクスポーズ 暗闇の迷宮」、キアヌリーブスのサスペンス映画

2016-12-25 19:05:50 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆

キアヌリーブス主演ということでレンタルしたが、少し前に見た映画で、ほとんど記憶に残っていない。

キアヌ扮する刑事の同僚が殺された事件。

この同僚は、評判が悪く、捜査に協力してもらえない。

同僚が持っていた写真。

そこに映っていた女性に興味がわく。

この女性、なんともオカルトチック。

ようは、見えないものが見えるのだ。

そして結末は?

という展開だが、

謎の女に扮するアナ・デ・アルマスが魅力的。

 

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