ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「それでも、やっぱりパパが好き!」躁うつ病のパパと家族のハートフルコメディ!

2016-08-31 17:23:10 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開。

1970年代後半のボストン。

双極性障害の男性(躁と鬱が起こる)にとっては暮らしにくい時代。

問題を起こしては次々に首になり、仕事につけないパパ。

母親は、キャリアアップのためニューヨークの大学院へ進学。

残された二人の娘と躁鬱パパとの奮戦記だ。

ちょっとおかしなパパだけど、娘たちはとってもパパが好き。

好きだから許せることもある。

監督マイア・フォーブス自身の父親が双極性障害だったので、この映画は、父を描いている感じ。

その点では、病気のことがよくわかった描写だ。

マーク・ラファロが父親を演じ、堂に入っている。

娘たちの成長物語でもあり、ラストは感動ものだ。

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「リザとキツネと恋する死者たち」、日本ビーキのハンガリー映画

2016-08-31 11:07:31 | ヨーロッパ映画
おすすめ度 ☆☆☆

ハンガリー映画

第35回ポルト国際映画祭でグランプリ、第33回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で審査員&観客賞を受賞のファンタジックコメディ。

監督が来日時に知ったという栃木県・那須に伝わる「九尾の狐伝説」をモチーフにした映画。

1970年代のブダペスト。リザは日本大使未亡人の看護人として住み込みで働いていた。

リザは30歳。いつも恋を夢見ている。

だが、日本人歌手・トミー谷がリザに恋をしていて、何かにつけて邪魔をする。

おまけに、トミー谷は幽霊なのだ。

トミー谷は、むかし一時期日本ではやった、そろばん漫談のトニー谷をもじっている。

そして歌手故、歌を歌うのだ。

ところが、大使未亡人が不慮の事故で亡くなりリザは独りぼっちに。

それから、恋をするも、相手はなぜか死んでしまう。

怪しいと、屋敷に住み込んだ刑事が、リザに惚れてしまって万々歳。


なんともユニーク。

おまけに、監督が日本で買いあさったCDを基に作った楽曲がまたいい。






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「秘密 THE TOP SECRET」、近未来、死者の記憶を覗き見る犯罪捜査!

2016-08-30 19:55:10 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

PG12 149分の大作だ。かなり、グロテスクなシーンがある。

清水玲子の同名ミステリーコミックを映画化。

「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督作品。

2060年の近未来。犯罪捜査に「死者の記憶を映像化」という手法を導入。それを担当する「第九」。

一家惨殺の犯人の死刑が行われたのち、「第九」の捜査が始まる。

この捜査、犯人の脳を切開し、それを受ける人、の二人に数多くの細い線がつながれ、一見かなり物々しい。

映像には、娘絹子が惨殺する様子が浮かび上がる。

一方、新興宗教の教祖による集団自殺事件が発生。その男の記憶ものぞかれる。

ただ、この「第九」の中にも、あまりの過酷な映像による捜査で頭がおかしくなり死ぬものも出てくる。

そんな、死者の記憶を使った捜査がテーマの映画だ。

だが、全体を覆うグロテスクな事件と、息詰まる心理戦が主体の映画であるのと、話が広がりすぎてわかりづらい面があって、大作の割には感動は少ない。

「第九」を率いる室長にも心の悩みがあり、話の深みに寄与すればいいのだが、ちょっと空回り。

生田斗真、岡田将生、吉川晃司、松坂桃季、栗山千明ら若手と新人織田梨紗、ほか脇役陣もベテランが出ており、配役陣は豪華。

斬新な作りに意欲は買うのだが。




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九州旅行 大宰府 梅が枝餅

2016-08-29 20:02:47 | 日記
福岡と言えば大宰府。

天神から、西鉄で向かう。

大宰府の門前町。



名物梅が枝餅を喰らう。



土産は、見るだけ。




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「ゴーストバスターズ」、文字通り幽霊退治!女性3人+1人の大活躍!

2016-08-29 17:53:55 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆★

1980年代に一世を風靡した「ゴーストバスターズ」のリプート版(再起動)。

ただ、1989年に2が公開されており、今回は3となる。

ゴーストバスターズはそのまま読めば、幽霊退治。

ただ、ニューヨークの幽霊は日本とはちょっと違う。

どろどろしていない。

でてきては、がばっとやってくる。

この映画では、電磁減少として描かれ、バスターズの退治方法は、

消防隊よろしく、電波の塊をドバっと、浴びせかけるのだ。

話は、幽霊研究家が、世に認められなくなり、幽霊退治を商売にする会社を立ち上げることから始まる。

そして依頼による幽霊を退治していくが、市の当局が、停電させて幽霊を街中に放り出してしまうところから話は大きくなる。

次々と退治するも、幽霊のほうも成長して、最後には巨人が登場する。

何とか理論でリケジョが退治する勇ましい話だ。


根底に、コメディがあるが、アクションシーンも結構こなしており、楽しみは豊富。

何しろキャストされた面々はコメディアン。それぞれに経験もあり、美人でないところがツボにはまる。

30年に一度のお祭り騒ぎは楽しい。









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「鬼はさまよう」、殺人鬼と復讐鬼を追う刑事の物語!

2016-08-28 18:51:25 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

美人のスギョン、刑事の兄、夫は銀行員、妊娠発覚し、みんなでテーブルを囲むはずだった。

その彼女が連続殺人魔の犠牲に。

犯人は、サイコパス。

案外簡単に車をぶつけられて捕まる。

だがその車には、血の跡と妹の携帯が。

犯人に問い詰めるも庭に埋めてあった3名以外は白状しない。

当然、死刑にはなるが、韓国では、最近は死刑はない。

3年たっても、のうのうと生きている犯人。

妻を殺されて、心が壊れ、自殺も図った夫。

彼が選択した道は、暴力団抗争を逆手にとったものだった。

入獄中の暴力団員とサイコパスの犯人とのタイマンは新しい展開だ。

入浴中故、犯人は全裸。パクソンウンの渾身の演技。まあ、そこだけ光ってもなあ。

そして始終笑みを浮かべるサイコパス。

一方、殺人鬼と化した銀行員は、犯人を山に連れ出すが、逆に襲われてしまう。

三つどもえの展開に手に汗を握りたいが、やや散漫。

韓国のノアールにしてはちょっと手ぬるい。

まあ、新人監督ソン・ヨンホンだからやむを得ない面も。




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九州旅行 福岡タワー

2016-08-28 16:31:22 | 日記


福岡のまず第一のポイント。福岡タワー、天神からはバスが出ている。

福岡市早良区のシーサイドももち地区にあるランドマークタワー(電波塔)で、高さは234m。日本で1番高い海浜タワーでもある。1989年のアジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)にあわせて建設された。福岡市と地元有力企業との共同出資による福岡タワー株式会社が運営している。





エレベーターは、スケルトンになっていてちょっと不気味。最上階の展望室はエレベーターで約70秒・高さ123m。




市内が一望できる。







改めて、正面から塔を見上げる。










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「九州旅行」、まず博多へ

2016-08-27 19:21:00 | 日記
暑い日が続く中、今年も夏休み旅行に出かけた。

地震の被害を受けて、弱っている九州を励ますために。

とりあえず、新幹線に飛び乗って一路九州へ。

博多到着。

福岡なのに、なぜ博多なのか。

まず、この疑問に、案内所の女性が教えてくれた。

博多は、福岡県福岡市博多区なのだ。

で、博多の名前が通っているので、あえて、区の名前を表に出しているのだという。

博多駅の玄関口は立派。

そしてホテルへ。

天神がホテルの近くなのでまず天神へ

天神の由来をタクシーの運転手に聞くも、答えはない。

水鏡天満宮があるので、つけられた名前らしい。

タクシーの運転手は、「渡辺通り」だという、渡辺さんはこの辺を開拓したらしい。で、地元では渡辺のほうが有名。

昼食は、鯛めし。


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「花のように あるがままに」、「在日」コリアン舞踏家・ 裵梨花

2016-08-27 18:08:42 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

朝鮮、在日、日朝関係について、興味のある方はぜひ見て下さい。

在日二世裵梨花(ペ・イファ)さん、コリアン舞踏家。

その日常を活写するとともに、彼女の父裵学奉(ペ・ハッポン)さんの数奇な人生をたどる。

そこには、日本と朝鮮の面々と続く、深い歴史がある。

この映画は、淡々と描いているのと、梨花さんの明るいバイタリティが、見るものを決して暗くさせないが、語っていることは、根が深い。

ナビゲーター役の岡本美沙さん、作曲家でもあり、音楽パートを務め、これがまた心に届く。

日本の朝鮮侵略に始まって、併合、同化と、朝鮮を踏みにじってきた歴史がある。

特に、第二次大戦時、日本の軍隊に駆り出された者もいたが、むしろ労働力としてこき使った面がある。

ハッポンさんは、この労働者として、朝鮮から日本へ連れてこられ、脱走するほどのひどい扱いを受けていた。

脱走してからも転々と、持ち場を変わり、最後は岐阜県各務ヶ原で、飛行機の避難壕を作っていた。今、そこに父母の墓がある。

治安維持法で、葬られた朝鮮の若き文士たちの歌が流れる。

朝鮮人の言論の抑圧、それが、日本がした朝鮮への行為だ。

一方で、梨花さんの日常の活動が描かれる。

歌や踊りの特技を生かした活動と、人権問題への取り組みだ。

いまだに、受ける偏見による差別。

梨花さんの子供たちは、立派に育っているが、みんな芸能活動をしている。

彼らもそれなりの差別を受けてきた。

ヘイトスピーチなど、差別撤廃とは逆方向へ動き出している今日、この映画を見て考えてほしいと思う。





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「虹蛇と眠る女」、ニコールキッドマン主演のオーストラリア映画。

2016-08-26 18:42:02 | 映画
おすすめ度 ☆☆★

オーストラリア・アイルランド合作 R15+

ニコールキッドマンが、全裸になっているシーンが話題に。何しろ、田舎町を全裸で歩くのだからすごい。

原題は、Strangerland(見知らぬ地)。

邦題はよくわからないが「虹蛇」はオーストラリア原住民の間で語られる架空のもの。

荒野というか、砂地の田舎町に引っ越してきた夫婦。少年と年頃の女の子が住んでいる。

年頃の女の子は、すぐ誰とでも寝る奔放な女性、引っ越しの原因は彼女の男関係。

突然、少年と女の子は行方不明に。

熱帯砂漠には、2日と生きていられない。

警察も総がかりで捜索する。

映画は、この失踪のミステリーではなく、それをめぐる、夫婦ら大人の心理劇だ。

お陰で話は淡々と進むので、ある意味退屈な映画だ。

オーストラリアの新人監督キム・ファラントの作品で、オーストラリア出身のキッドマンがこれに惚れて出演したという。

ただ、男と女の関係が非常に複雑で、女性にしかわからない面がある。



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